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南国でも大雪に警戒!

暦の上では立春を迎えたが、先月はこの冬最強の寒波が襲来し、愛媛県南予地方を中心に大雪となり、南国の宇和島市でも1月24日の最低気温が氷点下を記録した。
積雪のためJR予讃線で、松山~宇和島間の特急が一部運休するなど交通機関が乱れた。
また高速道路の通行止めにより国道が渋滞し、路面の凍結によるスリップ事故が続発していた。
同県の四国中央市でも作業車がスリップしてガードレールを突き破る事故が発生した。
高速道路で凍結防止剤をまく作業車が起こしてしまったまさかの事故を見ても、今回の大雪は想定外だったのかもしれない。
今回の寒波では、車のスリップ事故の現場を多く見かけたが、タイヤチェーンなどの装着で防ぐことができた事故もあったはずだ。
愛媛県名産の柑橘が雪焼けしてしまうなどの農作物への影響も心配だ。
ここ数年は、下関海峡を通って南予に雪雲が流れ込む傾向がある。
温暖なはずの南国でも大雪への備えは徹底しておく必要があると思い知らされた。
新聞配達員としても、この冬はまだまだ油断できない。


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