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Work for Stay という宿泊手段

Day 61(6/22)     1,846ー*09*ー1,855   Mizpah Spring Hut
 Top Chefさんと同じペースで歩きました。彼は膝痛のため岩を登ったり下がったりする個所で遅れるので、平坦な道で遅い私と結果的には一緒になるのです。後半は一緒に歩きました。彼は出会ったデイハイカーと会話をしてから食料をもらってました。私もついでに貰いました。こうやって食料を調達出来るハイカーは特別だと思います。
 お喋りしながら歩いてました。と言っても彼が自分のハイキングスタイルの蘊蓄を語って同意する事が殆んどでした。途中で沼にハマって片足が膝の上まで泥だらけになりました。
 予定では14マイル歩いてLake of Cloud Hutに泊まる予定でした。ネットで予約してありました。手前のMizpah Spring Hutも同じAMC(アパラチアンマウンテンクラブ)系列なので、予約を変更できるかTop Chefさんがフロントで聞いてくれて、変更できたのでここに泊まることにしました。先ず外の水道でパンツとシューズを洗いました。パンツは、コンバーチブルと言ってジッパーで短パンになる物なので、ジッパーを外して洗いました。
 Top Chefさんは、Work for Stayというスタイルで宿泊しました。これは、宿泊料金を払わないで、労働することで泊めさせてもらうものです。人数制限があります。食事は余り物(といってもお皿に残ったものではなくて、取り分ける前の大皿に残った物)を夕食が終わってから食べられます。彼は慣れているのでテキパキとテーブルを拭いたり、スタンツのお手伝いで木の役をしたりしてました。
 私は、客として美味しい夕食を食べ、ベッドで眠りました。

スープ
サラダ
ビーフ、マッシュポテト、グリーンピース
デザート
沢山のハイカーが泊まっていました。
Lake of Cloud Hut

Day 62(6/23)  1,855ー*05*ー1,860 Lake of Cloud Hut
 朝食の後、Top Chefさんと話しました。どうも夕食を貰えなかったようです。スタッフによって対応が違うこともあるとの事でした。次のLake of Cloud Hutで一緒にWork for Stayをしようと勧められ、挑戦することにしました。5マイル先なのでゆっくりスタートしました。
 Work for Stayの申し出は午後4時からです。というのは先のキャンプ地まで行けないと説明できるかららしいです。人数制限があるので断られることがあり、その場合には$10払って地下室(Dungeonダンジョン)を利用することになるようです。Top Chefさんは、スタッフを観察して誰に声を掛ければ良いか見極めていました。私がWork for Stayを経験したいと切り出し、彼がその後を引き継ぐ作戦です。
 作戦成功です。仕事は冷凍庫に付いた霜をスクレイパーで落とすといった物で30分位で終わらせて終了です。夕食時間後声が掛かり、スタッフと一緒にキッチンで遅い夕食です。少し冷めていますが、十分に美味しかったです。後は寝るだけです。皆が食事した場所にマットを敷いて寝袋で寝ました。朝は朝食準備前に片付ければOKです。

白い部分は残雪
地下室入口のドアdungeon(ダンジョン)
床が濡れていて、日本の避難小屋風

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