皮膚の天疱瘡

【概要】
表皮接着蛋白が標的となる、自己免疫性疾患

【症状】
・膿疱
・痂疲

【検査】
膿疱の塗抹染色:未変性の好中球+棘融解細胞
病理検査:確定診断(丘疹or膿疱が適している)

【治療】
■犬
・プレドニゾロン 2mg/kg SID→1mg/kg SID→1mg/kg 2日に1回
 治療のこつは早急に減量しない事
 ←軽症例では単剤でやってみる
 (天疱瘡では多飲多尿の発現が多いため、
  筆者は導入時からメチルプレドニゾロンを使用することが多い)
+
・アザチオプリン 2mg/kg SIDから開始

■猫
・プレドニゾロン 2~4mg/kg SID から開始
+
・シクロスポリン 7mg/kg SIDから開始


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