第28話 香り×お茶

夏休みが始まり 2 週間ほどが経ちました。 皆さんはこの夏、 会いたい人にお会いできたでしょうか?

第 4 回目となる今回は、 「フレーバーグリーン」さんにお邪魔してきました。ずっと行ってみたかったお店だったので取材することができてとてもうれしいです。

店内に入ると、店主の菅野さんが出迎えてくれました。店内は、小物や植物が飾られ、穏やかな雰囲気ですが、このビビットカラーのテーブルとイスが、店内の落ち着いた色味の中で、差し色としてより際立って見えます 。

さっそく、 お店を始めるきっかけを聞いてみると、 京都のお茶農家さんと出会ったのがきっかけだと話してくれました。

当時流行っていたフレーバー茶で新しい試みをしてみたいと考え、 フルーツが豊富な山形県の特徴と掛け合わせ、 香料や着色料を使わない、 素材の味が楽しめるフレーバー茶を開発しました。

いちごなら薄く刻んで乾燥させて粉末状にしてお茶と混ぜます 。 柑橘系のフルーツなら中身ではなく香りの強い皮の部分を利用してフレーバー茶を作っているそうです。

さらに、フレーバー茶では使わないフルーツの中身を、無駄にしないために考えられたのが、今やお店のおすすめ商品でもあるボトルドリンクです!!

気になって頼んでみると、 ロゴが入った可愛らしいボトルが届き、 鼻にぱっといちごの香りが広がりました。そのおいしさに驚き、あっという間に飲み干してしまいました。

今回はいちごを頼みましたが、 それだけでなく、 種類や組み合わせ方がこんなにもたくさんあります!!これは、山形県内の農家さんとのつながりが広く、そして深いからです 。菅野さんが出会いを大切にしていることがよくわかりました。

このようにアイディアや発想から生まれるフレーバーグリーンさんでは、お客様の要望にも応じて一緒に考えながら商品を作ったこともあるそうです!例えば、 高校の学園祭で 「トイストーリーの星形をモチーフにしたクッキーをつくってほしい」 という要望や 「この金額のマカロンを作ってほしい」 という要望など、 自分たちのイメージを形にしてもらえるのは、嬉しいですね♪

実際の写真がこちらになります。菅野さんの発想力には驚かされます 、、!

最後に、 菅野さんから学生の皆さんにふらっと立ち寄れるような場所として、 気軽にきてゆっくりしていってくださいという温かいお言葉をいただきました。 芸工大のすぐ近くにある緑の看板が目印のお店です 。ぜひみなさんも足を運んでみてください♪

(文章) 竹田倖野
(写真) 佐藤りな

店名 フレーバーグリーン
営業時間 月・水 13:00~18:00
木~日 11:00~18:00
住所 山形県山形市上桜田 4 丁目 4-10

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