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まぁまぁ貧困な実家でした2

高校に入ってすぐに父から「なるべく早くバイトを始めなさい、携帯が欲しかったら自分で稼いで買いなさい」と言われました。



自分でもすぐにバイトしようと思っていたし、納得して、お弁当屋さんでバイトを始めました。
バイト禁止の高校だったので内緒でしていました。



部活も入って、クラスは特進クラスに進むように、って父に言われました。


私も部活で吹奏楽したかったし、特進クラスの方が色々と今後のために良いよね、って思ってそうしました。



まぁ全部こなせるわけもなく、


成績はすこぶる悪かったし、授業に全くついていけず、周りは賢い子ばかりで話についていけず、友達も少なかったです。



バイトは高校卒業まで続けました。お弁当屋さん楽しかったし、自分のバイト代を自分のためだけに使えるのも嬉しかった。さすがにバイト代を実家に入れろ、とかは言われなかったです。



その後は父が探してきた学費の安い看護学校に入りました。
実家から遠くて通うの大変だから一人暮らししたい、と言ったけど、仕送りできないし、その他もお金がかかるからダメ、と言われました。



バイトを2つかけもちして、3ヶ月で20万貯めたので夏頃から自分で準備して一人暮らしを始めました。
勝手に何決めてるんだ、って父にいわれたけど、通えないし、バイトも実家と学校の往復で時間とられてできない、って伝えると、渋々納得しました。



仕送りなしで、奨学金とバイト代でなんとか3年間過ごせました。
国家試験の勉強で、バイトを休んでいた時期、お金がどうしてもなくて、母に、一回でいいし仕送りしてほしい、と頼みました。



いくらいるの?と聞かれたので「五万あれば大丈夫」と答えました。



ぴったり五万振り込まれてました。
ちょっと多めに入ったりしてないかしら、って期待していたけど、まぁそんな期待無駄でしたね。



そこからは看護師としての給料があるからまぁ貧困な感じではなくなりましたね。



お金は本当になかった実家でしたが、母は優しかったし、父とは仲が悪かったわけじゃないし、弟とも関係はよかったです。


今も仲良しだし、貧乏エピソードは話し出したらキリがないけどまぁネタみたいな感じで受け止めてます。



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