ブルアカ妄想箱という箱

昔から感想文や小論文といった文章を綴るのが苦手で仕方ありませんでした。文学を読むという行為など、数えるほどしかありません。そんな箱くんが”文章を綴る”など、奇跡に近い現象でした。


ですが、あることがきっかけで小説を書いてみようと思いました。
そして箱くんにとってそれが、

”初めて没頭できる趣味”

となりました。


箱くんから生まれた処女作。
最初はpixivで評価されることも知らず、ただただ文字を書いていました。
ブルアカという作品をベースに、自分で物語を考えて、自分なりの語彙で生成する。

そこで私は気づいてしまいました。

自分の妄想を形にするって、こんなに気持ちいいんだ!

いわゆる目覚めでした。

頭の中で一つの物語を作る快感。何をしても、誰を生かしてもよい。そして何より、オタクの考える『恋する女』を書ける楽しさは何物にも代えがたい充足感があったのです。

「先生は殺して……」「生徒は闇を抱えて……」「情緒不安定に泣き出して……」「先生は触れたら壊れるくらい脆くて………」「獣の生徒は月明かりで豹変して……」

他にもたくさんの妄想が生まれて、それを淡々と文字にして、作品として昇華していました。

最初は2500文字ほど。
健全からR18まで5:5くらいの割合で、
書いては投稿。書いては投稿。

気が付けば爆誕した7月19日に、6作品も書いていました。

「ふぅ……楽しいな………あ、そういえば……!」

翌日にブルアカの界隈ってどんなところなんだろう。そう思って、
SS宣伝用のTwitterを作って、ブルアカ界隈をのぞき見していました。

ちなみに箱くんの産声はこれ↓です



?「ブルアカ概念祭を開催します!」


私にとって、コミュニティを形成(参加)するきっかけでした。
「なんだァ………ッ?」となってたんですが、いわゆるテーマに沿って自分の好きな概念を投げましょう!みたいな感じか!と思って、参加しようと思いました。ですが、一つ怖かったことがあったのです。

「箱くんの作品なんか読まれるのか…………?」

おそらく、どのクリエイターにも生まれる感情が当然箱くんにも襲います。

「もしかして叩かれたら…………」

クリエイターなんて活動をしたことが無い箱くんにとって、暴言など吐かれようものならば、コミュニティなんて気にせず一人で書き続けよう………!
そう思って、えいままよ~!と投稿しました。

概念祭の小説

なんか読み直したんですけど、箱くん書くの上手くない?
っていうのは置いといて、
概念祭では、投稿された小説には感想を投げてくださるとのことで。
そこで初めて感想というものをパクパクしたんです。

箱くんは一つ学びました。

感想、気持ちいい~~~~~~~ッ!!!!!!


ブクマが一つ付くだけで箱くんは絶頂していたのに、感想なんか投げられた日には箱くんの蓋ガッタガタになって閉まらなくなってました。

現在大御所のすま先生が感想を投げてくださって、そこがコミュニティに入る入り口となりました。感謝しかありません。
また、この時期(爆誕2日後)に箱くんも文字書きをされている先生方をフォローし始めました。


暴露しよう(あんまりしてない)


感覚共有しようや……♡(どスケベヴォイス)

感想を貰ってこんなに気持ち良くなっちゃっていいんですか!?

読書感想文とか下手過ぎて先生にキレられたくらいなのに、箱くんが感想なんかに手を出していいのか…………!

そう思っていました。
ですが、たった一言、

「良かったです!」

この一言で救われるんだから、「どんな感想でもいいんだ」と思って、
箱くんは、文字書きに感想を投げることを決意します。

あれ?なんか感想上手くね?

文字書きって恵まれないというか、モチベ向上につながらない境遇に陥りやすいです。
箱くん如きが調子に乗ってる思われても仕方がないですが、箱くんの声で一人でも多くの先生が創作を続けてほしい。
そういう気持ちで感想を一杯投げてたんですよね。

それはブルアカ界隈を盛り上げたいっていうのもありますが、良い作品がもう生まれてこないっていう所に恐怖していたのかもしれません。





ところで、話は変わりますが、
褒められて芽生えたのは、

「もっと技術が欲しい!もっと書きたい!語彙だってもっと!」

という向上心でした。

誰からも評価されることがなくても向上心はありましたが、
より上手く、満足度のある作品を求めるようになりました。
だって褒めてもらえるからね!

そして、次は長い文を書くようにし始めました。

なんかこの時書くの上手くない?(second time)

そこは置いておいて、長い文を書くとより強い読後感が生まれることを知って、長い文を書くのにハマりました。

箱くんは一体どこに向かっているんだ…………?


一週間で30作品も書きながら、変態ツイをしている化け物がここです

うわキッショ



そして、次に新たな創作に目覚めました。

フォロワー40人くらいの頃のユズトーク

ユズトークとかいうブルアカ文字書き
にとっての最強コンテンツ


誰かがやっているのに影響されて、箱くんはユズトークに手を出しました。
アイコンがあって、誰が話しているのかも一目瞭然。

これは箱くんの妄想を手軽に形にできる、魔法のようなコンテンツでした。
(だからと言って、SSを書かなくなったりはしませんでしたが)

え!?フォロワー40人も満たないのにいいね100超え!?


────ベコッ

箱くんの承認欲求が壊れる音がしたんです。

たった一つのブクマや感想で小踊りするくらい嬉しかったのに、100人以上に見られて評価される。すると、どうなるのか。

「ユズトークでは100がいいねしてくれるのに、箱くんのSSは10もブクマがつかない…………」

いわゆる呪いにかかってしまいました。

別にTwitter上でそんなことを呟いたりは一切しませんでしたし、箱くん自身も評価の差については、単純に人口数の違いがあることなど分かりきっていたので、あまり気にしていませんでしたが、箱くんを蝕んでいたのは確かです。

(うわっ。)

ですが、ユズトークとSSの評価問題には悪い事ばかりではありませんでした。


ユズトーク投げるとフォロワーが増える!!
フォロワーが増えると作品を読む人が増える!!!!


ユズトークという超簡易妄想SSを楽しんで生成していると、それに従ってフォロワーが増えることに気が付きました。

といっても、
別にわざわざ増やそうとは思っておらず、単純に毎日浮かんだ妄想を形にしていたに過ぎないのですが、それは確かに見てもらう機会に繋がっていました。

特別に行っていたことはないですが、

  • 見やすいように1枚に

  • オチは分かりやすく

  • 文字は綺麗に見えるよう改行

たったこれだけで反応は確かに大きくなっていきました(気がします)。


というわけで、

箱くんの半年は、
SSを書いて、18時になったらユズトークをポンポン投げる。
そしてまたSSを書く。

を繰り返した日々になりました。


また、他の先生方の作品を読みながら、語彙やスタイルの吸収も繰り返していました。

ひととせ先生すき

それが箱くんを確かに文字書きとして強くさせて、
日々成長する文字書きパワーにテンションの上がる箱くんはサイヤ人みたいでした。

はい著作権


自分で言うな.jp


絡んでくださった方へのBIGLOVE

箱くんは色んな先生にたくさんリプを送って、仲良くしていただきました。
(一方的なファンレターの時もありましたが)

例えば、
文字書きであれば、ひととせ先生であったり、大木星先生だったり。
絵師様であれば、ヒジカタ先生(箱くんのミチルアイコンを描いてくださった神絵師)や、れつもふ先生。
箱くんの創作が好きと言ってくれたfuta先生や大鵬先生、仲良く話しかけに来てくれたマタタビpやまっちゃ塩先生

感想を投げるだけで良かったはずが、ここまで大きなコミュニティが生まれて、たくさんの方に「好き」だったり、褒めてくださるほどに大きな存在になるとは思ってもいませんでした。

ここに挙げていない先生方も本当に励みになるようなお言葉を頂けて、箱くんは幸せです。


まとめ

単純に創作が大好きで、狂ったように書いてただけの箱でした。

これからも好きに書きます

そういうこと

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