![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/92482163/rectangle_large_type_2_e2cd58f1b8b86445313f0e08c627739f.png?width=800)
2022年12月3日ステイヤーズステークス(GⅡ)予想
ステイヤーズステークスとは
ステイヤーズステークスとは、JRAによって中山競馬場で開催されるGⅡのレースです。ステイヤーズステークスは、1967年に創設された重賞競走で、中山競馬場の内回りコースを2周する、平地競走としては最長の芝3600メートルで行われています。
コースの特徴
芝3600メートルのコースで、スタンド前からのスタートですぐにゴール前の急な上り坂に差し掛かり、1コーナー半ばまで上り勾配が続いたあと、2コーナーから向こう正面半ばまでは下りになるJRAの平地競走では最長距離となるコースです。内回りコースを2周するレイアウトで、コーナーを8回、ゴール前の急坂を3回通過することになります。「起伏に富んだ小回りの長距離戦」という特殊な条件で、タフなコース形態であるためコーナーワークの上手さなどロスの少ない立ち回りが求められ、馬のスタミナはもちろんのこと、騎手の手腕もまた重要な要素になります。
傾向分析
ステイヤーズステークスは、国内の平地競走では最長距離となる芝3600メートルで争われます。
単勝人気別成績
過去10年では、1番人気が最多の5勝を挙げ、3着内率も80.0%と安定した成績を残しています。2番人気から4番人気は優勝回数こそ少ないが、2着と3着が計12回あり、1番人気から4番人気が総じて安定感のある成績となっています。
その他で注目したいのは6番人気から9番人気の馬が4勝を挙げている点で、2019年のモンドインテロ(6番人気)、2020年のオセアグレイト(7番人気)、2021年のディバインフォース(6番人気)と、ここ3年連続で優勝しています。
![](https://assets.st-note.com/img/1670020305418-kVMo8yOOYm.png?width=800)
なお、10番人気以下の馬は3着が1回あるだけで、穴馬を狙うなら6番人気から9番人気の範囲から狙ってみたいところです。
前走別成績
過去10年の前走別成績を調べると、まず目を引かれるのはアルゼンチン共和国杯組が6勝を挙げている点でしょう。
![](https://assets.st-note.com/img/1670020315252-Eeg4hA0wbK.png?width=800)
また、オープン特別組と3勝クラス組が2勝ずつ挙げており、3着以内馬全体で見ても、30頭中23頭をこれらの3グループが占めています。ちなみに、前走オープン特別組で優勝した2頭は、共に前走が丹頂Sでした。つまり、前走がアルゼンチン共和国杯と丹頂S以外のオープンクラスのレースだった馬は、過去10年で1勝もできていないことになるので、前走を比較する際には覚えておきたい傾向です。
過去3走以内の芝2400メートル以上のレースでの最高着順別成績
過去10年の3着以内馬30頭中23頭は、過去3走以内に芝2400メートル以上のレースで5着以内に入っていました。平地競走での最長距離となる一戦だけに、近走の長距離戦で上位に入っている馬を重視したいところです。
![](https://assets.st-note.com/img/1670020325617-m6qUpir59f.png?width=800)
出走予定馬
12月2日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1670020344812-7gshlBROSM.png?width=800)
予想
過去の傾向から、まず単勝人気や前走の成績、さらに過去3走以内の芝2400メートル以上のレースの成績から選んでいきます。
〇12番 プリュムドール
▲6番 ナムラカミカゼ
△10番 ベスビアナイト
☆14番 エドノフェリーチェ
以上のように予想しました。
まとめ
最後にこの記事の要点をまとめました。
1番人気もよいが、6~9番人気にも妙味がありそう
前走がアルゼンチン共和国杯と丹頂Sの馬に注目したい
過去3走以内に芝2400メートル以上のレースで好走した馬を評価したい
いかがでしたでしょうか?
下位人気の馬への注目度が高そうなレースになりそうです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?