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Botterとして本格活動して2か月が経った
はじめまして
はじめまして、あいかわと言います。
界隈の人からしたら大分遅い参入ですが、今年の夏からBotterとして本格(?)参入しました。新参Botterの為、みなさんにとって有意義なアウトプットはできません。そもそもアウトプットする事自体が苦手なのですが、今後のBotter生活の質を向上させるべく、アウトプットを通して沢山の界隈の方と交流できればと思い始めました。
ええ、つまりは自己利益の為です。
特別ファンという訳でもない、と言っては失礼なのですが仮想通貨界隈に入ってはじめて買ったNFTがKawaiiSkullさんのNFTなのでせっかくならこれをアイコンにして自分のイメージを刷り込んでいこうと思っています。実際可愛くて気に入っています(自分にはちびキャラに見えています)。背景の青も目に留まりやすい気がするのでマーケティング的にも良いのかな?知りませんが。
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今月の結果
無名Botterの長ったらしい自分語りには興味ないと思うので結論ファーストから行こうと思うのですが、今月はB級Botterという所です。現状稼働しているBotは2種類。DEX-DEX間アビトラとstablecoin-fiat両建てです。基本はリスクを取らないトレードに主軸を置いています。
Dex-Dex間アビトラ
DEX-DEX間アビトラは特に説明する事はないと思いますし、こっちのモデルは現状だと全然稼げていないです。出来高の高いプールはつよつよBotterによってほとんど食われてしまいますし、出来高の小さいプールでやっても大して利益にならないという所で非常に立ち回りに困っています。現状は小さめのプールでちまちま稼いでいるという感じです。こっちだけだと月利益は数万という所でしょうか。
こちらで利益を出すにはもっと技術力が必要だと感じています。
Stablecoin-Fiat両建て
もしかしたらこちらはあまり話題には上がらないのかなと思います。呼び方は適当です。こっちが自分のモデルの中での収益の大半を占めています。改良次第では再来月辺りにはA級を狙えると思っています。幻想かもしれませんが。
やっている事ですが、オラクルを利用しているコインのオンチェーンとオフチェーンの価格差を利用します。あるステーブルコインがchainlink等のオラクルサービスのレートを参考にコインを発行している場合、オンチェーン上のレートの更新は早くても数十秒に一回程度でしょうから、少なからずオンチェーンとオフチェーンのレートには価格差が生じるはずです。明確な価格差が表れれば、FXを利用してステーブルコインとフィアットの両建てで差額が利益として得られます。
実際にはここに手数料なのが加味されてくるので収益機会はぐっと減りますが、それでも稼げる所は確認できています。収益率で考えると高くはありませんが、Botter同士の戦いというよりはオラクルと自分の戦いなので初心者向きな感じがします。(最終的にはプールの取り合いにはなると思いますが)
まだ取り切れていないプールも存在するのでそれらにも参入、および既存Botの最適化が図れればA級に近づけるはずなので今後に期待です。
11月の立ち回り
今後の自身の課題についていくつか述べていきます。
エッジ調査
言わずもがなですが、あたらしいエッジを求めて調査を続ける必要があります。リサーチ力には自信がなく、昔から苦手ではあったのですが、Botterとして生きていくには仕方がない事です。最近は少し慣れてきました。
前述した通り、オラクルを利用しているプロダクトは潜在的に若干の遅効性があるはずなのでそこを収益と結び付けられる所がないかを中心に探しています。
Aptos&Suiの勉強
少しAptosとSuiの勉強をしてみたいと思っています。理由はいくつかありますが、
1. 新規チェーンで多くの出資を受けていて期待が高い
2. SolidityではなくMove言語を取り入れている
が大きな理由です。一度ブロックチェーンの全体の構造(Mempool, バリデーター, コンセンサス)当たりの勉強をしたいと思っていたのでこれを機会にAptosで勉強しようと思っています。
Moveをとりいれている点で、既存のEVMチェーンのBotをそのまま搬入してくる事はできないはずなので多少のハードルは存在していると思います。既存のつよつよBotter達と少しでも差を縮める為に新規チェーンで勝負してみようという訳です。
実際SolanaのつよつよBotter達が流入してきているという話も聞くので別に意味ないかもないかもしれないですが、一旦勉強は続けます。出来上がっている市場に入るより新規市場に入る方がメンタル的にやりやすいです。
"目先の"利益<自己成長
これは非常に大事にしています。自分は参入が遅かったせいで周りはすでにつよつよ状態。正直かなり焦ります。しかし、早く収益化できるようにしたいという焦りはBotを粗末なものにします。周りのBotterは土台にある基礎知識、技術を必ずどこかで身に着けていて、自分もここを避ける訳にはいきません。逃げた時にそのツケが回ってくるはずです。
これはTOEICでスコアを上げる為に小手先の技術を駆使する感覚に近い気がします。英語力が無くてもTOEICのスコアは取れますが、汎用性の高い英語力を身に着けるには直近のTOEICの点数を犠牲にして基礎を勉強した方がいいですし、結局汎用性の高い英語力を持っている人は最終的なTOEICのスコアは高いはずです。
Bot作りでも本当にそうなのかは正直わかりませんが、今はそんな感じがします。
もちろん、自己成長という感じの良い言葉に満足している訳ではなく、これはあくまで累積報酬の最大化を達成する為のルート分岐に過ぎないという事です。
”目先の”利益と自己成長を天秤にかけた時には遠回りをした方が良い事もあるはずだと自分は考えています。強化学習の勉強で学びました。
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ここからどうでもいい話
ここから自分語りします。どうでもいい話です。
Botterの始まり
初めて"仮想通貨"で収益を得るという体験を得たのはJPYCでした。
このnoteを作るにあたり過去のツイートを遡っていたのですが、Botterを始めるきっかけになったツイートはおそらくこれだったと思います。
JPYCがAstarに対応したらしく、早速JPYC on Astarを購入してArthSwapでSwapしようとしたら、1USDC=144JPYCという政府PegのJPYトークンもびっくりの超Price Impactだったので、逆に持ってるUSDCをJPYCにコンバートしておいた いまUSDC、USDT、DAI、BUSDとか持ってる人割とチャンスでは(NFA)
— megan㌠.eth (@megan_sunteam) April 20, 2022
当時はDefiという言葉自体も名前程度しか知らなかったのですが、これを聞いてちょっと試してみるかという気持ちになったんだろうと思います。
ちなみに4月当時は1ドル125円程度を推移していたので、このツイートが本当であればとんでもない状況であるように読み取れます。(今みると半年前のドル円レートに驚くことになりそうですが)
これをみた後、Arthswapに行って実際に手でトレードしてみる事にしました。初めてDEXを触った瞬間です。すると確かに高いレートで交換する事に成功しました。
そこから数日間はArthswapに張り付いて、高いレートになったら手動連打するというのを繰り返していたのですが、段々と勝てなくなっている事に気づきます。競合相手は”Bot”でした。自分も相手に対抗するべく人生初めてのBot制作に着手します。
当時自分が作ったBotは裁定でもなんでもなく1USDC=140JPYCを超えたら買って1USDC=135JPYCを下回ったら売るというとてもシンプルな手法でした。リスクヘッジも何もないですが、あくまでもJPYにペグするならいつかドル円レートに帰ってくるだろうと楽観的にみて髭を取っていく手法です。手動に比べるとメタマスクでの署名作業などを省略できた分、これだけでも収益が出せました。
探したら当時の収益結果がスプレッドシートに残っていたので一応張っておこうかなと思います。よく見ると先ほどのツイートと記録の開始日が同じなので、あのツイートに感化されてすぐに始めたのでしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1667261890457-dROGStBsy1.png?width=800)
![](https://assets.st-note.com/img/1667261916959-bwb0WYJS5R.png)
途中でお金が謎の増減をしていますが収益表②を見る限り月利は20~30%くらいだったようです。Botが動いていた時間で考えるとどちらも月利というよりも週利なので悪くない数字だと思います。
あの時の感覚はよく覚えていて、スプレッドシートの数字が着実に増えていく感じがなんとも癖になりましたね。昔からフェニックスの尾を集めたり、ベルを集めたり、カジノでメダルを貯めたり、人間性をあつめたりするのはとても好きだったのでこれもその系統だと思います(わからない人すいません)。自分の中ではマネー”ゲーム”をしている感覚に近いんでしょう。
ちなみにこのBotはReactで書いていました。別にフロントで何かを管理してた訳でもなく、どう考えてもnode.jsで書けば良いし、当時の自分もそう思ってはいたのですが、当時node.jsを書いた事がなく、別で勉強中だったReactならほんの少し書けたのでReactでごり押しして書いてました。その為、Reactでフロントを全く使わないトンデモ運用をしていました。今考えれば不思議な使い方ですが、儲かればなんでもいいんだという精神です。
ところでなんで急に運用をやめてしまったのかは正直自分でもあまり記憶がないのですが、今考えると”JPYCに変えた後の出口がほとんどない”事が要因だったかなと思います。JPYCを持った状態で高値レートを提示され続けるとUSDCに変えられないので身動きが取れなくなるんです。よって6月からは儲かったJPYCをVプリカに変えてアマゾンやらなんやらでいろんな買い物をしていた記憶があります。今思えば夏に一人暮らしを始めた際の準備金としてとても重宝していた気がするので、全く問題はなかったのですが。
今でもJPYCはJPYに強くペグしている!とは言えない状況だと思うのでエッジは多少あるかもしれないですが、サーバー費用・リスクヘッジ等々を改めて考えるとあまりやる価値を見出せない気がします。真剣に検討したことはないです。
そこから6~8月はリアルで忙しかったり、NFTプロジェクトに手をだしたりしてBotterから離れて活動していましたが、9月からまたBotterに帰ってきました。こうして振り返ってみるとJPYCBotを作っていた頃に比べると大分技術力はアップしています。依然としてよわよわBotterなのは明白ですが、着実に一歩進んでいるのは悪くない事です。市場は相対評価なので他人の成長を追い越さない事には意味がないですが、メンタルの維持にはつながっています。
なぜnoteをはじめたか
このツイートをみて非常に共感したのが大きいです。
本当に有料級の情報が欲しいなら、億トレとオフ会して飲ませまくって、自分も有料級の情報を惜しげもなく公開する事
— IFDOCO (@IFD__OCO) August 25, 2022
これが一番現実的
そんな会った事も無いネット上のやつに、リスク取って自分の食い扶持を教えるわけがない
DMでおっぱい送っても駄目
まぁ見てくれってなら別に送ってきてもいいけど
仮想通貨界隈あまりにも情報が多すぎて、一人で捌ける限界を優に超えているので情報の質と量を上げる意味でいろんな情報を得る手段を増やす事はBotterとして重要だと思い始めました。
また、この時期に通称Deg鯖にも参加しました。
FTX Globalの日本人利用停止から一般解放を停止していた弊コミュニティですが、新たに「FTX JP勢」という形でリスタートしました❗️
— deg.eth (@DEG_2020) August 28, 2022
FTXユーザーを中心に2020年5月から運営しているコミュニティです。最初は見る専でもいいので、気軽に遊びきにてくださいな💪https://t.co/szUYOhICaR
Deg鯖に参加してみるとTwitterで見る有名なBotter達が多数生息していて大変驚きました。ただし、Botter達の輪に途中から入るには勇気が必要です。正直言って現状はそこまで話せていないですが、少しずつ輪に入れればと思っています。単純にBotterの方は面白い方が多いです。
実際のところ、アウトプットしている人の所に情報が集まっているのは真実だと思います。その意味でいえばアウトプットする事は自分にとっても悪い事ではなく自分がnoteを始めようと思ったきっかけになりました。
これの記事を書いている最中にqashさんもアウトプットに対して同じような事を言っていました。
アウトプットは投資。がんばります。
おわり
拙い文章にお付き合いいただきありがとうございます。文章を書くのは昔から苦手です。
このnoteを書くのにも一日かかりました。苦手な事がどれだけ続くのか分かりませんが、マイペースに書いていきます。
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