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2022年11月20日マイルチャンピオンシップ(GⅠ)予想

マイルチャンピオンシップとは

マイルチャンピオンシップとは、JRAによって阪神競馬場で開催されるGⅠのレースです。

コースの特徴

芝1600メートルのコースで、バックストレッチ半ばからスタートして、外回りの3コーナーと4コーナーをぐるっと回ってゴールを目指すコースになっています。

傾向分析

2020年と2021年のマイルチャンピオンシップは阪神競馬場で行われ、2年連続で単勝1番人気の支持を集めたグランアレグリアが優勝しました。

同馬はJRA賞最優秀短距離馬に2年連続で選出されています。引き続き阪神での開催となる今年も、マイル路線の王者を決める一戦となりそうです。今回は、過去10年のデータから結果を中心に傾向を探っていきます。

単勝人気別成績

過去10年の単勝人気別成績を調べると、3着以内馬30頭中25頭が5番人気以内でした。10番人気以下の馬が馬券に絡んだことはなく、6番人気以下で連対したのは2014年1着のダノンシャークだけです。伏兵馬が2着以内に食い込む可能性はかなり低そうです。

前走の単勝人気別成績

前走の単勝人気別成績も調べてみると、過去10年の3着以内馬30頭中28頭が前走で5番人気以内でした。また、3着以内馬のうちマイルチャンピオンシップでの単勝人気が6番人気以下だった5頭も、前走では5番人気以内に推されていました。当レース、前走共に6番人気以下というような馬は、データ的には軽視してもよさそうですね。

年齢別成績

過去10年の3着以内馬30頭中28頭は5歳以下の馬で、7歳以上の馬は3着以内がいません。6歳馬の好走も2015年2着のフィエロが最後となっており、近年の傾向を重視するのであれば、3歳から5歳の馬による争いと考えた方がいいかもしれません。

前走別成績

過去10年の前走別成績を見ていくと、該当馬が5頭以上いたレースの中では天皇賞(秋)や安田記念など、前走がJRA・GⅠだった馬の好走率が比較的高くなっています。また、近年の優勝馬では、2018年ステルヴィオ、2019年インディチャンプの2頭が前走で毎日王冠に出走していました。さらに、前哨戦の一つである富士S組も2勝を挙げ、3着以内馬の数は最多の7頭となっています。一方、スワンS組は2着が4回あるものの、優勝できていない点に注意が必要ですね。

JRA・GⅠで3着以内に入った経験の有無別成績

過去10年の3着以内馬30頭中25頭は、JRA・GⅠで3着以内に入ったことがある馬でした。なかでも、同年の安田記念で3着以内に入っていた馬は3着内率47%と半数近くが好走しています。また、前年のマイルチャンピオンシップで3着以内だった馬も3着内率33%で、2年連続で3着以内に入った馬が延べ7頭もいます。これらに該当する馬には特に注目しておきたいところです。

優勝馬の、同年上半期の重賞勝ち鞍と近2走

2015年以降の優勝馬7頭は、いずれも同年の上半期に重賞を勝っていました。さらに、同年の7月から9月に出走していなかった点も共通しています。上半期に重賞を勝ち、夏場を休養に充てていた馬が候補になりそうですね。

出走予定馬

11月19日時点の出走馬と人気、予想オッズ等を確認して条件に合う馬を確認していきます。

予想

過去の傾向から、まず前走の単勝人気、さらに上半期の重賞勝ち鞍から選んでいきます。

◎5番 サリオス

〇4番 シュネルマイスター

▲7番 ジャスティンカフェ

△10番 セリフォス

☆8番 ロータスランド

以上のように予想しました。

まとめ

最後にこの記事の要点をまとめました。

  • 前走ともに5番人気以内に入る人気馬は要チェック

  • 3歳~5歳の馬を中心に選びたい

  • 近年の傾向では前走が毎日王冠・富士Sの馬が好走している

いかがでしたでしょうか?

ロータスランドは人気はありませんが、逃げ切りのワンチャンスがあると穴狙いでいれてみました。

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