見出し画像

馬券2年生がパドックだけで予想したら撃沈した話 (おまけ:春天2024の予想結果)

G1シーズン真っ盛りの5月、皆さまいかがお過ごしでしょうか。
先日はかしわ記念も開催されましたね。

私はといえば
◎ 5 シャマル、1 ウィリアムバローズ
▲  2 タガノビューティー、11 ギガキング
△  4オメガレインボー で、
13 キングスソードはモレイラマジック込みで3着まで、なんなら馬券内には来ないという神予想をしていたにもかかわらず、買い目からタガノビューティーを外したというアンポンタンでした。
オメガレインボー買えるならタガノビューティー入れても大差ないでしょ、、。

冒頭からタイトルより逸走したかしわ記念の反省会で失礼しました。
本記事は、件のかしわ記念の数日前に開催された春天2024のお話でしたね。

馬券2年生と歴の浅い私としては、デジタルアナログ含めて馬券予想のためのツールが充実しているなあと感心する一方で、「予想って大変じゃね?」と思ってしまうのも事実だったりするんですよね。

競馬って過去に出走したレースの着順やタイム、馬身差をはじめ、天気・馬場状態、果ては馬体重や調教タイムまで、あらゆるデータが公開されている訳ですが、そこからどのデータを活用してどのように予想を組み立てるのかは完全に個人の裁量なんですよね。

それを面倒だと思う人に向けて競馬予想のためのツール(競馬予想アプリや競馬新聞の記者の印、有識者の予想配信等)を参考にするという手段も示されているのですが、やっぱり自分でデータをこねくり回しながら予想して当てる方が気持ちいいじゃないですか(まあ当てられていないんですけどね)。

しかし毎週のようにG1レースが開催されることにより、データのチェックや予想がまったく間に合わない状況が続く中で私はふと思い立ったのです。

「G1=出走馬はすべて勝ちを目指してくる(叩き目的はまずいない)=当日の状態がものをいうのでは?」

はい、入門者ならではの浅はかな考えですね。
HUNTER×HUNTERでビスケが言っていたアレと同義ですが、あくまで実力が近い者同士の話であって、圧倒的な実力差がある相手をあっさり凌駕できるという意味ではないんだよなあ。

ビスケが言ってたアレ
(引用:HUNTER×HUNTER20巻)

と、ひとり反省会を済ませた後だからこそ馬鹿なことしたなと思えるのですが、とにかく予想をサボりたかったその時の私は楽をしたい一心で無謀にも「パドックだけで春天を予想してみよう」企画をぶち上げてみたというわけです。

が、パドック予想では無理とすぐに悟りました。
最初に気付けという話ではありますが、主な理由としては下記の3点です。
◾️そもそもいい状態って何だ
明らかに入れ込んでいるとか発汗ヤヴァイとかでも勝つ馬は勝つし、馬券内なら普通に来ちゃう馬だっていますよね。
そもそも某チョコボみたいに絶不調を漂わせている馬なんて毎回追っていないと分からないし、、。

◾️絞れない
データを見ればある程度の足切りライン(予想の深掘りをしない)を設けることが可能ですが、パドックだけだと完全な横ならびですよね。
平場ならともかくG1という舞台で抜きん出た状態を見極めるとか無理ゲーでは、、?
パドックは他の馬とではなく、同じ馬の過去と比較しろと言われる意味を理解しました。

◾️現地で見る必要がある
グリーンチャンネルは契約していないので分かりませんが、地上波やBSで放送している競馬番組だとパドックは1頭あたり数秒しか映りませんよね。
TVに映った瞬間は煩かったりやる気が見えなかったりする馬も、周回するうちに落ち着いてきたり、騎手が騎乗した途端に気合が入ったりすることもあるので、現地で見る必要があるなと感じました。

もし本当にパドック診断をするのであれば、メンタルとフィジカル別にそれぞれで複数の評価項目(パドックで言及される項目を中心に)を設けたチェックリストを作成して3段階程度で評価、その評価とレース結果を突き合わせてより相関性のありそうな項目を抽出したものを真の診断用チェックリストとする感じでしょうか。

ただチェックをするにしても正しい判断を下すには膨大な知識と経験が必要ですし、だったらおとなしくデータいじりしている方が楽なのでは、、?と気づいた次第です。

まあ「私、馬を見るだけで予想できちゃうの!」という中二病的憧れがあったことは否定しません。

下手の考え休むに似たり
現実を直視できて良かったです。
私からは以上です。


おまけ:春天の予想と結果
◾️パドックで抽出した結果
(全然絞れていない、、、)
◎  14 テーオーロイヤル、12 ドゥレッツァ
⚪︎  5 ブローザホーン、3 プリュムドール、7 タスティエーラ、4 ワープスピード
▲   9 シルヴァーソニック、16 チャックネイト
△   15 メイショウブレゲ、11 マテンロウレオ

◾️絞り込み
14 テーオーロイヤル、12 ドゥレッツァ、5 ブローザホーン、7 タスティエーラ、9 シルヴァーソニック

◾️買い目
3連単:12、14ー12、14ー5、9、7(ベテランに勧められた買い方)
ワイド:3、9、15(ステゴ血統の応援馬券)

◾️結果
14ー5ー6
はい撃沈
教訓「長距離はリピーター」「長距離はリピーター」
大事なことですからね、2回言いました。

さてNHKマイルがんばるぞー(棒)







この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?