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完ミ育児|育児日記

こんにちは。
今回は、第一子の子育てで完ミ育児に切り替えるに至った話をさせていただきます。

母乳育児を目指して

出産で入院中、助産師さんによる母乳をあげるための特訓がありました。
新米お母さんたち数人に対する実地講習なのですが、赤ちゃん相手に実際に母乳を飲ませてみることになりました。
この時は助産師さんの助けもあって何とか飲ませることが出来たのですが、退院してから赤ちゃんと一対一になるとうまくきません。乳房もうまく咥えてくれないし、体勢や顔の向きもうまく調整できない。
中々授乳ができないので乳腺炎寸前まで行ってしまい、仕方なく搾乳機を使って母乳を飲ませていました。
母乳にこだわっていたのは、ミルクよりも母乳の方が栄養的にもいいと思っていたのです。

母乳育児 2ヶ月目

母乳育児挑戦から2ヶ月。お腹が空いたと泣く子どもに早くおっぱいを上げなければという焦り、泣き声を早くおさまらせたいという気持ちから、ついつい哺乳瓶でミルクを与えてしまうのが癖になってしまっていました。
母乳は何度も飲ませていくうちに授乳量が増えていくものです。哺乳瓶でミルクを与えていたせいで母乳の量はいつまでも増えず、搾乳しても一回で摂れる量は20CC程度。自分も睡眠不足の中、夜な夜な搾乳することにも疲れてきていました。

母乳を飲ませられていないことで母としてのアイデンティティが揺らいでいました。寝かしつけるのも夫の方がうまいし、母乳を与えられないなら母としての存在意義って何なのだろう…。毎晩こっそり泣いていました。

もう、いいか…

睡眠不足や疲れもあり、心が折れかけていたんです。

完ミ育児への切り替え

母乳育児を諦めるときめたら、少しづですが心が楽になってきました。体を休める時間が増え、心を悩ませる時間が減ったからかもしれません。

心身が回復してくると、育児も少しずつ楽しくなってきました。

母乳でなくとも子は育つ。
母としてのアイデンティティは、母乳だから芽生えるものではなく、赤ちゃんとどれだけ接してこれたかで決まるのだと思います。

赤ちゃんが無事育ってくれたらそれでいい。
自分を追い詰めても、赤ちゃんのためにも自分のためにもならない。

できることをしていたら何とかなる、少しでも悩めるお母さんが楽になれますように。

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