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きょうだい児の都合はまるっと無視

1ヶ月ほど前に子どもの学年で茶話会が開かれることになった。
18時~22時。なかなかの時間だ。
だがしかし、私が小学校時代、私の親はすべてに置いて弟優先だったので、この手の行事には一切参加しなかった。
「ウィルドちゃんのお母さんって、非協力的だから、お友だちとしてどうかと思うってお母さんに言われたから友だちやめるね」
言われ続けて友人が一人もできなかった身としては、子どもの学校生活に何らかの影響を与えかねないことは、できるだけ対応しておきたい。
だからと言ってお願いしたのだ。
母親に。一緒に留守番してって。
そもその同居だし。
その時は承ったくせに。
今日になって、行くのやめられないか、だの、夜に出るのは、だの。茶話会なんて出なくてもだの、グチグチグチグチグチグチ。

なぜ突然直前になってそんなことを言い出したのか尋ねると、弟がさだまさし展に行きたいと言っている。弟が行くと決めた日が茶話会の日と同じ。
「お姉ちゃんばかり優先するのはズルいって」

はあああああ?
ちょっと待て
いつ、いったいいつどこで、私が優先されたことがあったよ⁉️
部活だって習い事だってなんだって、いつだって諦めるのはこっちだ。
自ら諦めるように仕向けられるのだ。

大人になっても変わらない。
いつまでもどこまでも、きょうだい児はご本人様の奴隷。親からもそう扱われる矮小な存在。

子どもに一人で留守番できるか聞いたら、はじめてのお留守番に誇らしげだった。
家から5分とかからない場所だ。

あとで文句言われるのは私だし。子どもを信じて、一人でお留守番させてみよう。
親に頼んだ私が愚か者だったのだ。

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