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Home Sweet Homeの個人的考察・解釈

閲覧ありがとうございます。

まずこの記事は現在絶賛発売中でありますTHE IDOLM@STER CINDERELLA GIRLS STARLIGHT MASTER GOLD RUSH! 11 Home Sweet Homeを視聴し、アイドルマスターシンデレラガールズ スターライトステージにて実装されてます同一タイトルのMVを視聴していることを前提とした記事になります。

本作はCDの情報がまるまる全てがネタバレになっています。まだ未視聴であるという方、ネタバレは嫌だという方はお先に視聴を済ませてからこの記事をご覧下さい。

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この楽曲はデレスポにて実装された3Dコミュ「House of Terror」を題材とした楽曲になっており、フルはなんとアイマス楽曲最長の8:56となっております。これまでの最長がシンデレラだともりのくにから7:20 アイマス全体だと約束7:36だったので1:30も更新してますね...まあミュージカル調の楽曲なので当たり前といえば当たり前...?

さて、早速ですが本題に入っていきます。
まずこの劇中歌中では死者が3人います。この劇中歌における5人の役割や詳細をそれぞれ見ていきたいと思います。

コウメ
死者。館の主。
その昔流行り病により家族にも看取られず愛に飢えながら亡くなった。
ミホの連れてくる家族とどんなに遊んでも本当の家族では無いため満たされずにいる。
館を自由自在に操ることが出来る(?)

アカリ
死者。
パパとママに連れられリンゴを取りに森にきたと思っているがその実は子捨ての森に捨てられてしまった悲しい娘である。
森で迷子になっている間に亡くなりミホに館に招待された。アカリ自身は亡くなっていることには気づいておらず呪われし館に囚われたと思っている。誰よりも家に帰りたいという意志が強い。

カリン
生者。巫女。
ミホにより招かれた巫女。その目的は呪いを解き救済を与えること。

マユ
生者。
愛する人を愛するが故に永遠に隣で過ごすためナイフで殺し骸骨に魂を閉じ込め大事に持っている。
愛する人にしか興味はない。家族ごっこはくだらない。

ミホ
死者。館の管理人。館そのもの。
家族に看取られず愛に飢えながら死んだコウメを不憫に思い何でも叶えてきた。
コウメが真に幸せになるために巫女のカリンを招き、偽りではなく本当の家族の元へ帰そうとする。
コウメが幸せになれる為ならば自分もコウメ以外の他の者もどうなってもいいと思っている。

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ジャケットイラストのアカリ、コウメ、ミホ、マユの抱いている骸骨は左を向いておりカリン、マユは右を向いている。これは左を向いているのは死者。右を向いているのは生者の暗喩ではないかと推測する。

曲の時系列は小梅ソロ>美穂ソロ>まゆソロ>あかりソロ>歌鈴ソロ>3DMV>フル>2Dリッチの順番
各ソロで各々の状況や思想を説明しつつミホがカリンを招いた場面から3DMVで本編がスタートする。
ここで助けて・・・・・・助けて・・・・・・と呼んでいるのはミホ。

3DMVはあかりソロ、歌鈴ソロを基本に進行する。
Bメロのカリンのパート 呪いを解いて帰ろうの部分でアカリは呪いを解いてくれる存在が来てくれたことに喜んでいる。ふたりできっとの所に合いの手で入るアカリの「いいえ!」はすぐ後のアカリのパートの絶対に修飾されている。
3DMV最後の方のコウメの「逃がさないよ」は単にコウメ自身も言ってる通り言うことを聞かずに逃げようとした2人に対しておしおきをしようとして言った言葉。
報酬イラストのような感じでポルターガイストを起こして逃がさないようにしているのではないかと思われる。

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↑左下のあかりちゃんでたくさんコラ作られてたりしましたよね

2番はマユの愛しい人の魂をカリンが祓うパート
カリンとアカリはマユが亡くなってしまった愛しい人を骸骨になってなお大事にしていて、お祓いをすればマユもきっと喜ぶと考えお祓いをするが、実際は愛しい人と永遠に隣にいる為にマユがナイフで愛しい人を殺し魂を骸骨に閉じ込めている。
マユは愛しい人が還るべき場所へ逝ってしまったことによる怒りか悲しみか、以降マユはこの劇中歌に出てこないため後を追ったと予想される。ソロで家族ごっこはくだらないと言っていた事から館の家族では無いため死者ではない。


この後ミホが力を見せていただきました。と言い登場するが、管理人という立場上後を追うマユを止める事は出来たはずだがあくまでもミホはコウメさえ幸せならば良いと考えているため、マユに永遠に愛しい人と隣にいることの出来る場所と立場を与えたが、いずれコウメを救うことの出来る存在が現れた場合にその力を試すためマユを利用することを考えていたのではないかと推測。

愛に飢えながら死んだコウメを祓い、自分が連れてきた家族ではなく本当の家族の元へ帰してくださいとカリンへ頼むミホ。
この時点でコウメが死者であることは明らかとなっているが、アカリは自分が迷いこの呪いの館に来てしまったと信じているためカリンに早くコウメをお祓いしてもらい呪いを解いてもらおうと必死になっている。
この家を出れば幸せになれるとコウメへ促すカリンとミホ。ここでミホは嘘をつく。大事なのはコウメの幸せ、ただそれだけなので本当の家族の元へ自分は行くべきではないと思い館に残ることを選ぶ。

自分の死を受け入れ行くべき場所を悟ったコウメは無事お家に帰ることが出来、コウメを救ってくれたカリンも解放された。
しかし、自分が亡くなっていることに気づくことの出来なかったアカリと、コウメの幸せのために館に残ることを選んだミホは館に取り残される。
ミホの口から亡くなっている事実を告げられアカリは絶望する。そして助けて・・・・・・助けて・・・・・・と悲しげな声で助けを呼ぶのであった。

ソロ、3DMV、フルによるストーリーはここで終わりのはずであった。
が、終わりではなかった。
館に取り残され絶望し、虚ろな表情になった館の主アカリのストーリーが2Dリッチで始まるのである。

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もう1枚の報酬イラストのシャンデリアの下にある肖像画がそれを示している。

2Dリッチのストーリーは取り残されたアカリが以前まで賑やかだった館の中を操り人形を使い再現している。
ここで助けて・・・・・・助けて・・・・・・と呼んでいるのはアカリ。

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この2つのシーンはカリンによりコウメとマユ(のもつ骸骨の魂)が祓われたことを暗示している。

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操り人形の糸が切れ、アカリは完全に我を失ってしまい

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力を暴走させ怨霊の類になってしまったと思われる。
この力は以前コウメがもっていたものだろう。
その際にミホは...

その後助けて・・・・・・助けて・・・・・・と言う声を聴きアカリがお家に帰れなかったということを知ったカリンが助けに来るが

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以前カリンは自分を取り残し置いて行ってしまったと思っている怨霊の類となったアカリは...

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「逃がさないよ」


以上自分が他の人の考察を参考にしたり、自分なりに噛み砕いた解釈のHome Sweet Homeのストーリーでした。
拙い文章でしたがここまでご覧下さった方ありがとうございます。
あくまでこれが完全な正解という訳ではないとは思いますが大まかなストーリーはこのような感じでないか、と思われます。

最後になりますが07/12放送のデレラジで辻野あかり役の梅澤めぐさんが(確か)仰られていました、知らなくてもいいことがある...まさにその通りかもしれなかったな、と思いました。

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