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コートの袖詰めのお直し

今回は、裏地付きコートの袖詰めのお直し方法をご紹介いたします。
装飾のないコートなら、慣れれば10~20分程度でお直しできるようになります。

初めての方も安心して、手順に従って作業してみてくださいね。

1.必要な道具の準備

まずは以下の道具を用意してください。

1.ミシン
2.糸
3.裁ち鋏
4.糸切り鋏
5.メジャーや定規
6.リッパー
7.チャコペン
8.待ち針
道具が準備できたら、以下の手順で行いましょう。

2.袖の長さを計測

袖の長さを正確に計測します。
袖詰めが必要な長さを把握しましょう。

この例では3cm短くすることにします。

3.袖口の表地と裏地をほどきます

リッパーやハサミ、糸切りノミを使って生地をほどきます。
どんでん返しの為に裏地の袖の部分を2~3cmほどきます。

4.袖をカット
チャコペンで印をつけておき、カットで失敗しないようにしましょう。
袖を計測した長さに合わせて表生地を裏生地をカットします。

5.接着芯を貼ります
表生地に接着芯を貼ります。
このコートでは縫い代が4cmありました、3cm短くするので3cm分の接着芯を貼りましょう。

6.袖幅の調整します
袖口に向かって幅が狭くなっているので、ほどいて縫い直します。図1,2,3を参考に。

7.足上げ線にアイロンをかけます

8.表地と裏地を縫い合わせます

9.ズレ防止の千鳥縫い、ほどいた裏地をまつり縫いをする
大きく千鳥縫いをします。

ほどいた裏地をまつり縫いをする。

10.アイロンをかけて仕上げます

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