「寒いね」と答えてくれる友だちと絶対に離れたくないよー
友達と友達でい続けるためには自分が成長し続けなければならない、みたいな主張を読んだ覚えがあるものの、何の本だったか思い出せない。いつも新しい面が無ければいけない、みたいにも書いていたような気がする。おっしゃるとおりだと思うから焦る。
〜以後ずっとぐだぐだしています〜
そもそもこれまでの人生で友好的でなかった期間の方が長く、仲の良い という修飾語をつけても許されるだろう友人は最近ようやく増えてきている。(とてもありがたいことに。)だからこそこの縁を切りたくはなく、しかし自分が相手の横に立ち続けられる理由はあるのだろうか?と悩んでいる。季節による精神の衰弱、あるいは環境の変化を前にした不安に起因するものなのかもしれないが、あやふやな悩みは晴れないまま、ぼやーっとしている。やるべきことは全然あるからそれやりゃいいのに!
仲の良い友人たちは、これまでの人生において、また現状において、何かしらの努力をしていてしかもその結果が出ており、自分の手で物事を生み出せる。なんだか遠回しになったが、物語を書けたり料理ができたり絵をかけたりするということだ。数ある尊敬ポイントの中でも友人たちの間で共通しているのが、この「何かを生み出せる」という点だ。私もかくありたい。
友人たちと友人で居続けるために、それだけのためではなくて、何かを生み出すことは人生において不可欠に思える。きちんと意味と思想のあるもの。何も残さずに死んでいくことが怖い。何も生み出せない人間が誰かに本当に好かれることがあるだろうか?どこまでも消費者で生きてきたこれまでを思うと、気温だけでない寒さがある。なんとなくで生きるのも楽しいが、目標と責任感の必要性をようやく感じている。
とにかく知っているものが少ない。本を読んで映像を見て出かける。内の噴水は枯れているのでまずは水を欲している。
友達とずっと友達でいるために価値のある自分になりたくて、でも今はそうじゃないからどこまでもなんとなくの不安。こんなに好きなこと知っててほしいけどさすがに全て伝えるのはエゴすぎて言えない。物事を生み出すにしても寺山修司がいるならもう自分に生きている価値ってありやしないんじゃないか?と心酔しつつ絶望する。謎の冷笑と諦観があるの良くないな。結局取り返しはつかないからなるたけフットワーク軽めに明るく生きていくぞ〜
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