「今こそ停戦を!」1月24日、歌手加藤登紀子氏を迎えてのイベントのご案内

 新しい年が明けました。一日も早く、ガザ・ウクライナ双方での即時停戦が実現することを強く願っています。
 「今こそ停戦を」の1/24開催のベンドのご案内です。


「今こそ停戦を」のホームページより直接引用。

 1月24日午後7時より歌手の加藤登紀子氏をスペシャルゲストに迎えて開催されます。
詳細は下記の次第です。
今こそ停戦を Cease All Fire Now
「2024を和平の年に」プレゼン&トーク スペシャルゲスト 加藤登紀子
1月24日(水)19時〜20時半 東京ウィメンズプラザホール(開場30分前)全席指定1,500円  東京都渋谷区神宮前5丁目53−67
* 東京ウィメンズプラザホール へのアクセス/ 東京都渋谷区神宮前5-53-67/JR・東急東横線・京王井の頭線・東京メトロ副都心線渋谷駅 宮益坂口から徒歩12分/東京メトロ銀座線・半蔵門線・千代田線表参道駅 B2出口から徒歩7分/都バス(渋88系統)渋谷駅から2つ目(4分)青山学院前バス停から徒歩2分

ウクライナ・ロシアの戦争、ガザ地区ハマスへのイスラエル軍の空爆、2022年、2023年の戦争を私たちはまだ止められていません。一刻も早い停戦を促すために私たちはいま何ができるのでしょうか。戦争を止めるため、新たな火種を遠ざけるため、「いま日本の人ができる、戦争を遠ざける9つの具体策」を話し合います。スペシャルゲストには国民的歌手、加藤登紀子さんをお呼びしています。ぜひお見逃しなく。

オープニングアクト
ウォン・ウィンツァン Wong WingTsan (ピアノ)
伊勢崎賢治 ISEZAKI Kenji (トランペット)
スペシャルゲスト 加藤登紀子
プレゼン&トーク: 羽場久美子、伊勢崎賢治、和田春樹、岡本厚、東郷和彦、田原総一朗、藤田高景、鈴木国夫、マエキタミヤコほか

チケット購入はこちらから  https://ceasefirenow1.peatix.com/

主催:今こそ停戦を呼びかける人たち /   お問合せ : サステナ(担当:マエキタ)090-7727-3918
協力:デモクラTV:http://dmcr.tv(最初1ヶ月無料)/「レディオひけしライブ」(毎月第2、第4木曜日夜8時-9時)生放送
『今こそ停戦を Cease Fire Now ! 』とは2022年2月に始まったウクライナとロシアの戦争の停戦を呼びかけています。2023年5月広島で開催されたサミットには361名のご支援をいただき新聞広告を掲載しました。その後勃発したイスラエルとガザ地区の停戦も呼びかけています。 https://ceasefire-now.jimdofree.com/ceasefire-now/」(「今こそ停戦を」ホームページより直接引用)

 1月24日には、ウクライナ・ガザとも停戦が実現し和平交渉に入っていることを強く願っています。

平和への最大のチャンス、ウクライナ和平合意を壊したのは誰か 交渉当事者から新証言相次ぐ 「ロシアを追い詰めろ」が生んだ悲劇(47NEWS) - Yahoo!ニュース(1/5)
以上のような報道もなされています。またこの件については猪野弁護士による下記のブログ論考があります。
ロシア・ウクライナ戦争の停戦をぶち壊したのはやはり米英両国か - 弁護士 猪野 亨のブログ (fc2.com)
 ロシア政権の侵略1か月少しで最大の和平の機会が訪れ両国は和平合意寸前だった、しかし米英などがそれを壊した、ということはこれまでも度々主張されていました。ここにきてそれを裏付ける証言がさらに出てきています。もちろんロシア政権の軍事攻撃は侵略行為でありロシア政権側は即座にやめるべき、たとえ米英などの和平妨害があったとしても、その後のロシア政権による侵略占領その他数々の蛮行はなんら免責されません。その点は強調しておきます。そのうえで上記の記事が事実であるとしたら、米英サイドも政治責任は逃れられない、と思います。
 また「平和への最大のチャンス、ウクライナ和平合意を壊したのは誰か 交渉当事者から新証言相次ぐ 「ロシアを追い詰めろ」が生んだ悲劇」の記事で「最新の世論調査で半数近くの国民が戦争について「交渉を通じての解決策模索」を求めていることが判明した」と指摘されているように、かってよく言われた「徹底抗戦・全領土武力奪還がウクライナ市民の圧倒的多数の立場」ともいえなくなってきており、「交渉による解決模索」と意見を二分していると思われます(この世論調査は「ウクライナ、交渉による戦争終結を望む世論が半数に(ニューズウィーク日本版) - Yahoo!ニュース(23年12/5)で紹介されているものと考えられる)。
 さらに最大の軍事支援国アメリカの世論動向です。
(21) 野口和彦(Kazuhiko Noguchi) on X: "ギャラップ世論調査(2023年11月) アメリカ人全体の41%が「アメリカのウクライナ支援は多すぎる」と答えており、これは2022年8月の24%、2023年6月の29%から上昇している。「米国の支援は適切」と答えたのは33%で、6月の43%から減少した。 https://t.co/bgxYUqQfR0 https://t.co/GlqWgcixPI" / X (twitter.com)
 「ウクライナへの支援は多すぎる」としているのが41%と最大の比率を占めるようになっています。

 ロシア・ウクライナ戦争については、一昨年3月和平合意寸前だった、反転攻勢の失敗・武力による領土回復はほぼ不可能・世論動向、から考え今停戦は可能、そして同時に停戦以外の選択肢があるとは思えません。
 ガザで日々続くイスラエルによる虐殺行為に対しては、当然停戦以外の対応はあり得ません。

 1/24には、ウクライナ・ガザで停戦が実現しイベントを迎えることを願っています。

白井邦彦
青山学院大学教授

 




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