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ツイン彼と子供達

現在、私には別居中の旦那との間に娘が1人いる。

旦那とは一度離婚してからツイン彼と結婚をして
色々な事があって離婚して。
知らない内に旦那に婚姻届けをだされ同じ相手と2度結婚していたという真実。

そのツイン彼と結婚したときのお話。

彼との間に息子が生まれた。
虹太🌈【仮名】
彼と私が大切にしてきた漢字を繋げた息子への初めてのプレゼント。
あの頃は珍しかったしとても気に入ってる。

私が思っていたよりも彼は息子への愛情をたっぷり掛けてくれた。
彼も私も幼少期から家族や親への障害があって
だからこそ幸せな自分の家族がほしい。

どこかで不安だった。
彼の酒癖の悪さ。
暴言。私が彼にされた出来事。
彼が親にされたトラウマ。
私は息子をきちんと守れるだろうか。

そんな不安もすぐになくなった。
彼は父として私が息子に嫉妬してしまうくらい、
息子へ愛情を注いでくれた数ヶ月。

もしも生きていてくれたら。

息子は数ヶ月、この世に生きて
この世を去った。

その息子と再会したのは私が色々な事から意識を失い入院していた時。

意識不明の中、私は大きく成長した息子と。
19歳の時、彼との間にできた娘
【この世に誕生しませんでした】と再会した。

大きくなった娘は私と彼を半々したような。
息子は彼にそっくりで。

2人はあっちの世界で姉弟として。
姉の娘が弟の息子をしっかり育ててくれていました。

こんなのを信じる私ではありませんでしたが
自ら体験をしてしまったのだから信じるしかない。今もぼんやりですが記憶にあります。

あの時も私はもう生きないという選択も出来た。このまま息子と娘とそして父や彼のおばあちゃんと楽しく過ごしていこうと生きる事をやめようと思った。

父が帰れと言った。この世界に。
そして娘と息子も。

それは現在生きている娘がいるから。

私はずっと産まなかった娘の桃と亡くなった息子の虹太に対して申し訳なさと罪悪感でいっぱいでした。
更に言えば、彼と一緒に居れず彼の家族のお墓に入っている子供達に会いに行くこともできなかった。

それなのに結局、旦那との間にできた娘と暮らして生きている。

彼との子供を考えたら現在生きている娘に申し訳ない。
娘を考えると彼との子供に対しての申し訳なさ。

結局、全部中途半端にした感情のまま時間だけが過ぎていっていた。

ツイン彼と何度も戻ろうとした。
でも一緒にいても結局、何度も喧嘩をする。
彼の言動が理解できない。
何度も何度も理解しようとした。
でも結局、理解を無理矢理すると私が我慢ばかりになる。のちに爆発するしもう投げやりになって手放す方が楽になる。

私が亡くなった子供達と再会した最後の日。
娘と息子は私達の子供で良かったといった。
そしてパパとケンカしないで仲良くして?
パパが悪いけどママも言い過ぎ。
パパの事好き?
そう聞かれた私は娘と息子の前で泣きながら
【うん】そう答えた。
2人共、ニコニコしながら【良かった】と答えた。

彼は私に言ってきたことがある。
【酷いかもしれないけど娘の桃の事は気持ちがわからない】と。
それはそーだ。
妊娠中、彼は何にもわからず。妊娠している事も伝えられずに6か月が経った。
知った時には私は病院で。
娘はもういなかった。
責任として彼が認知をし、彼側の籍に入った。名前と責任だけ。1人十字架を背負った。
私は私の籍にいれて娘として籍にいれることを考えていた。

息子の時は出産も立ち会い、生まれてから彼は一生懸命、一緒に育てた。
彼の息子への愛情は誰もがびっくりしたと思う。私だってびっくりした。
彼が彼の目で息子を見てその手で息子を抱きしめ
息子を育てる為、一生懸命だった。

その息子を私達は自分達の考えの甘さで判断をした結果、他人に息子の命を奪われてしまった。今も私より彼が十字架を背負って苦しい思いをしていると思う。

幸せになっちゃいけない。

私達はそれぞれにきっと思ってる。

この間、TikTokで江原さんの【天国からの手紙】を投稿していた。
息子さんが亡くなって家族が崩壊している。
お父さんが好き勝手やってる。
だからお母さんが心配で天国にいけないと。
好き勝手やってるお父さんに対して江原さんが生きている人には嘘はつける。
でも亡くなった人には嘘はつけないでしょう?
きちんとお父さん、息子さんは見てるよ!
お父さんの背中みてる。

もう一つの家族はお母さん。
亡くなった息子さんがここにいるよって娘さんに
毎日話しかけてる。
これがよくない。
亡くなった息子さんが心配している。
妹が怖がってるからと。

私はこれをやってる。
心の中で。

現在の私と彼を
亡くなった娘と息子はどんな思いで見ているんだろうか。

ごめんね。

この一言しか言えない。

息子が生きていたら彼はこうやって過ごしていただろうか。

私も彼も大事な事を忘れていないだろうか。

私達も小さい時に親が揉めていると仲良くしてほしい。そう思っていたはずなのに。
幸せはお金。立派な仕事、立派な車、立派な家。

娘も息子も望んでいたのは。
パパとママ、仲良くしてね。だった。

そして現在、私の側で生きている娘、自分達の妹に対して。
恨んでないよ。寧ろ可愛い。
ずっと見守ってるから。だから気にしなくていいよ。

でも羨ましい。
そういった。

2人が好きなお菓子や飲み物があるらしい。

その話を彼にした時。

ズルいそういった。

あなたも会いたいよね。


そう思ったら彼も会ったらしい。
息子と娘に。
特徴を聞いたら、私が会った子供達にそのままだった。
彼は涙を流しながら私に伝えた。
娘の桃をようやく娘だと思えた事。
その時に私もようやく彼と気持ちが繋がった気がした。

これからは一緒に。
一緒に分け合ってまた一からやり直そう。

私達2人は子供達に今、堂々と伝えられるのだろうか。

胸を張って。

父親と母親のこの関係をどんな気持ちで見ているんだろうか。

彼はまたきっと子供らに怒られるのだろう。

そして私もきっと。
パパに厳しいって言われるのかな。

でもさ、ママ
だいぶパパには甘いと思いよ?
そのママの優しさに甘えまくって逃げた結果だからママはもう楽になりたいよ。
だめかなぁ。




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