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念願のトレイルネームをゲット

Day 38(5/30) 1,536-*16*-1,552 Upper Goose Pond Cabin
 昼前に舗装路に出ると、”Trail Standあり”の矢印があって5分ほど歩くと下の写真のような小屋がありました。近くの民家から電気を引いてあり、大きな冷蔵庫が入っていました。アイスやジュース、スナック菓子などが充実していました。ジュースが$1だったかな?
 常置されているので、アプリのデータに入っているのだけど、サプライズな分嬉しかったです。後から来たハイカーとおしゃべりして1時間ぐらいのんびりしてました。暑い日だったのでアイスを3つ食べ、ジュースも見たことのないものを選びました。ジュースはドクターペッパーみたいな味で失敗でした。
 今日の宿泊地はUpper Goose Pond Cabinです。キャビンというとシェルターと違ってドアがあり普通の山小屋です。ちょうどシーズン始めのオープン日でした。コロナの状況でオープンは不明という情報があり、ダメならテントサイトの利用となります。結局は、キャビンは使えずテント泊になりましたが、care taker(世話人)の常駐はあり、翌朝の朝食のサービスがあることがわかりました。料金はdonation(寄付)で$20募金箱に入れました。


Day 39(5/31) 1,552ー*18*ー1,570 Kay Wood Shelter
 翌朝6時30分、朝食の準備を始めている場所に行くと、Evaがいました。もう何度目でしょう!後から別のハイカーが来て、care takerさんと4人でパンケーキを食べました。ハイカーのトレイルネームはBlack hawkです。最高にカッコいいですね。
 例によって、いつもの迷子事件の話を関係者であるEvaさんを交えてしていると、彼女が”You're daylight.”みたいなこと言ったので(多分聞き間違え)、彼女は命名したつもりは無いと思いますが、良い名前なので頂くことにしました。
 Daylightの意味は、陽射し、昼間/日中の意味があり後者の意味での命名になります。「夜は危ないので、昼間に行動しましょう。」ということですね。今まではトレイルネームを聞かれても ”Not named yet.”  “My name’s Shingo.” だったので、トレイルネームがついてとても嬉しいです。
 Black hawkさんは若い頃PCTをスルーハイクして人生観が変わり、東北の大震災の時に何かしたいと日本に移住しているそうです。パイプオルガンの奏者で、オーケストラに所属しているとのことです。息子さんとアパラチアントレイルを歩きに来ているそうです。息子さんは日本語が普通に話せる高校生で、普通に「こんにちは」「こんにちは」とやりとりしました。Black hawkさんとメールアドレスを交換して再会を約束しました。
 ずっとここでおしゃべりしたかったのですが、先を急ぐ性格なのでお別れしました。「暗くなる前に着きたいんだ。なぜなら僕は”Daylight”だから。」と言って。

美味しいパンケーキ 20枚は食べたでしょう

 8時前に出発して18マイル歩きました。もちろん暗くなる前には到着しました。暗くなる前に夕飯の片付けまで済めばいいのです。なんと見たことのあるハイカーがいました。High Roadさんです。やっぱり彼も私の事件を知っていましたが、詳しく説明しました。

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