星の海を泳いで

この景色も見慣れてきて
海の向こうを愛おしく思えるようになった
あなたが夢に出てくる度に
デートをこっそり楽しんでるよ
この前なんか3か月ぶりだった

好きなことを追いかけるために
あなたは海を越えたけど
私もここで
いつか教え合うための人生を勉強してる

だけど時々
この海に呑まれてしまいそうになる
風が必死に乾かそうとしてくれるけど
目の前に広がる今までの分の海を見たら
もう十分に泣いた気もする

一緒に渡ればよかったとか
追いかければよかったとか
きっとその選択肢は
波に飲まれて消えてしまった
私はあなたが幸せで
笑っていてくれてくれたら

愛には色んな時間がある
一緒にいない時間もある
それでも愛は消えたりしない

そばにいないことを悲しんで
未来にあかりが見えない時もある
それでもきっと
進んでいかなくてはならない
どうせならどんな時も
輝いていてほしい
小さな星のゆらめきほどでもいいから

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