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公務員転職クリエイターさんの記事を貪り読むところから

 今週の土日はいろんなイベントが目白押しで、こんな時間になってしまいました。明日(今日?)からはフルスロットルの1週間のはじまりです。
エナジードリンクを大量に用意し、日々のスタートダッシュに備えます。

 今はどこの職場も、幹部職員の負担が重いです。出先機関は、業務的にはそれほど多くなくても、採用難に加え中途退職のあおりで、あちこちで欠員が出ており、正規職員は人事も無い袖が振れず、臨時職員を採用することで、埋め合わせています。ただ、どこも人手不足なので、臨時職員も良い人はなかなか見つからないという話はよく聞きます。

 私のところは本庁で比較的恵まれたところにあり。本来であればルーティンの業務がメインで、突発的な事態への対応はほとんどないのですが、今年度はこれまでフォーカスが当たらないところを狙われ、連日の祭り状態となっています。

 私自身は、本庁職場の激戦地における経験が長く、常に情勢が変化し待ったなしの戦場での指揮を求められました。
 視界が晴れない中で、持ち得る情報を最低限整理して、危機的な局面を乗り切り、あとの役所特有の、スペシャルな理屈と、最低限のバランスを満たすべく、あちこちから持ってきた理屈をつなぎあわせ、何とか理論構成して安定局面に移行させる、そういった経験が豊富です。

 これまでの経過を整理、わかっていること、わかっていないことをよく理解し、こちらにある種の弱みはあっても、無原則に寄り添わない、このへんは、議会や住民に寄り添わないのは、かなり勇気が要りますが、多くの人にとっての利益でなければ、声の大きい人の言うことを聞くことは、制度や仕組みの持続可能性にかかわるため、耐えることも必要です。

 ただ、そういう局面では、評価基準を正しく持ち、耐えていれば、それでも無理やり押し倒されるようなことはなく、支えてくれる人たちが出てきて、陰に陽に助けられるものです。

 つい、今の仕事のことを念頭に語ってしまいましたが、転職については完全な素人で、交流人事で形式的に退職した以外に、現在の役所の外の経験はありません。

 まずは、公務員転職者のクリエイターの方の記事を、つぶさに読みつくすところからはじめましょうか。少しつまむのではなく、徹底的に読ませていただく。

 私のように50代から転職をしようなんて人は少ないわけで、20代、30代の方の体験記的なものは参考にならないかもしれませんが、役所をどう見ているか、というのは非常に貴重です。

 幹部公務員になり、中枢に入ってしまうと、学生時代の他の企業に入った友人とも疎遠になり、いろんなことを訳知り顔で理解してしまうため、視野は広がるのですが、その代償として、現在進行形でおこっている現場での危機的状況とか、若手職員の意識変化の波には鈍感であることが多いです。

 そう考えると、今の自分にとっては、現状、中にあって何を変えていくかのヒントにもなりますが、外に出たことでそうした自分の中の問題意識は、どの程度変わったのか、これは転職の先達からしか学びえないところです。

 本気なら、すべて読みつくす、その勢いで、この一週間を使っていきたいと思います。多忙に時間を押しつぶされないよう、とにかくすき間の時間を使って事例を吸収していきます。

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