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2022年12月3日ステイヤーズステークス(GⅡ)予想

ステイヤーズステークスとは

ステイヤーズステークスとは、JRAによって中山競馬場で開催されるGⅡのレースです。ステイヤーズステークスは、1967年に創設された重賞競走で、中山競馬場の内回りコースを2周する、平地競走としては最長の芝3600メートルで行われています。

コースの特徴

芝3600メートルのコースで、スタンド前からのスタートですぐにゴール前の急な上り坂に差し掛かり、1コーナー半ばまで上り勾配が続いたあと、2コーナーから向こう正面半ばまでは下りになるJRAの平地競走では最長距離となるコースです。内回りコースを2周するレイアウトで、コーナーを8回、ゴール前の急坂を3回通過することになります。「起伏に富んだ小回りの長距離戦」という特殊な条件で、タフなコース形態であるためコーナーワークの上手さなどロスの少ない立ち回りが求められ、馬のスタミナはもちろんのこと、騎手の手腕もまた重要な要素になります。

傾向分析

ステイヤーズステークスは、国内の平地競走では最長距離となる芝3600メートルで争われます。

単勝人気別成績

過去10年では、1番人気が最多の5勝を挙げ、3着内率も80.0%と安定した成績を残しています。2番人気から4番人気は優勝回数こそ少ないが、2着と3着が計12回あり、1番人気から4番人気が総じて安定感のある成績となっています。

その他で注目したいのは6番人気から9番人気の馬が4勝を挙げている点で、2019年のモンドインテロ(6番人気)、2020年のオセアグレイト(7番人気)、2021年のディバインフォース(6番人気)と、ここ3年連続で優勝しています。

なお、10番人気以下の馬は3着が1回あるだけで、穴馬を狙うなら6番人気から9番人気の範囲から狙ってみたいところです。

前走別成績

過去10年の前走別成績を調べると、まず目を引かれるのはアルゼンチン共和国杯組が6勝を挙げている点でしょう。

また、オープン特別組と3勝クラス組が2勝ずつ挙げており、3着以内馬全体で見ても、30頭中23頭をこれらの3グループが占めています。ちなみに、前走オープン特別組で優勝した2頭は、共に前走が丹頂Sでした。つまり、前走がアルゼンチン共和国杯と丹頂S以外のオープンクラスのレースだった馬は、過去10年で1勝もできていないことになるので、前走を比較する際には覚えておきたい傾向です。

過去3走以内の芝2400メートル以上のレースでの最高着順別成績

過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、過去3走以内に芝2400メートル以上のレースで5着以内に入っていました。平地競走での最長距離となる一戦だけに、近走の長距離戦で上位に入っている馬を重視したいところです。

出走予定馬

12月2日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。

予想

過去の傾向から、まず単勝人気や前走の成績、さらに過去3走以内の芝2400メートル以上のレースの成績から選んでいきます。

〇12番 プリュムドール

▲6番 ナムラカミカゼ

△10番 ベスビアナイト

☆14番 エドノフェリーチェ

以上のように予想しました。

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめました。

  • 1番人気もよいが、6~9番人気にも妙味がありそう

  • 前走がアルゼンチン共和国杯と丹頂Sの馬に注目したい

  • 過去3走以内に芝2400メートル以上のレースで好走した馬を評価したい

いかがでしたでしょうか?

下位人気の馬への注目度が高そうなレースになりそうです。

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