入院4日目

2021年4月8日

この日は父親の誕生日、両親は中学の同級生で誕生日が1日違いである
昨日両親は帰って来週また来るとの事。
そういえば昨日から食事が出ていたが重湯であり、腹が膨れないのでカロリーメイトのゼリーを付けて貰うことにしたが、味が全部一緒である。
翌週来る時に両親にテキトーにゼリーを買ってきてもらうよう頼んだ。
母親とのLINEを見返して思い出したが、オカズが酢の物だらけで文句を言っていた。
元来、個人的に酢の物は箸休めだと思っていて、酸っぱくておかずになるのは酢豚だけである。
今後の為にも慣れなければいけないのだが、とにかく減塩食は不味いのだ。あとから栄養士さんに聞くと減塩して薄くなったのを酸味で補っていると答えが返ってきた。嘘つけ!!
食事は不味すぎてほぼ毎回残すのだが、他にも理由がある。嘔吐してしまうのだ。
先生に食事も治療の内だから頑張って食べて下さいと言われたが、治療の一貫ならなにより美味しいのが大前提だと屁理屈をこねた。
美味しくなくて残してしまうのだから本末転倒ではないか。美味しければちゃんと食べる。

この日から平行棒を使ってリハビリ開始した
夜中に38℃まで熱が上がり、看護師さん達を慌てさせた
母親にLINEで具合を聞かれたが、とにかく頭痛が酷い、頭が痛いので気休めに熱さまシートも頼む。あとシャツやパンツなどの着替え、ユニクロで十分。
あと、ギャッツビーなどの顔拭きシートも。
この日のLINEは誤字の嵐で自分でもよく分からない

この日は検査はない。
男性看護師さんが丁寧に色々してくれるが、時々何かが股間の管にあたり痛くてイライラしてしまう。
男なら分かるやろ!と声を荒らげてしまい反省する

午後からシャワーに入れてくれるそうで、シャワーはなぜか女性看護師さんが担当らしい
髪を洗ってもらいスッキリするが、ストレッチャーごとドーム型のシャワーに入れられてお湯が出ると思いきや最初は水で死にそうになる

4日ぶりのシャワーで全体的にスッキリして部屋と言うかベッドに戻る。部屋ではないのはSCUと言って脳卒中専門のフロアにいるためだ。
真ん中に大きなナースステーションがあり、そのまわりをベッドが囲んでいる。
今日の担当看護師は2年目のYさん
よく聞くと同郷である事が分かり、少々盛り上がる。
この病院は若くて美人、可愛い看護師さんが多いので何人か連絡先を聞きたいところ。Yさんはそうではないが。
退院して元気になったら遊びたい。
問題はどうやって連絡先を聞くかである。
昼間は人が多いので夜勤時に聞くしかない。
まずは担当看護師のAさんを狙う。

Aさんは小柄であるが、ベッドから車椅子、車椅子からベッドへの移動は難なくこなしてくれる。
上記作業は専門用語で「移乗」と言うらしいが、大柄な私を1人で移乗させてくれるのだが、その際は抱きつくようにして肩に捕まり乗せ変えてもらう。
その際に胸があたったりしてとても良い。
入院中の楽しみが増えた。

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