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蔵王堂 金峯山寺

吉野山蔵王堂行き
 
お昼にお参りに行きました。
朝から良く晴れていて、お昼からは少し雲が出てきましたが暖かい良い日でした。駐車場は沢山の車が停まっていて、平日だというのに只今11月いっぱい蔵王大権現様の特別御開帳とあって、大変賑わっておりました。先月お参りに来た折は、蔵王大権現様に会えなかったので、今日は楽しみにしてきました。
 蔵王大権現様に会うのは二回目になりますか、今から約36年以上ほど前になります。
前回お参り時の祈願したことの完了報告を伝えて、感謝を申し上げました。
又この度、特別御開帳で大変有難かったのは、大権現様の一番最前席で、また二人入れる障子の衝立を三方立てた個室のような位置で、ありがたい蔵王大権現様を拝めるなんて本当に嬉しくて感謝感激しておりました。それも行きと帰りに二回も入らせて頂きました。
 蔵王堂正面階段を上がって正面に常香炉が有り、お線香を焚いて身体を清めてさあ一旦降りようかと思った瞬間、階段一段目にオオカマキリが歩いておりました。もう少しで上から踏みつけそうになりましたが、立ち止まれて良かった。
 蔵王大権現様の眷属さん!出た〜心の中で叫んでおりました。カマキリさん早くに安全な所まで渡って下さいと後を押してました。失礼!すると先にあった大きな柱を登って行かれました。ひと安心、会えて感謝と感動でした。
 私が蔵王大権現様に会ってみたかった理由は、8月に行った大和長谷寺観音さんにお参りに行ったときの事です。その時節は長谷寺大門を入った所から登廊全ての天井に風鈴が吊り下げられていました。それが大門を入るやいなや、風鈴たちが一斉に力強く鳴り響き始め少しビックリしました。そして本殿への登廊を登って行くと右折し左折する右側に、長谷の蔵王堂があります。その蔵王大権現様に手を合わせて拝みはじめた瞬間!まわりが大変薄暗くなってきたのです。拝み終えるとまわりは元どおりの良く晴れた夏の日に戻りました。私は何事が起こったのか考え込んでしまいました。何の意味があるんだろうか?そうして長谷大観音さんにお参りさせていただき、登廊を下り大門手前まで来た時、ほんの今まで鳴っていた風鈴たちが一斉に鳴り止んだのです。無風状態です。なにやら、わらしべ長者風に近くか遠くか分からないが、良いことか?悪いことか?不思議な体験をしたものだなとの思いから、これは、吉野山の蔵王大権現様に直接会ってみたくなったのがこの度の参拝した理由です。長谷寺の出来事の答えは、ハッキリとは分からないが、強いお力で助けてもらったようにも思います。
 蔵王堂をあとにして次に向かったのは脳天大神様でした。450段でしたか階段をひたすら谷底へと降りてゆきます。16時前頃でしたからあたりは夕暮れ近く社殿内は薄暗く蝋燭の火だけで厳かな珠色の世界を創りその空間は炎と共に空気がゆらゆらと動いていたようみえた。名前の通り頭の病治癒と学業成就の願いを叶えてくれる大神様です。帰りも蔵王堂まで450段超えの山道をひたすら登るのに何度も何度も休憩をして足腰の限界をゆうにこえてやっと後もう少しの休憩場所にたどり着いた時、息絶え絶えのオレンジ色の斑点模様の蝶らしきものを発見!踏まれたのか掌にのせるとまだ動いていたのでそばにあったツツジの葉の上にそっととまらせた。
 蔵王堂まで戻ってもう一度大権現様に御礼をして蔵王堂を後にしました。
 ちなみにこの度同行したお連れさんの日頃の肩のこりや張りで悩まされていたものが、スッカリ治った!と驚いておられました。
 最近神社やお寺にお参りにゆくと、必ず全ての出会いを大事にして常に感謝しようと心がけております。そうすると、思いがけない出会いがやってくるのです。
 最後に出会ったのはお土産店の看板店長のネコ!にゃんまるだったかな?貫禄がありました。
 また来るにゃ!

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