見出し画像

【全文無料】ルギアおじさんの白ルギア考察まとめ



▪️自己紹介

みなさまお世話になります。
大阪在住のたいらーと申します。
ポケカ歴約1年ですが、実績はない素人プレイヤーになります。最近引っ越しして、東大阪の布施のショップにたびたび出没します。
今回、初の構築記事で長文になりましたので、ご興味あるところを掻い摘んで見ていただければ幸いです。

▪️前説

Eレギュから初めてルギアに触れて、初のシティリーグに参戦して以来、ルギアというデッキの魅力に取り憑かれ、今もなお研究をしております。
執筆時点では、ルギアの使用者が激減しておりますが、Eレギュの総決算、そして今後の研究のために、自分の考えをまとめました。

需要はないと思いますが、こんなこと考えてるヤツもおるんやな笑、くらいの軽い気持ちで見ていただけますと幸いです。 

特に最近ポケカを始めた方からすると、ルギアについて知りたいけど、周りに握っている人がいない、とか対面でどんなこと考えてるのか、対策立てるために知りたい、という方もいるかと思います。

私の手のうちは、大したものではないため、むしろ公開して、『違うやろ』とか、『思考が浅い!』とか突っ込んでいただいた方が今後の向学の糧になりますので、全部さらけだします笑
間違えてる部分も多々あるかと思いますので、あくまでいちルギア好きなルギアおじさんの独り言、として捉えていただけますと幸いです。

本記事は、全文無料となっております。
最後は投げ銭形式にしております。
面白かったという方がいれば応援いただけると嬉しいです。

最後まで読んでいただける方がいるかどうか分かりませんが、早速参りましょう!!

▪️ルギアデッキとは?

メインポケモンである、ルギアVstarの特性アッセンブルスターにより、本来なら進化して場に出すためのハードルが高い最強ポケモンアーケオスを、瞬時に最大2体まで場に展開、アーケオスの特性『プライマルターボ』にて、毎ターン追加効果のある特殊エネルギーを4枚ヤマから加速、本来ならエネ要求が重たい代わりに強いワザを持つポケモンを速攻で起動させることで、相手に序盤から中〜高打点を叩き込むことを主眼としたデッキです。

ただ、その真の強さは、選択できるアタッカーの多さと、それに伴うデッキの多様性により、カードプールや環境が変わるたびにカスタマイズできる、柔軟性を持ち合わせていることです。

ダーウィン云はく、強いモノとは変化に適応したものである、とあります。ルギアもその部類に入ると思います。
ガチ〜ネタまで、かなり面白い構築ができるため、一度ハマると抜けられなくなります。
用法容量を守って正しく服用して下さい(?)

▪️ルギアデッキの魅力

⚫︎プレイが分かりやすい
分岐が少なく、脳のリソースを使わなくて済むため、長丁場の大会での疲労度が少なめ。
ただ、だからと言って何も考えず勝てるデッキでもない。ルギア独特の盤面管理が求められます。そこも含めて奥深いデッキです。

⚫︎プレイ時間が短い
ポケモンカードの公式試合では、25分間の制限時間があるが、双方で共有するため、単純計算で自分が使える時間は12分程度。
時間内にプレイを完結できるのが魅力。
両負けになることが、他の環境デッキと比べて少ないのは、かなり大きいです。

⚫︎エネ加速に困らない
アーケオスのおかげで毎ターン加速できるため、エネが引けなくて動けない、みたいな展開になりにくい。
また、エネを抜くことで強いヤマを作りやすい。

⚫︎毎ターンリソース確認できる
アーケオスの特性で毎ターンヤマ確認ができます。また、シャッフルできるため、相手のナンジャモでこちらのキーカードを沈められても、即座にヤマを混ぜられるため、ハンドに戻る確率を上げられる。リソース確認を随時できるため、自分のプレイの安定性が高いです。

以上を踏まえると、初心者の方にもお勧めしやすいデッキだと、個人的には考えています。

▪️ルギアのデッキの種類

執筆時点で、主流なデッキとして3タイプあります。
⚫︎いちげき
⚫︎純白
⚫︎色
ですが、それ以外にも、連撃やフュージョンを主とするタイプや、ウミトリオやナマズン採用によるLOなど、挙げ出したらキリがありません。

このうち、最も新しいのが『色』というタイプです。
古代の咆哮で、登場した『大地の器』によって、基本エネをサーチしつつ、要求が重いものの、破格の性能をもつテツノカイナexなどを起動させることを主眼においたデッキになります。
ただ、このタイプはまだ研究中のところも多く、今後の開拓に期待されています。

今回この記事で触れるのは『白ルギア』になります。
他のタイプのルギアについては、もし知りたい、という人がいらっしゃれば、コメントいただけますと幸いです。必ずしも正解はないですし、分からないところは、ご一緒に議論できればと思っています。 

▪️直近の環境

執筆時点のルギアの大会使用率は約3%。。。
いきなりネガティブなお話になります。
理由としては、執筆時点の環境トップに
⚫︎悪リザ
⚫︎サナ
⚫︎ミライドン
といった、ルギアが戦いにくいデッキが多く、特にピオニーミライドンの躍進が影響していると思われます。

前回のCL2024横浜の時には白ルギアは使用者も一定数いたのですが、テツノカイナexの影響でここまで環境が激変することになりました。
今後もアーケオスの特性もあいまって、特殊エネルギーのパワーは抑えられると思われますので、ルギアも新しい戦い方が求められるかもしれません。基本エネ採用の『色ルギア』がその代表です。
ですが、私はルギアの立ち位置は悪くないと思っています。たしかに弱点対面のミライドンは厳しいですが、それ以外のデッキには、ある程度互角の戦いができるため、握ってもやれる環境という印象です。
今後の新カードによって大きく動くため、継続的にカードプールを確認していく必要があります。
強いルギアが戻ってくるか否か。新レギュでどうなることやら。

▪️今回の構築

私がもし、先日のCL京都に参加できたら使っていた構築です。私は抽選落ちでしたが、練習仲間がシニアの部で使ってくれて、5-3で完走してくれました。本当に嬉しかったです。
環境に幅広く対応できるように組んだため、メタカード多いのが特徴です。
ただ、同じ構築で私が別の大会に出た時に、タコ負けしているため、この構築はあくまで参考、としていただけるとありがたいです。

CL2024京都(シニア)および
2023年12月30日の自主大会で使用した構築
デッキリスト

採用理由と枚数

【ポケモン】計22枚

⚫︎ルギアV 4枚
これがいなければ始まらない。
全ての道はルギアに通ずる。
何よりカッコいい。それがいちばん大事!笑
対面次第で複数いる場合もあり、サイド落ちケアのための最大枚数。
かぜよみでアーケオスをトラッシュに落としながら、ハンド補充もできる。
下技もアローラロコンに抗えたり、ダブルターボ2枚で雪道割れたりするため、覚えておいて損はないです。

⚫︎ルギアVstar 3枚
特性使うことがこのデッキの最大の目標であり、その性能は破格。
ストームダイブで220点の打点持ち。
スタジアムトラッシュ効果も相まって、メインアタッカーにふさわしい。
ただし、エネ要求が重く、3枚目以降は、なかなか使いにくい。
サイド落ちケアで3枚採用。アッセンブルスターを宣言することは、このデッキの使命。むしろ、宣言できないと高確率で負けます。

⚫︎アーケオス 4枚
進化条件厳しいために与えられた最強特性持ち。
その条件をアッセンブルスターで踏み倒して、特殊召喚。しかも、2枚同時。強すぎ。
毎ターン最大4枚のエネ加速が可能。
ヤマ確認、シャッフルも可能なので、相手のナンジャモで下に落とされたキーカードもシャッフルして、ケアできる。
進化前を踏み倒してるため、デヴォリューションの効果も受けない。
打点120点を出せるため、最後の手段でアーケオスで相手のポケモンをとることも。
レントラーだけでなく、このカードもリバーサル1枚で動ける。
このデッキの中核。でも、アーケオスデッキと言ってはいけない。

⚫︎カビゴン 3枚
最強サブアタッカー。
対面次第で3体欲しい。
特性でスターレイクイエム、ロストマイン、くるいえぐる無効。強すぎるやろ。。。
サイド1枚のたねポケモンでHP150で180打点と、十分すぎるスペック。
逃げエネは重いので入れ替えるなら、ジェットエネ必須。
眠りのデメリット特性はセラピーエネで解消できる。
カビゴンのおかげで、白ルギアが環境で戦えているといっても過言ではない。

⚫︎アヤシシV 1枚
ルギアで絶妙に足りないテツノカイナexやトドロクツキや終盤のVstar、exのワンパンが可能。
使い所は難しいけれど、高耐久ポケモンが増えたことで、緊急登板。
ダブルターボ1枚で60点上がるため、倒したい相手によって場とヤマのエネの枚数確認が大切。
スタートすると悲しい気持ちになる。
雪道、ミカルゲに弱いが青天井は魅力。
くせ者エース、シシ神様。

⚫︎ドラピオンV 1枚
ミュウ、サナで使いたい1枚。
連撃でも、エナなしで動かせるがウーラオスに弱点突かれるので要注意。
それ以外の対面では封印安定。
自傷ダメ60点は、困ったらアーケオスに乗せる。相手がヤミラミやゲッコウガ使いそうな対面なら、自分に乗せる。
特性のおかげで、ミュウだけでなく、連撃やいちげきルギア対面でも働くため、エネルギー要求が下がる。
でも、あまりスタートしてほしくないポケモンの1体。
スタートして欲しくないポケモン多くない?笑

なお、執筆時点で最近いらないカードなのでは、という疑惑が出ている。
理由として、以下2点。
①サナ対面は、アーケオスをサケブシッポやカウンターキャッチャーで抜かれるため、起動できない。

②ミュウ対面は、そもそもミュウの母数がすくないこと、雪道ミュウには特性働かないこともある。

他の対面でスタートしたら、確実に邪魔なので、いろいろ検討した結果、今後は抜くのが安定な気がしています。

⚫︎ミュウex 1枚
ゲノムハックにより、攻撃の幅を広げてくれる。いちばん打つのは、げっこうしゅりけんの説あり。
リスタートで手札補充できるうえに、逃げエネなし。
総じて高スペックではあるものの、exにしては、低い耐久がたまに傷。
基本は使い捨てになりがち。
安易にベンチに出すと、ワザを使う前に狩られるため、動ける瞬間にベンチに出すのが良い。
ジェットエネルギーのおかげで、ハンドにアタッカーを隠し持っておけるため、できれば、ギリギリまで見せたくない。
サイド先行している時のミュウは強いが、サイド負けている時のミュウは負け筋になりやすいので、運用には細心の注意が必要。
また、他のデッキと違って、スタートして欲しくないカードでもある。リザ対面では最後まで残す必要があるため、スタートすると悲しい気持ちになる。
とにかく、サイド2のポケモンはルギア以外、誰もスタートして欲しくない笑
シャイニートレジャーで色違いが実装されたことで、ピンク派か色違い派か、派閥を生み出した罪作りなカード。

⚫︎レントラー 1枚
リバーサル1枚で180点。
雷ポケモンで、あるため、ピジョットex、パルキア、ガブリアス、空をとぶピカチュウ、ルギアミラーで輝く。
カビゴン4枚目の位置付けとして、1エネで動ける。
サケブシッポがアーケオスを抜いてくるので、手貼りで打点出せる存在は貴重。
進化ポケモンで、スタートすることはないため、かがリザと違って事故になりにくい。
アロマ表で持って来れるのも地味に嬉しい。
ルギアで、動かせる貴重な雷アタッカー。
サイドが先行してしまうと、リバーサルの効力切れて置物に早変わりします。
また、リバーサルの仕様上、こちらがサイドが残り1枚になったら、リバーサルは絶対働かないので、使い所に注意⚠️

⚫︎ネオラントV 2枚
バーネットやボスのサーチで使用。
試合中必ず1回使うためにスタート、サイド落ちケアで2枚採用。
ただ、そのせいで、スタートネオラントになることもしばしば起こる。
初手ネオラントが受け入れられるかどうかが、ルギア使いに訪れる最初の壁。ルギア嫌いになる瞬間その1。
崩れたスタジアムでネオラントを消す楽しさを教えてくれる、いろいろエライやつ。
最終局面で、ハイパーボール➡️ネオラント➡️ボスの指令で勝ち切った試合は数知れず。終盤にどれだけ、ボスとネオラントに触れる札があるかが大切なので、プレイしながら不要札を落として強いヤマ作りをしていきましょう。
ミカルゲは勘弁してください。

⚫︎バケッチャ 1枚
ハイパーボール、スーパーボール、アロマ裏でサーチ可能な雪道対策札。
欠点は特性を使うためベンチを埋めることから、何も考えずに使うと、アーケオスを置くスペースが1枚しかなくなったり、スタートした時が逃げエネ2と重たかったりすること。
ネオラントに次いでスタートして欲しくない。スタートしたら、ルギア嫌いになる瞬間その2。
使いたい対面に限ってサイド落ちやスタートしてしまうのは、何かの因果を感じずにはいられない。地味にレギュ落ちするカード。
それでもアルギラ環境やロスギラ対面で何度も雪道から窮地を救ってくれた功労者。君には感謝しかない。

⚫︎ノコッチ 1枚
ミライドン対策。
特性でお互いの無色ポケモンの弱点なくなる
現環境に蔓延するミライドン、カイナ対策で、採用。厄介なのは、ノコッチがごっつあんされてしまい、サイド2枚抜かれること。
地味にカビゴンもメテノで倒されなくなる。
ただし、ルギアミラーでベンチに出すと、こちらのレントラーで相手のルギアを取れなくなる。
バケッチャ、ノコッチと並んでしまうとヤミラミのロストマインで2枚取りされるため、ベンチ管理に注意。
この子もレギュ落ちするため、今後の雷対策は悩みのタネ。

【グッズ】計10枚

⚫︎ハイパーボール 4枚
最強ボールカード。
アーケオスを落とせる、ネオラントサーチできる、いいことづくめ。
初手ハイパーボール➡️アーケオス2枚トラッシュは、堂々のルギア最強ムーブ。決まれば最高に気持ちいい。
ただ、ハンドコスト2枚は重いため、使いどころに要注意。

⚫︎ネストボール 2枚
ルギア準備として使う、たね確定サーチ札。
ただ、ネオラント、バケッチャとは相性が悪く、採用枚数は諸説ある。
山札を見れるのは非常に強力。
今後の研究次第で3〜4枚採用もありえるカード。

⚫︎スーパーボール 2枚
人によって評価がかなり変わるカード。
初手にルギアを呼び込むのであれば、キャプチャアロマの50%にかけるよりも、確率は高い(らしい)。
ただ、あくまで確率なので、外れる時もある。
ナンジャモ、博士などでタテ引きしてからのスーパーボールはかなりヤマを掘れるため、終盤にネオラントを取りに行くのに重宝する。
欠点は不確実性と、なによりヤマ全体を見れないこと。

ちなみに、確率上げる意味では、初手に
スーパーとネスト
スーパーとアロマ
がハンドにあったら、ポケモンの残数が多い状態でスーパー使う方がヒット率上がるため、
まずはスーパーから入ることをオススメします。

⚫︎キャプチャーアロマ 2枚
ルギアをギャンブルデッキにした元凶その1
表ならアーケオス、ルギアVstar
裏ならルギアV、ネオラント
が初動の候補。
どれを選ぶかはハンドと相談しながら決めること。
コインで欲しい面がある時に限って、反対の面が出るのは、ルギアデッキが嫌いになる瞬間その3。
必ずヤマを見れるのが強み。
アロマ4枚にする構築も多く、ルギアのボールは諸説あり。

【サポート】計10枚

⚫︎ボスの指令 4枚
最強の妨害サポート。
悪リザには3枚使うことが求められるため、初動で捨てたり、サイド落ちを考えて最大枚数採用。
ルギアはとにかく、対面操作して正面に中打点を叩き込むのが強い。
3枚と4枚の差は1枚だが、終盤にヤマに残っている枚数がかなり大切。

⚫︎ナンジャモ 2枚
汎用ハンド干渉。
ハンドに溜まったボスやエネをヤマに戻せるのがありがたい。
特にエネを戻してからプライマルターボでエネを加速させつつ、ヤマをシャッフルできるので、アーケオスとも好相性。
終盤でも、ギフトエネのおかげで積極的に使いやすい。
ただ、相手を助けることもあるため、相手を見て使うか決めること。

⚫︎バーネット博士 2枚
諸説ありますが、私は複数投入派です。
ネオラント➡️バーネットに依存した動きが多いため、このカードがサイド落ちすると、初動戦略に大きく影響が出ます。
1枚採用では、サイド落ちの確率は10%になります。
これを受け入れられるかどうか、で枚数は変わりそう。
ただ、複数入れると、ネオラントなしで素バーネット打てる確率上がるため、複数投入する価値はあると思います。

⚫︎博士の研究 1枚
最強のドローサポート。
アーケオスも落とせるため、かなり有用。
ですが、エネ、ボス、レントラーかリバーサルのどちらかを落とす場合もあり、ハンド次第では使わない方がいいこともあります。
このデッキはギフトエネでハンド増えるため、ハンドが増えやすいことから、有事に使えるように1枚採用にしています。

⚫︎セレナ 1枚
最近増えてきたロトムVなどを踏まえて採用
ボス5枚目としてカサ増ししつつ、アーケを落とす札にもなる。
リソース残しつつ、ハンドの不要札をピンポイントで落とせるのは強そうに聞こえる。
ただ、ドローの効果は強くなく、呼び出しもV限定のため、使い所は限られる。
ボスを減らしてセレナ増やすのは、個人的には弱いと思います。

【スタジアム】計3枚

⚫︎崩れたスタジアム2枚
雪道回答札でありつつ、メインの仕事はネオラントを消すこと。
被弾したポケモンを落とすことで、負け筋を減らせる。
いかにネオラントを取らせないかが大切なため、試合で1回使うためにデッキに2枚採用しています。
難点はベンチ枠が狭くなることなので、序盤に使う時は、ベンチ枠を埋めすぎるとアーケオスを2枚出せなくなるので注意。
ストームダイブで割るべきかは相手の盤面と相談。
同じ名前のスタジアムは、上から貼り替えられないので、相手が崩れたスタジアムで被弾したポケモンを消すことを妨害できる。

ちなみに、お互いベンチ埋まっている時に、相手のネオラントをボスで釣り出して、こちらが崩れたスタジアムで自分のネオラントを消しつつ相手のネオラントをとりに行くプレイは相手に理不尽を押し付けられる。

⚫︎テーブルシティ1枚
最恐のギャンブルカード。
ルギアをコインデッキたらしめる元凶その2。
ボールのカサ増しと、雪道回答札を両立している。
コインが表なら、どんなポケモンでも持って来れる。
ただ、裏で外れた時には、何もできない。ハイリスクハイリターンカード。裏が出たのにキャプチャーアロマと勘違いしてジャッジキルされないように、ちゃんとテーブルシティ裏なら何も持って来れない、とアタマに叩き込むこと!
逆にテーブルシティ表をアロマ表と勘違いして、進化ポケモンしか持って来れない、と思い込んでしまうのも、まれによくある。
お互い渋い場面で、自分はコイン裏だったのに、相手に使われて、相手が表を出して形勢が一気に不利になるのも、まれによくある。

コイン表で必要札を集めて、アッセンブルスター➡️ルギアのストームダイブまで決めて、相手に使わせずにテーブルシティを破壊できれば強い。

なるべく採用したくないが、現環境では、このカードに祈らないといけないのもまた事実。

【エネルギー】計15枚

⚫︎ダブルターボエネルギー4枚
1枚でエネルギー2個分のエネルギーになるものの、デメリットで打点が下がる。
そのため、安易に貼るのは禁物。
事故った時にカビゴンを手貼りで動かせるのは心強い。
アヤシシの火力にも影響するため、アヤシシ使う時には枚数に注意。
ダブルターボ1枚+白エネ1枚でアヤシシは100点の火力になる、と覚えておくと計算しやすい。

⚫︎ジェットエネルギー4枚
入れ替え札をかねつつ、気軽に使える白エネ
アヤシシの特性との相性がめちゃくちゃ良い。
このカードの特性上、手貼りが必要になるため、ハンドにジェットエネがきたら、キープしておくと、アタッカーを手札から出して奇襲できるため、ミュウを使う時はジェットとセットで使うと相手の不意をつきやすいです。
他にも、カビゴンをセラピー使わず交代させて起こしたり、終盤の縛り解除できたりと、優秀。

⚫︎ギフトエネルギー3枚
枠の都合で3枚だが、4枚採用したい。。。
ハンド補充できるので、ナンジャモ、ツツジのケアが簡単にできる。
崩れたスタジアムが引けない時に、あえて取られそうなネオラントに貼るのも一興。
ただ、ギフト2枚重ねるように貼るのは絶対に避けたい。

⚫︎セラピーエネルギー2枚
カビゴンを起こすのが目的だが、やられるカビゴンに貼ると損なため、使いどころに注意。
セラピーは寝ているやつを起こすのもあり。
カビゴン使っててセラピーないと、負け筋になることもある。
効果で眠り以外にも、マヒや混乱も治せるため、相手のポケモンの不意のワザに対抗できるのも、覚えておきたい。

⚫︎Vガードエネルギー
基本はロスギラの攻撃を耐えるためにつける。
地味にインテレオンのキョダイウズマキでルギアを2回で取れなくなる。
マイナーどころだが、ミュウにつけると、アルセウスのトリニティノヴァを耐えることができる。
exには無力なため、使わない対面なら、早々に切るべきエネルギー筆頭候補。

⚫︎リバーサルエネルギー
不利な盤面からの捲りで使える。
性質上、みなぎるせんこうのレントラーと相性が良すぎる。
サイド先行してレントラー使わないなら、カビゴンなどにつけて白エネにする。
サイド不利盤面でレントラーなくても、アーケオスにつけてワザを打てるのも良い。

———————————————

不採用カードとその理由

あくまでもこれらのカードも常に候補として差し替えなどで検証しているため、今後採用する可能性も高い、ということを前置きさせていただきます。
なお、Eレギュで落ちるカード(ヒガナの決意、雪道など)は記載しておりません。

⚫︎かがやくリザードン
スタートした時に立ち回りがかなり制限されるため、そのリスクを考えて採用見送りました。
ただ、サイド1でカイナやツキを見れるため、ポテンシャルの高さは間違いありません。

⚫︎とおせんぼカビゴン
詰ませる能力の高さは折り紙つき。
ただ、エネの重さと打点不足が厳しく今回は見送りました。
ですが、盤面次第で縛って勝てるのは魅力。

⚫︎ミュウex2枚目
奇襲性の高い2枚目。
対面で使わないこともあり、負け筋になる場合もあるため、採用見送り。

⚫︎ノココッチ
ノコッチを有効に使えるカード。
届かない打点補助にも使えるが、リザには残り230点になり、結局打点が足らず、中途半端。
ノコッチを使うミライドン対面では、むしろベンチに残したいし、それ以外の対面では使わなくて良いため、採用を見送り。

⚫︎イキリンコex
ルギアの初動議論に欠かせない、悩ましいポケモン。
初動で使うと負け筋が増えること、そしてネオラントバーネットを結局やらないといけないこともあるため、採用見送り。特にハンドにルギアVstar2枚来ていると、使うのに勇気がいる。そのためか、現環境でもイキリンコ採用はやや少ない印象。
・ネオラント2
・ネオラント2、イキリンコ1
・ネオラント1、イキリンコ1
と組み合わせに諸説ある。
ただ、特性は破格。新環境ではバーネットなくなるため、かなり有力になりそう。

⚫︎ミュウツー
上技でリザやロスギラ、ミライドンを受け身でワンパンできる。
無視されたらボスで裏を呼び20点をばら撒きながら、倒すのに必要なエネ要求を引き下げられる。
いろいろ可能性があるものの、カウンターキャッチャーが蔓延して、サイド先行したらウラを抜かれて負ける試合が増えたため、見送り。

⚫︎ヤレユータンV
確定道具サーチ持ち。下技でテツノカイナをワンパンできるのは、地味に有能。
欠点はカイナ以外には低打点になること。
今後、道具をあわせた構築で可能性を感じる1枚なのは間違いない。
まだ研究中のため、見送り。

⚫︎バリヤード
盤面次第で詰ませる可能性を秘めたカード。
ただ、結局相手の手貼りで簡単にぬけられるため、終盤に出せたらワンチャンある。
まだこちらも研究中のため、見送り。

⚫︎ロストスイーパー
テーブルシティとの交換するなら、コレ。
最近ブーストエナジーなど強い道具が増えたため、有力候補。
ポケモン展開をとるか、安定をとるか悩ましいところ。

⚫︎カウンターキャッチャー
サイド先攻限定で使えるため、状況次第では相当強いカード。
難点はサーチ手段が限られるため、使うならペパーとセットで運用したいところ。
構築を練る必要があり、今回は見送りました。

⚫︎勇気のおまもり
カビゴンにつけると、バーニングダークを耐える、
ミュウにつけるくるいえぐるを打っても気絶しなくなる、またジュラルドンに抗えるなどメリットもありますが、サーチ手段が限られるため、見送りました。
立て引きが弱いルギアは道具を器用に扱うのは苦手なデッキなので、道具全般の採用を控えてます。

⚫︎げんきのハチマキ
シチュエーション問わず『+10点』。
この10点が偉すぎる。
・ルギアのストームダイブ220点が230点になるため、カイナ、ツキをとれる。
・ダブルターボ付きのカビゴン160点が170点になるため、ネオラントとれたり、悪リザを次の160点カビゴンでとれる、2パン圏内に入れられる。
・180点カビゴンが190点になるため、ゲノセクトやロトムをとれる。
・ミュウにつけると、スタジアムありなら、カラミティストームが220点から230点になり、ツキをくるいえぐらずに、倒せる。
・ドラピオン190点が200点になるため、ライコウやライチュウをとれる。

採用を見送ったのは、道具のサーチ手段として、ペパー、タウンデパート、ヤレユータンVが必要で素引きするために入れるには状況が限られたため。

⚫︎デヴォリューション
リザやパオに刺さるカードですが、ハンド干渉と使いたいところ。場につけたらその番にトラッシュされるため、使いたい場面まで手札に抱えることになり、ギフトエネルギーと相性が良くありません。
また、リザの機能を止めるには、2回デヴォリューションしないと厳しいことも多く、そのため2枚入れると他の対面での不要札が増えるため採用を見送り。

⚫︎ロストシティ
スタジアムでテーブルシティから変えるならシリーズその2。
リソース回復しないルギアに好相性。相手の進化ラインをロストできればアツい!
欠点は展開札でないため、役割が雪道対策になりがちなこと。

⚫︎フトゥー博士のシナリオ、チェレン、ボタン
リザ対面でダメージ回収することで1ターン多く攻撃できるようになります。
どれも一長一短。
1枚欲しくなることもしばしば。
枠ができれば採用したいところ。

⚫︎ネジキ
負け筋消したり、ルギア1枚の時のリカバリーに使える。
書いてあるテキストは地味ながらかなり強く、採用を今後も検討したいカード筆頭候補。
ネオラントをミュウやカビゴンに戻すのが、強い。
枠の都合で見送りました。

⚫︎ハマナのバックアップ
数少ない特殊エネルギーを戻せるサポート。道具採用の構築でなくとも、リソース回復として有用であるため、余裕があれば入れたいとサポート。
ただ、他のカードパワーが強すぎて相対的に弱くなりがちなため、見送り。

⚫︎ジニア
バーネットがいるため、影に隠れていたが、バーネットレギュ落ち後にスポットあたりそうなカード筆頭。
ジニア➡️イキリンコや、
ジニア➡️器、ハイパー
がアーケオスを落とす初動のギミックになりそうな予感。
また、ルギア Vstarをサーチできるため、新しい初動考察も捗る。
でも、バーネットあるうちは、バーネットでよし。

———————————————

以下、簡単ですが、対面で意識していることを書きます。

▪️白ルギアのポイント

(1)初動の目標
(2)アタッカーと対面のコツ
(3)エネ管理
この3点に絞って述べたいと思います。

(1)初動の目標

⚫︎ルギアVの立て方
相手の初手でルギアを2面立てるか判断します
現在の環境は、後1でルギアVの220点を取るデッキが一定数おり、ケアできなければ、即詰み盤面になることが散見されます。
判断できない場合は、2面立てる、無理ならジェットエネでベンチにルギアを引っ込める、を目標にします。

以下の対面では、特に1ターン目で運命が決まります。
純正ツキ、ミライドン、ミュウ
(この3つがヤバい、ヤバすぎる)
初手を見て、この3デッキと分かったら全力でルギア2面立てましょう。

特に相手がかがやくゲッコウガスタートだと、どのタイプかわからないため、困ったらルギア2面準備安定です。

⚫︎続いて、アーケの落とし方です。
①ハンドからトラッシュ
②デッキからトラッシュ
の2通りですが、ルートを頭に叩き込むこと、推奨です。

私の場合は初手のハンドみて、対戦開始までの待ち時間にどうアーケ落とすか、ある程度決めてます。
(アロマ表、裏それぞれで何を取ってきたいか決めてます。ヤマのサイド落ち次第で変わるため、希望どおりいくかはわかりませんが。)

⚫︎以下、詳細
①の手段
ハイパーボール
博士の研究
セレナ
ルギアV かぜよみ

※特にじゃんけん負けて後攻になる時は、最後に風読みが理想(ルギア2面立てられたら)のため、風読みで捨てる札もイメージしておくと、ベター

②の手段
バーネット

ネオラント経由で使うことが多い。ネオラントを使わずにバーネット素引きしてアーケ捨てるのが理想。それができる時はハンドが強いです笑
ただ、毎試合そんなうまくいきませんので、
まずは、アーケオスを
①ハンドから落とす
②デッキから落とす
のどちらを目指すか方針を立てるのが大切。

ネオラントを持ってくる方法は
ハイパーボール
スーパーボール
アロマ裏
テーブルシティ
になります。

そのため、
いきなりネオラント使うではなくて、まずは①、②どちらを目指すか方針を初手見て決める、がめちゃくちゃ大切です。

ちなみにバーネット2枚にしてる理由は以下のとおりです。
ネオラントなしバーネットの確率を1枚よりも2枚だと単純に期待値が上がります。
また、ハンドの都合でヤマを見れずにルミナスサインにかけないといけない時に、バーネットサイド落ちしてるとヤマ確認しながらプラン変更考える必要あるため、事故ケアで2枚にしています。(2枚ともバーネットサイド落ちする場合もありますが、確率は1%のため、そこは諦めてます。)

なお、私はヤマ確認する時、ルギアの上下、ネオラント、アーケ、バーネットの枚数を見るようにして、他は見てません。
プレイ時間早めたいのと、アッセンブルできたら、毎ターンヤマ確認〜ヤマシャッフルできるためです。

———————————————

(2)アタッカーと対面のコツ

※レントラーはサイド先攻された時のカビゴンの代わりに使います。
※アヤシシはフィニッシャーや、不意のカイナなどをワンパンする役割のため、アヤシシをメインのサイドプランには組み込んでいません。

なお、有利不利は私の経験値のため、人によってここは異なります。目安としてご覧ください。
なお、ルギア握るなら手番は原則先攻です。
ルギアは、進化して動き出すデッキのため、後1で攻撃することはないため、先攻で早く進化させて先2から攻撃して、1回でも多く攻撃回数を稼ぐのが重要です。
後攻だと勝率が5%〜10%落ちる印象です。
じゃんけんで勝てるように徳を積みましょう(?)

⚫︎リザ(4.5:5.5でルギア微不利)
プラン1
ルギア、ルギア、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

プラン2
ルギア、カビ、カビ、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
サイド5枚取らせるようにアタッカー押し付ける
リザはルギアで1回殴った後、裏のリザをボスで読んで、サイドを取らずにリザ2体にダメージ与えて、カビゴンで取れるように削る
ピジョットはレントラーでとる
試合中にネオラント取られずに、サイド1枚のポケモンしかいない場面作れたらルギア優勢!
サイド5枚取らせて、ノーダメージのリザをミュウのゲノムハック➡️バーニングダークでワンパンする

⚫︎サナ(4:6でルギア不利)
プラン1
ルギア、ルギア、カビ、ドラピ
相手がゲコ出してきたら、ミュウで手裏剣打ちます

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

プラン2
ルギア、カビ、カビ、カビ、ドラピ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
ルギアで2回殴って、ラルトスとミラステキルリア取る
ドラピは最後まで我慢
ナンジャモ食うかもしれないけど、ベンチには絶対置かない
サケブシッポが動くため、早めにカビゴンにエネつけて準備して、ダブルターボは手貼りできるよう、ヤマに残しておく
甘えてゲッコウガだけ出して、マナフィいなければミュウで手裏剣パクる(そんなできないけど、マナフィサイド落ちだと狙える時ある
アーケオス2枚抜かれるとドラピオン使えなくなるため、そうなると、既存のアタッカーで裏のポケモンを狩れるかの勝負になる

⚫︎ロスギラ(5:5で互角)
ルギア、カビ、カビ、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
テーブルシティはギリギリまで貼らない
雪道対策札めっちゃ大切なので、ヤマみるときに、バケッチャいるかチェック
Vガードエネも大切なので、ルギアに貼るかつレクイエム狙われるので、Vガード貼ったルギアにはギフト貼らない
ミュウでロストインパクトパクる
ワザ使った後にミュウギフト残せるとGOOD
あとはカビゴンで殴りつづける
結局雪道割れないと勝てない対面
カウンターキャッチャーにより、ネオラント消せないと負けるためどこまでも油断できません

⚫︎ミライドン(3:7でルギア不利)
ルギア、ルギア、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

ノコッチ必須
それでも先攻でサイドを取られやすいため、かなり苦しいサイドレースになります。

(対面のコツ)
ルギア、ルギア、ノコッチ並べて、220ルギアでミライドン取れたらベスト。
ただ、ハンドの都合でスタート以外に1体しかポケモン展開できないなら、優先度としては
ルギアV2枚目>ノコッチ
です。
ノコッチいても、ミライドンが220点出せるため、ノコッチよりもルギア2枚が安定です。
ミライドンにおまもりつけられてワンパン無理なら200点ルギアでライコウをとる。
ミュウでフォトンブラスターのコピーも狙う。
もし、不運のノコッチスタートでノコッチ落とされた時に、アッセンブルスターでノコッチ+1アーケ戻す形で盤面作るのが有力な場合があります。
相手の盤面のエネが少なかった場合、狙ってみる価値はあります。
そもそも厳しい対面なので勝てたら、うんと自分を褒める笑

⚫︎ロスバレ(5.5:4.5でルギア微有利)
ルギア、カビ、カビ、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
ひたすらカビゴンだけの盤面にする。
サイド2は並べてはいけない。
崩スタでロストマインで取られそうなやつを消す。
最近はおとぼけ2回+デヴォでルギアVstar取ろうとするため、ルギアを崩スタで消すのもあり。
ミュウは盤面にゲッコウガがいて、月光手裏剣使える時に出す。

⚫︎パオ(5:5で互角)
ルギア、ルギア、カビ、カビ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
じゃんけん先攻とらたら、有利。
220点ルギアの価値が高いマッチアップ。
試合中1回はカビゴンでセグレイブとって、サイド1を押し付けること。
先殴りできるか、がめちゃくちゃ大切。

⚫︎ツキ(5:5で互角)
ルギア、レントラー、カビ、カビ、カビ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
ルギア2枚立つかで決まる。
サイド2を控える。
カビゴンぶつける。
とくにネオラント入ってることもあるため、180カビゴン大切。
あと、下手にスタジアムはると、ツキの火力あがるため、なるべくスタジアム使わない。

⚫︎ブジン(6:4でルギア有利)
ルギア、ルギア、カビ、カビ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
ルギアVstar2枚で攻めたい。
連ウーに似ている。
220点ルギアが大切。
バケッチャノコッチスタートするとヤバい。
そこは倒されないことを祈るしかない。
被弾したサイド2枚のポケモンは崩スタで落としたい。

⚫︎ミュウ(5:5で互角)
ルギア、ルギア、カビ、ドラピ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
ドラピ大切。
でも、ドラピ使うだけでは絶対勝てない。
ルギア2枚立つかで決まる。
カビゴンでミュウVをワンパンできるとグッと勝ちに近づく。
ネオラント取られたらドラピいても、劣勢なため、崩スタケアが大切。

⚫︎インテウーラ(6:4でルギア有利)
ルギア、ルギア、カビ、ミュウ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
Vガードルギア押し付ける。
ルギアの闘抵抗が生きる対面。
ただし、相手も最速キョダイレンゲキでアーケ2枚抜き狙うため、アタッカーのエネ貼りを最優先。
この対面は、カビゴンにダブルターボつけてでも、アタッカーを完成させること優先。手貼りの価値も高い。
ウーラオスに弱点つかれるが、ドラピの特性でエネなしで攻撃できるため、被弾させたVmaxやネオラントを取れるとアツい。
もし、ミカルゲいたら、最優先でとるべき。
サイド進められたら、レントラーでインテレオン取れるようになるため、多少無理しても取る価値はある。

⚫︎色ルギア(5:5で互角)
ルギア、ルギア、レントラー、カビ、アヤシシ

アタッカーとエネ配分(右下は余り)

(対面のコツ)
じゃんけん先攻ゲー。
相手にサイドリードされたら、レントラーできっちりルギアを取る。
先に相手のカイナが動きそうならノコッチ準備。
ルギア、カビの削りあいになるため、先殴りできるかが大切。ら
多少エネ切っても速攻を意識する。
中盤アヤシシでルギアをとれるとリードしやすい。
アヤシシにVガード集められたらベター。

⚫︎カビゴンLO(5.5:4.5でルギア微有利)
ルギア、アーケオスのみで戦う

(対面のコツ)
シングルアッセンブルすること!
ネオラントは使わない。使ってはいけない。
トラッシュしてもやまびこホーンされるためハンドにかかえておくか、ナンジャモでヤマに返す。
アーケ2枚並べると、片方ずつ縛られて逃げエネ要求され、エネが並んだところをピーニャで割られます。

基本はルギア1、アーケ1でOK。
カビゴンも出さない。
セラピー破られたら、起きれなくなるためです。ミミッキュは、アーケで殴る。
エリカでバケッチャ、ノコッチ出されたら、最終手段のドラピ起動でダイナミックテールの反動ダメをバケッチャに乗せて、相手のサイドを進めさせます。スタジアムはシンオウ神殿を貼ってくるため、自分から貼らないこと。
崩スタは縛られやすいネオラントやバケッチャを落とすためだけでなく、シンオウ神殿対策で持っておく。

ノコッチやバケッチャでも、ミミッキュは殴れる
ルギアとアーケで殴れないターンがでても、焦らない
じっくりいきましょう
ジェットエネとダブルターボをギリギリまで貼らない!

———————————————

(3)エネ管理

⚫︎エネのつけかた
プライマルターボで、毎ターン最大4枚つけられるものの、何も考えずに、盤面にエネを並べるのは、絶対避けたい。
相手からすれば、盤面とトラッシュは公開情報のため、それが早々に出し切ってしまうと、ウラを縛られる。
エネを出さなくとも、最低限の枚数をつけるようにして、プレイの幅を広げる方が選択肢が広がる。
プライマルターボ1回目にエネを貼り、2回目はヤマを念のため確認したい時だけ使う、なども試合中のリソース管理として大切です。
縛り解除のため、最後までダブルターボ1枚か白エネ1枚残すことが理想です。
でも、例外はあります。エネを最速で並べないといけないのは、サーナイト、連撃ウーラオス対面の時です。
この2タイプのデッキは1〜2ターンでアーケオスを殲滅してくるため、最大限エネをつけてアタッカーを完成させることを目指します。
———————————————

⚫︎ルギアへのエネの貼り方
対面で220点ルギアを作るか判断
220で届く時のみ、つくる
それ以外はダブルターボ込み200点でOK
2体目ルギアを作る際にはダブルターボ2枚180点も意識
特にリザ対面では、ミュウでノーダメージのリザを取るプランなら、終盤白エネ(ダブルターボ以外の エネのこと)3個がいるため、注意⚠️
逆に、相手目線ですが、220点ルギア2体作るのは、かなりハードルが高いです。
2体作るには白エネを8個使ってしまいます。
エネ配分は若干の差はあるものの、ダブルターボ4枚、白エネ11枚が多い印象です。
そのため、残りの白エネ3個になる=カビゴン3体め、ミュウ、レントラーのうち、どれかを諦めることになります。
また、序盤にポケモン逃したり、ボールや博士のコストでエネを切ると、さらにエネの残数が厳しくなります。
対ルギアでは、相手のトラッシュにエネが何枚あるかを確認する際に、
余力あれば
ダブルターボ▲枚
白エネ▲枚
を頭に入れると、相手のリソースを読みやすくなります。

なお、リザ対面では、180点の火力がめちゃくちゃ大切になりますが、ルギアVstarなら、ダブルターボ2枚で180点出せるため、白エネを節約することができます。
(ロトム取れなくなるため、必ずしも何も考えずに180点作ればいい、というわけではありません)

参考にアローラロコン対面どうするか、も触れておきます。
白ルギアでは、軒並み特性持ちのため、アロコンの対処は限られます。
そこで、アロコン対面では、アッセンブルしたあと、ルギアVを追加で繰り出して、エアロダイブ130点+ミュウのゲノムハックスノーミラージュ160点(スノーミラージュはかかっている効果を無視できるため、アロコンの特性を貫通)で倒せます。
打点に余力あるため、ルギアかミュウのどちらかにダブルターボつけても倒せます
レアケースですが、対面次第では、ルギアVで戦う場合もある、ということです。

⚫︎カビゴンのエネの貼り方
ダブルターボはギリギリまで貼らない
今の環境は180点がめちゃくちゃ大切です(何度も言います)
そのため、プライマルターボで後続のカビゴンを育てる場合は、あえて白エネ1枚だけ貼って、盤面にエネをつけすぎないようにしながら、160点か180点かどちらも狙える形にしておきます。

160カビのメリット
プライマルターボ1回でエネ要求を満たせるため、アーケオス1体落とされても、カビゴンを起動できる

160カビのデメリット
リザは160カビでは、2パンできない
ネオラント落ちない
ミュウV落ちない
ミュウex落ちない
サナexに月丘使われると2パンできなくなる

特に、ネオラントをカビゴンで取れると、優勢になることが多いため、カビゴンにダブルターボ貼る時は細心の注意が必要です。
とりあえず貼ったダブルターボのせいで、打点が届かなくなった、というケースがあります。私のシティの敗因はそれでした。。

ネオラント使う相手に対しては、カビゴンで取れるようにするべきなので、ベンチで白エネ1個貼って様子見するのが良いです。
特に、セラピーは貼らずに、寝て帰ってきたらアーケでつけて叩き起こすようにすると、セラピー節約しやすいです。もちろん、寝て帰ってきたら、また余計にセラピーエネつけることになるため、絶対こうするべき、たいうことはありません。

ただ、今回の構築もそうですが、一般的な白ルギアの構築では、カビゴンの枚数より、セラピーエネの枚数が1枚少なくしていることが多いです。
裏を返せば、カビゴン3体立てるなら、1体はセラピーを使わずに起動しなければいけない、ということです。
まずいのは、セラピーを先に使い切ってしまい、3体目のカビゴンはコイントスで目覚めるか、ジェットエネでベンチから救済するか、の状態に追い込まれることです。
こうなると、とくにロスト相手ではヤミラミのロストマインで、カビゴン越しに裏のポケモンをまとめて狩られることになります。
ゲッコウガの月光手裏剣でも同じようなプレイされることがあるため、セラピーなくて詰む形にならないように、セラピーを節約できるプレイを目指すのが負け筋が減ると思っております。

もしカビゴン寝たまま帰ってきたら4エネになるため、裏目になることもあります。
ですが、あきらかにカビゴンとられるとわかっているのにセラピー貼るのは割にあわないです。
その場合は、ジェットエネかリバーサルをつけてカビゴン押し付けて捨てに行きます。

後続のカビゴンにピンで貼るエネは
Vガードかギフトを優先したいです(ギフトは盤面次第のため、とりあえず貼っていいわけではない)

⚫︎ミュウのエネの貼り方
基本は白エネ3個が安定です。
使いたいワザとしては、
・ロストインパクト
・げっこうしゅりけん
・フォトンブラスター
・バーニングダーク
・キョダイレンゲキ
・いちげきクラッシュ
・ドラゴンゲイル
・テクノバスター
など
他にもあげたらキリがありません。ただ、要求が重たいため、使いどころは考えておくべき。 
以下の場合に限りダブルターボもありかなと思ってます。
⚫︎くるいえぐる
強制気絶
自傷ダメでミュウも落ちるため、
ダブルターボを使い捨てられます
この構築では、お守り不採用で自分も落ちるため、ギフトは貼ってはいけません
お守りあれば、ダブルターボ+ギフト安定

⚫︎げっこうしゅりけん
落とすのがキュワワー2体の時限定!
ダブルターボでも70点でます
ヤミラミやキルリアは落ちないため、要注意!!

基本ミュウは使い捨て(ワザ使ったら、次の番に相手に取られる)と思った方がいいです。
そのため、できれば、1枚ギフトエネ貼って運用したいです。

⚫︎ドラピオン
ダブルターボ2枚つけると、300点になるため、サナを取る時には、ダブルターボ+白エネ2枚の形にする
特にサナは絶対次のターンにドラピオンを取るため、使う場合はギフトエネを貼りたい

連ウーやミュウ相手の時には、エネなくても動けるが、
連ウーのミカルゲやミュウの雪道で特性消されることもあるため、過信は禁物
実は、対リザで白エネ4枚要求だが、ロトムVをとれる

⚫︎レントラー
リバーサルで運用
基本はリバーサル1枚で使い捨てだが、盤面次第で温存できるなら次のターン一度ベンチに下げることもあるため、逃げエネ1枚追加で貼るのもあり(滅多にないけど)

⚫︎ネオラント
水エネないため殴れない。
崩スタで消すしかないが、消せない場合はギフト1枚貼って、取らせたくない形にする
地味にミライドンやロスト対面で、ビーチコートある盤面なら、逃げエネゼロになるため、頭の片隅に置いておくと、後続出す時にとりあえずネオラント出すことができる

⚫︎バケッチャ
ワザを使うことはほぼない
基本はスタートした時に、やむを得ずダブルターボで逃げる時くらい
逆に終盤、ベンチにいたら、縛られる可能性があるため、ダブルターボ1枚はヤマに残しておくことが大切

⚫︎ノコッチ
地味に30点出るため、アタッカーない時に、ルギアVstarとるたまに被弾したアルカナのサナをとれたりする
くるいえぐってきた、トドロクツキも狩れたりする
30点はエライ
コイツも逃げエネ1枚のため、ビーチコートあれば逃げエネゼロになります—————————

(参考1)スタートポケモンが良くない時

初手ネオラント、バケッチャ、アヤシシ、ドラピなどでスタートした時のリカバリーはどうするか

⚫︎攻撃できるなら殴りに行く
⚫︎エネつけて逃す
⚫︎ベンチに出したポケモンにジェットエネつける
⚫︎切る(捨てる)

このうち、カビゴン以外のカードなら、切るか交換安定になります。
ネオラントはスタートすることがあるものの、逃げエネ1のため、引きやすいのはせめてもの救い。

スタートが望まないポケモンであった場合、ベンチでアッセンブルしたら、正面逃して、アタッカー出す、という2体のポケモンにエネをつける必要があります。
そのため、次のターンの展開を考えてエネルギーを後続に先貼りするのが大切です。

(参考2)アヤシシのエネの付け方

※  DT➡️ダブルターボエネルギー
※  白エネ➡️ダブルターボエネルギー『以外の』エネルギーを指します。
※  効率悪い、と書いてる場合は、必要な打点ライン以上になるようエネがつく場合を指します。

⚫︎打点計算のポイント☝️
ダブルターボエネルギーをアヤシシにつけると、(40点×2)−20点=60点になります。

白エネは1枚あたり40点のため、『DT1枚』と『白エネ1枚』のペアでピッタリ100点になります。
この組み合わせで確認すると計算しやすいです。

以下、主要な打点
⚫︎360点Over(ヌメルゴン、カメックスexワンパン)
DT0枚
白エネ9枚

DT1枚
白エネ8枚(効率悪い)

DT2枚
白エネ6枚

DT3枚
白エネ5枚(効率悪い)

DT4枚
白エネ3枚
—————————
⚫︎330点Over(悪リザワンパン)
DT0枚
白エネ9枚

DT1枚
白エネ7枚

DT2枚
白エネ6枚(効率悪い)

DT3枚
白エネ4枚

DT4枚
白エネ3枚(効率悪い)
—————————

⚫︎280点Over(Vstarワンパン)
DT0枚
白エネ7枚

DT1枚
白エネ6枚(効率悪い)

DT2枚
白エネ4枚

DT3枚
白エネ3枚(効率悪い)

DT4枚
白エネ1枚

—————————

⚫︎230点over(カイナ、ツキライン)
DT0枚
白エネ6枚

DT1枚
白エネ5枚(効率悪い)

DT2枚
白エネ3枚

DT3枚
白エネ2枚(効率悪い)

DT4枚
白エネ0枚

—————————

⚫︎220点over(ポケモンVライン)
DT0枚
白エネ6枚(効率悪い)

DT1枚
白エネ4枚

DT2枚
白エネ3枚(効率悪い)

DT3枚
白エネ1枚

DT4枚
白エネ0枚(効率悪い)

—————————

(参考3)サイド落ち考察

今から記載することは、あくまで目安です。サイド落ちを想定しておいた方が気が楽になります。(経験談)

ルギアデッキの構築はだいたい以下のとおり
⚫︎ポケモン18〜22枚
⚫︎グッズ、道具10〜12枚
⚫︎サポート9〜11枚
⚫︎スタジアム3枚〜4枚
⚫︎エネルギー15〜16枚

したがって、少々乱暴ですが、サイド6枚の見立ては以下のとおり。

⚫︎ポケモン2枚
⚫︎グッズ、道具1枚
⚫︎サポート1枚
⚫︎スタジアム0枚
⚫︎エネルギー2枚

ポイントはエネルギー2枚くらい落ちる、ということです。
先ほど対面のコツで余りエネルギーを記載しておりましたが、サイド落ちを考えると、けっこうシビアになります。
サイド落ちはやむを得ませんが、ここでお伝えしたいことは、エネがサイドに3枚以上落ちると、アタッカーの作り方が制限される、ということです。
余力あれば、ヤマ確認の時にエネルギーまで見ておきたいところです。
ルギアデッキは、エネが15枚とかなり多い構築ですが、入れ替え札がなく、アタッカーのエネ要求も多いため、これでもカツカツになります。
そういうデッキなんだ、と知っていただくことがルギアデッキの理解につながると思います。

▪️さいごに

この構築については、あくまで一例だと思っています
メタカードを増やしたため、安定性が落ちている部分もあり、今の環境では、どれかの対面を切るのも一つだと感じております。
いろいろとネタカードの発掘をしてきましたが、結局まるいレシピに落ち着いてます
新環境では、バーネットが使えなくなるため、初動をどうするか、今後開拓していきたいと思います。

また、色ルギアについての開拓も進んでいくと思いますので、構築研究しながら、ルギアが使えるラストイヤーに有終の美を飾ってあげられるよう、引き続きルギアを握りたいと思います。

ここまで読んでいただいた方がもしいらっしゃれば感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
ルギアはまだやれます。
私のように、弱いプレイヤーでも何か考える際の一助になれば、と思い今回執筆いたしました。
今後とも皆様と意見交換できれば幸いです。

ここから先は

0字

¥ 300

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?