静養

昨日、会社を休み、念のためにと夕方頃にお医者へ。インフルエンザかどうかの診断をしてもらいに行った。その頃には熱っぽさも咳もなく、ただの風邪であることを証明してもらうつもりで行った。

検査の後呼ばれ、陰性でしたといわれ、ほっとひと安心して診察室を後にし、お手洗いを借りたりして会計待ちをしていると、なぜかもう一度診察室から名前を呼ばれ。

なんと、ごくうっすらとA型陽性の反応が出てしまっています。と…。

検査キットを見せてもらうと、目を凝らしてようやくわかるようなうっすら加減でほんのり紅色の縦線が。「そう言われてみればそうかも」というくらいかすかな色づき。
よってやはりA型陽性、との診断に。

ショック。

私自身はヤマは越えているみたいだから放っておいても治るだけなんだけれども、まだ周りに感染る時期のため、出勤禁止とのこと。

連続二日間の朝夜の体温がすべて37℃を下回れば、その次の日から出勤してよいとのこと。

外来時点の体温が37.3℃だったため、水木と37℃以下なら、最短で金曜に出勤可能になるかどうかという話をされた。

そんなわけで、今日も明日も会社を休むことに。

今朝の寝起きの体温、36.0℃。

13時現在、熱なし、咳なし、ときどき鼻水。平衡感覚は相変わらず。

何年ぶりかのインフルエンザ、症状がこんなに軽くて済んだのは、連休中水分がぶ飲み(水、紅茶、日本茶)し続けていることと、予防接種を受けていたおかげなのかも、というかそうでも思わないと予防接種が報われない。

久しぶりに処方されたインフルエンザの治療薬は、「イナビル」という吸入薬に超進化を遂げていて驚いた。(実物は帰宅後さっさと使って捨ててしまったので、パンフレットの写真を掲載↓)

一番ウイルスが増殖しやすいのどと気管支のウイルスの増殖を抑えるために、のどと気管支に直接働きかけられて、水いらずで即時でとれて、しかも一回二本吸入すれば治療終了。(※予防の場合は一回一本。)

30歳を過ぎた辺りから、感冒性咳喘息(風邪から派生する咳喘息)になりがちだった私には、とても心強い。

そんなわけで、布団から上体だけ起こした状態でこれを書いている。傍らにはいつものダージリンと、タイムリーに実家から届いたりんご。

ひとりの時間がもっとほしい、と思っていたら、思わぬ形で叶ってしまった。

ちょうど連休中寝込んでいる間に、和菓子関連の本を取り寄せまくったので、退屈はしない、どころか、思う存分ゆっくり読書ができる。

迷惑をかけているYさんには申し訳ない気持ちもあるけれど、貴重な冬休み、大事に味わわせていただこう。