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遭難費用(1日1雑学)

海や山での遭難事故、
夏場は海が多いですし冬場は雪山での
遭難事故のニュースをたまに目にしますよね。

そんな遭難事故ですが、
海は遭難にかかった費用を請求されず、
山の場合はされるってご存知でしたでしょうか?

基本的に海の場合は、
通常は海上保安庁や公益社団法人である
日本水難救済会が救助にあたるので
費用を請求されることはないようですね。

対して山は、警察、各地の遭難対策協議会、
消防団、山小屋関係者などによる捜索救助活動が行われることがあります。

このうち警察など公的機関が行う救助活動は
公務として無償ですが、民間に依頼した
場合には、費用がかかることになるという
ことなのです。

ちなみに民間の山岳隊に救助&捜索を
依頼した際の費用は、一日一人あたり
2万円~3万円、150人規模で捜索してその中の10%が山岳会の方だとすると、
一日で最低でも30万円ほどかかる
計算になります。

これが日増し計算になるので6日間の捜索だと180万円程となります。

意外と安いのかなとも思いますが、
遭難なんてするもんじゃないですね。

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