自分の感情をかきなぐり,そこから気づきを得る生成AI活用法
最近気づいたことがあります。パソコンに向かって自分の感じていることをひたすら書き出していると、段々と頭がクリアになり、思考が活発になってくるわけです。
煮詰まったときの救世主:エクスプレッシブライティング
業務中に「煮詰まったなー」と感じたとき、Onenoteに思いつくまま文章を書き連ねると、不思議と頭が働き始め、再び業務に集中できるようになることに気づきました。
これって、心理学的には「エクスプレッシブライティング」と呼ばれる技法に似ているんです。(私がやっているのはそんなに大層なものではないかもしれませんが…)
エクスプレッシブライティングとは?
エクスプレッシブライティングは、感情や思考を自由に書き出すことで心理的な健康を促進する手法です。
具体的には、特定のテーマや出来事に関する自分の感情や思考を、制限や批判を受けずに自由に書き出すプロセスを指します。
この手法は、個人が自分の感情を整理し、ストレスを軽減するのに役立つとされています。
一般的に15分から20分程度の時間をかけて行われ、書く内容は他人に見せることを目的としていません。
例えば、最近経験したストレスフルな出来事について書き始めると、次のようになります:
「昨日、仕事で大きなミスをしてしまった。そのせいで上司に叱られ、とても落ち込んだ。自分のミスがチームに迷惑をかけたと思うと、自責の念にかられた。何が原因だったのか、どうすればよかったのかを考えると同時に、次はどうやって同じミスを防ぐかも考えた。」
このように、感情や思考をありのままに書き出すことがエクスプレッシブライティングの目的です。
生成AIに悩みを明確にしてもらう
さて、このエクスプレッシブライティングですが、うまく使えば自分が何に悩んでいるのかに気づくことができます。
さらには、自分が学習すべきポイントも見えてくるわけです。その悩みを解決するようなことを学べば、当然プラスになりますからね。
しかし、本来のエクスプレッシブライティングでは書いたら終わりということがほとんどだと思いますし、膨大な量から悩みを分析し直すのも面倒です。
そこで、生成AIを使ってその悩みを分析してみました。
悩みの分類と解決策
以下のエクスプレッシブライティングをもとに、作成者の悩みを分類してください。
#エクスプレッシブライティングの例
こんな感じで悩みを明確にしてもらうわけです。自分の悩みに気づいてしまえばこっちのもの。
生成AIにそのまま悩みの対策を聞くのもありでしょうし、ネットで調べるのもあり。さらには書籍にあたることもできます。
一例として、生成AIに悩みを解決する方法を考えてもらいました↓
あなたは心理学の専門家です。
それぞれの悩みに対して心理学的な解決策を教えてください。
今の時代は解決策がたくさん転がっていて、本当に大事なのはその問題を言語化することなのではないかと思います。その言語化の手助けに生成AIが使えそうです。
というわけで、今回は自分が書いたエクスプレッシブライティングを生成AIでうまく活用できないか考えてみました。
日々の業務や生活の中で感じる悩みやストレスを解消するために、ぜひ一度試してみてください。
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