【感想】「たまに取り出せる褒め」という本を読んだのです

毎月ギリギリ、note更新の時間だ!

なんとなく見かけて、なんとなく購入した本なのですが、めっちゃ良かったので感想を残しておきます。

本当に何気ない人からの「褒め」を、たまに取り出して生きていく糧にしていくという、短編エピソードが数本入った本でめちゃめちゃほっこりした気持ちになります。漫画なのですが読みやすくて、褒められた側、褒めた側どちらも愛しくなります。

急に自分語りするんですが、私もこういう「褒め」をたくさん抱えてなんとか生きてきたなーとこの本を読んだことで認識したというか…

キショ松さん(名前よ)の場合という話しで、すごく私にも覚えがある、思えばずーっと抱えてきた「褒め」を思い出したので書いとこうかな。
学生時代、くっそダラダラ過ごしてきた私は就職という人生の局面を迎えて、私にできる仕事なんてないやんけ!!!と絶望していたわけです。
取り敢えず就職に役立ちそうな資格をとりつつも、人と関わるのが怖いから接客は無理。体力無いから肉体労働は無理。何もかも無理状態に陥った私は、今この歳になっても非常にお世話になっている恩師(自分の人間関係にこの呼び名がしっくりくる人間おるのスゴない?)に弱音を吐きまくっていた。

そーすると恩師は一言、「なんでもできると思うけどなぁ」と言い放ったのです。

こんなになんにもできていない私と、そこそこ付き合いあっての発言。単純な私は近所でTHE・接客業のバイトの募集をしているのを見かけ、資格とりつつまあやってみるかと行ってみた。

結果、正社員が決まるまでの一年は勤めきりました。

あの時のあの勇気、一年の接客業の経験は一生ものだと思っています。
何か挑戦しようと思った時はあの時もらった、「なんでもできると思うけどなぁ」を頭の中で思い出してます。
今も、数年前の自分なら無理無理絶対無理と思っていた職種について、結局一年が経過しました。
これからも私の背中を押してくれる言葉です。今度本人に伝えてみよかなぁ(覚えてるのか?)

めっちゃ自分語りになっちゃったけど、言葉はほんとに魔法だなーと思います。

人から優しい言葉をもらえるのはもちろん嬉しいけど、人の背中を押すような言葉をバラ撒ける人間になりたいと思う今日この頃。

終わりじゃ。読んでくれた人いたらありがとう!


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