ヴィトンがこっそり仕様変更【2021年】

ついに二次流通対策に乗り出してきましたね。（おおよそ）

古物買取を最前線でやっている身で言わせていただくと、ヴィトンは絶好の換金アイテムでしたので、今回の仕様変更は正直嬉しい。

販売手も嬉しいんじゃないかと思います。中古市場では多分、新品同様と謳われる品物が増えると思う。

そんな今回の仕様変更内容は【製造番号の押印廃止（シリアルと呼ぶ人もいる）】

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▶どーゆうこと！？

簡単にいうとこれまではバッグの見えにくいとこに、例えば【VI 3179】などの押印があったんです。

これを紐解けば何年何月何週で製造されたかが分かる仕組みでした。

▶つまりどーゆうこと？

感の良い人、製造番号の買得方法を知ってる方ならお分かりの通り、つまり製造番号が5年前だったら「新品未使用」って書いて売ってても、店側はなかなか売れなかったんですよ。転売目的やプレゼント目的で購入する人の大体は、製造番号の読み方を知ってるから。

▶あっなるほど！！

その通り！製造番号がなければ、外観がキレイでヴィトン公式HPやブティックで品物が売っている物。かつ、見た目が新品レベルなら

二次流通店、中古売買店、セレクトショップはそれらを「新品」「新品同様」「今年製造のヴィトン」として売ることができる！バレないから。

こんなリアルな記事を書いて大丈夫なのかな。笑
でも本当です。業界内ではもうそんな話がでてます。

今回の仕様変更は、おおよそ今後は全ての品物で行われていくと思います。生産ラインを考えると一部のバッグだけ製造番号を打たないなんてことしないはず。

▶これじゃあ、中古売買店とかが儲かるだけやん！

そう思いますよね。ただデメリットもあります。それは、一部の新しいヴィトンのバッグのコピー品は、革の品質や押印など、本気でレベルが高くなっています。（3年前とは訳が違う）

非常に出来の良いコピーのバッグ数種類は、買取業者によっては、製造番号で真贋している物もある。

これ以上は悪用されるとまずいので教えられません。ここまでは一般の人も見ようと思えば見れるHPで公開されている為お伝えしましたが（消費者を守るため）

買取店は今後、偽物の買取が増えてしまうのでしょうね。もちろん古物市場では偽物判断されて、売買不可にされますが、某オークションサイトやフリマサイトには「業者」が間違えて買取してしまったコピー品を売っているので要注意しないと。

上記も特有の真贋ポイントはありますが、買取店によっては、買取不可（お預かり査定）対応しているお店もあるぐらいですからね。

2021月現在では、約7種類の製品で「製造番号」が押印されていないアイテムが多数確認されました。（2021年7月現在はその倍以上で確認）

買取ビジネスは常に情報の鮮度が命だなぁーと常々思いますね、、、。だからこそチャンスもあるのはここだけの話。