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SHOGUN-将軍-5話感想

こんばんわ☕
せいたろうです

水曜に観ようとおもってて、結局忙しくて見れなかった「SHOGUN」5話をやっと観れたので簡単に感想を書いておこうと思います。

第五話「父の怒り」

虎永さんは、静かに怒るタイプですね。というか、長門くんのことバカな倅と理解してさしていて、怒りもしませんでした。「どうせ誰かにそそのかされたんだろう」ってことにまで気づいています。見てて不安になりますこの親子。
ともあれ、虎永が按針の元に戻ってきました。どうやらこの間に虎永は五大老の座を降りたようですね。
五大老のトップの石堂的には、空いた席にだれを置くか揉めて面倒なのと、吉井虎永を討つ理由が薄まってしまうという割とマイナスが多いんですが、いつどうやって虎永が大老職を辞したのか描写がないのはちょっとモヤる…

あとは、人事で胃を痛めてる石堂がめっちゃ石田三成で良かったです。こういうのもっと欲しい。
あとは、地獄から戻ってきた男「文太郎様」こと戸田広勝が再登場しました。彼もまた細川忠興っぷりを発揮し始めました。顔にもたくさんの傷が入ってるのもいいですねえ。

細川忠勝は額と鼻に傷跡があったそうです。
額の傷は初陣の時に負った名誉の傷で、そのことに触れると上機嫌になったとか。
そして鼻に横一文字に入った傷は、山崎の戦いで妹の夫である一色義定を討って丹後一国を手に入れた時に、夫を殺された妹がブチ切れて懐刀で切りかかってきて避けきれずにできた傷だそうで、それ以降だれも顔の傷について触れなくなったとか。
このエピソードから忠興=顔の傷を僕はどうしても連想してしまいます。

今回は按針の感情面も変化がありました。
日本人の死生観を理解できない按針が、早く仲間と共に祖国に帰りたいと強く思うようになりました。
日本人が命を軽視しすぎているのが理解ができないんですね。
あとは鞠子との関係もちょっと悪くなって居心地が悪いという感じでしょうか。
その後に大きな地震があって地滑りに村が飲み込まれていくシーンがあったのは、やはり災害大国ニッポンで彼らは刹那を生きていて、そのことが特殊な死生観を生み出しているんじゃないかという事を思わせる演出だたのかな。

戸田鞠子の出自について

戸田鞠子が自らの家系について按針に打ち明ける話がありました。
鞠子の父親は明智仁斎という人物。主君の黒田氏に謀反を起こした大罪人で、自刃して果てたと説明されました。
モデルは細川ガラシャの父である明智光秀ですね。仁斎という名前は幽斎や三斎みたいに本名とは別の「号」っぽい感じですね。茶人だったのかな。
主君の黒田氏のモデルは織田信長でしょうし、その後を太閤様が継いだというところも一致してますね。

ついに火蓋が切られるのか?

石堂の元に根原烝善の首が届けられました。ここで石堂が兵を出さないと逆に諸大名からの信頼を失うので出さない選択肢はないですね。早急に大軍を率いて攻めるべきです。
落葉の方も石堂のバックにいて、石堂自身に特に欠点も無く、多くの大名が大老たる石堂に従うでしょう。
ましてや吉井は罪人で、職もなく、使者を騙し討ちで殺してしまうような後継者のいる人物です。だれが従うでしょうか。藪重は離反を疑われる前に早く石堂の元に参じたほうが良いです。

と、はたから見てたら思うんですが、主人公は吉井虎永側なので吉井側が勝つんでしょう。
おそらくとんでもない兵力差で戦うことになるでしょうから、野戦になれば負けてしまいます。
囮を使って敵をおびき寄せて道幅の狭い両側を山に挟まれた道に誘い込み、高所から油断した石堂軍を挟み撃ちする…とかなら数は減らせますかね。
それとも大砲が全てを解決させるんでしょうか…。

全十話の折り返し地点まで来ました。
これからどうなっていくのかまだまだ目が離せませんね。

X-MEN '97も始まりましたが、こっちの感想は来週になるかも。

ではまた。

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