今日の日記

復職について、前回のnoteでうまくまとめようと思いすぎて上手くいかなかったので、日記で残しておく。


昨晩は、眠れなかった。

久しぶりの早起きなので、早く寝ておかないといけないと布団に入るも、吐き気が込み上げてきたり、頭がカーッと熱くなってきたり、なんだか朦朧としてきてしまって、全然眠れない。

落ち着かなくて、子に助けを求めて布団に入ってきてもらい、撫でさせてもらうもまだ効かず。

「そうだ!」と久々に睡眠導入剤の存在を思い出し、ここが出番とばかりに意気揚々とお茶で流し込んだ。

以前飲んだ時には比較的すぐに効いてきたのに、今回はなかなか効き目が現れてくれない。

まだかまだかと待ちながら、引き続き子に縋りついてわしゃわしゃとさせてもらい、そろそろかなと思っていると玄関の方でガサガサと物音が聞こえたような気がした。夫が帰ってきたのだと思い、そちらも見ずにそのまま自分の眠気に身を任せようと努力を続けていると、枕元から少し離していたスマホが長いこと震え、「なんで今!」と見ると帰ってきたはずの夫からの電話で、「大丈夫だった?地震、結構揺れたけど」。

さっきのガサガサは地震だったのか!と自分の朦朧具合に少し引き、幸い被害のようなものはなかったので、もう一度寝ようと思うも、地震のことが気になってスマホをそのまま見始めたが最後、いつのまにかゼンカイジャー俳優(家族で最近ハマっている)のインスタグラムのカッコいい写真を最初から全部眺めていて、気がつくとかなり時間が経っていた。

しまった!でもカッコいい!と我に帰った直後に意識が途切れ、朝になっていた。

私は休職中、全然朝が起きれなかった。起きよう起きようと思うも、そう思うほど起きたくなくなり、惰眠を貪る形で布団に篭っていた。それが昨日まで。

でも理由があれば、自然と起きるものだった。眠剤のおかげもあり、すっきりとした目覚め。

怖かったので余計なことは考えないように、努めて淡々と準備をして、夫と子を置いて先に私が出勤。


通勤の電車。以前のようにスマホを身過ぎると疲れると思いボーッと過ごし、淡々と歩いて出社。

女性更衣室に入ってロッカーを開けていると隣の部署の顔見知りの年上の方がいて、びっくりされたけど励ましてもくれてありがたやと外へ出る。

いよいよ自部署に入り、淡々と、でも堅苦しくなりすぎないように意識して、上司や同僚へご迷惑かけましたと挨拶。

「自意識にあまり介入されたく無い、でも開示したい部分もある、そして仲間はずれにもなりたく無い」というめんどくさい自分の性分が見え隠れし、表情や言葉の調整をする。

仕事を振られそうになり、少ししんどい気がしつつ、どう言おうか、迷いながらなんとなく何事もなく。

気づいたのは、私すごく周りを気にしてる。そして周りはあんまり周りのこと気にして無い。私なら、休職明けの人がいたらもっと気にしてる。でもあんまり気にされてない。

気づいてほしいことは伝えつつ、他人に過剰に期待する癖はやめて、自分にただ活かす(強みなら伸ばす、弱みならお節介にならないように自重する)ようにと考えていた。

仕事の進め方も、前は苦手でしんどかった。抱え込まない方法を考えていこうと思えた。


そして、ここってなんか、すごく守られてる、保証されてる空間なんだなぁとびっくりした。

みんな、仕事できる人もできない人も、一生懸命働いている。時間と労力を「雇う」ということで縛られて、でもその分守られている。

仕事できますというとどんどん振られてしまう。できませんという人も守られてるから。どんどんできる強い人orできないけど平気で守られている人でないとメンタル的にやっていけない。

私は出来る強い人にならなくちゃと思ってでもできなくて、そしてそれが平気ではなかったのだ。

(そして、出来ない人は守られているようで、場合によってはほっとかれてて、その仕事の皺寄せが現場や仕事相手に来たりする。これが問題な気がする。)

淡々とした中にそれを感じて、ああそうだったのかと改めて思った。

自分には苦手かもしれない。

だから、自分はそれを見直そうと思ってた。でももう少しこの中でも出来ることを正直に探そうかなと思う。

私は真面目すぎる。こうでなくちゃと固すぎる。みんなそんなに固くない。固くて好きな部分はそのまま、固くなくても良さそう、むしろその方が楽しそうなら変えてみてもいいかもしれない。

普通に仕事も振られたので、パソコンに向かいつつ、頭の前の方がキューッとなって休む、を繰り返してほとんど何もしなかった。


ちょっと勇気を出して、雑談という形で「緊張して昨日眠れなかったんです、しかも地震まで来て(笑)」なんて喋り、特にメンタル強そうな男性同僚に「それより(これから来る)新規採用の人の方がよっぽどドキドキしてるやろ」と流されて軽いショックを受けたりしつつ。

(いま思うと自分が自分をまず茶化してたんやから、そりゃ流されるよなーと思う。)

なんだか色々と考えながら、しんどそうに見せようかとかも色々と考えながら、たぶん思ったよりは元気やなあいつとか思われてるのも癪やなとか色々と考えながら、なんやかんやで時間が経ち、お昼になったのでご挨拶をしてそそくさと退勤。

淡々と電車に乗り、降りた直後にフラフラと力が抜けた。

そのフラフラのまま、休職でお世話になった人や家族に復帰報告のメールを打ちまくり、一仕事を終えて満足した。

そしてカフェで一人ランチをしている。

ホッと一息、なんか、休職してた時より堂々としていられる気がする。何者でもない自分の楽さと、この堂々とした安心感、一長一短だな。


いまこう書いていて、この時にこう思った、こう感じたと自分を見つめることがとても新鮮。自分のことが、とっても可愛く思える。がんばったねー。えらいねー。そう思ったんやねー。かけてもらいたかった言葉を自分にかけることができて、とても幸せだなぁと思う。



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