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<高音ツライ。どうしても大声になってしまう>

正月明けて一週間くらいで書くつもりが。。
もう一月も終わろうとしていますw
文章にがて。
はい!
気を取り直しまして!
大声になってしまう件。

あくまで私が身をもって経験したこと、人数は少ないですが実際レッスン。。
というと痴がましいですが(おこがましいってこう書くんだw)ちゃんと治してあげられた件について書いていきます。
前回も言ったとおりこれから書くやり方が
今現在このnoteをみている、あなたに必ずしも合っている練習方法(処方)
であるかはわかりません。
のでご了承ください。

まず原因なんですが 私の場合はなにせ。

人より大きな声が出せた。
低音に自信があるのでそのままの太さ力強さで高音に移行するのが理想。
ある程度の高音も地声でだせてしまう。
メタル、ハードロック大好き。
裏声は邪道だと信じ込んでいる。

などなど。。

が故に地声のまんま高音に張り上げていたわけです
そしてほぼロックしか聞いたことがないものですので
高音はシャウトがかっこいい!!
高音=シャウト
が自分の中で構築されていたわけです。。
まあそれはそれでいいんです。
ロックを否定しているわけでもありません。

それでも出るんです。
ただちゃんとした発声ができていないと声帯へのダメージがものすごい。
当時まだ二十歳そこそこで、そんなやりかたでも歌えていたのですが。
ある時急にのどの回復が追いつかなくなるんですね。
当時一回のライブ45分とか60分てのをやってましたが
2曲目でもうへろへろなんてこともしばしば。

で、歌うのがしんどくなってくるわけです。
音楽=音を楽しむ

音が苦=音が苦しい
になってくるのです。。

そうならないために。

<みなさん憧れるのをやめましょうw>

誰かが言ってましたねw

憧れるという行為自体はいいんです。
そこに向かってガムシャラに!でも。
ただ発声の基礎はあったほうがいいです
生まれながらに太い、いい声を持っている方に多いんです
故に本当にわかっていただきたい
いきなり大声発声はいいことないです。
大切なあなたの宝物を破壊してしまいます。

なので一度!
騙されたと思って!

裏声や小声を使ってみましょう。
あなたの最も小さい音を!
力加減などコントロールしていくのは
普通に歌うより
おそらく難しいですが

そのさきに必ず理想の声があります。
なんだったら
あのボーカルいいな!
あ!あの人もいいな!
にも
大丈夫、寄せられます!

まず留意すべきは、
<小さく弱く息混じりの声> であること
やってみましょう。

Level 0 こそこそ話

https://drive.google.com/file/d/1_KUdqU0d-TYU7EGDZFmOiZ6_xFvlr6-y/view?usp=sharing

昔やりましたね。
授業中先生が横切ってもバレないように。。
しかしこれでは音程がとれませんw
このままでは歌どころではないので。。
もう少〜しだけ音量をあげて、音程が取れる程度にしてみましょう。



Level 1  最小の音を掴む

口の前に手を持っていきましょう
寒い日に手をあたためるような感じで
まず息がでてそこに最小の ぁ〜 という母音を乗せます

先にゆっくりとした速度のあたたかい空気が出ていき
あとから声になる感じですね。
(喉の奥で声帯が優しく閉じる感覚も掴めるといいです)
しっかりと息を混ぜるのも忘れずに。
丸みをもった最小音の裏声ってやつになったかとおもいます。

Level 2 <響きのあるHO>でいろんな音に行ってみる

https://drive.google.com/file/d/1HJbXHg8p__0L_vjV8fx5QmyCG-GkSEHc/view?usp=sharing

口はしっかり ホ の形を作ります。
イメージとしてはうがいの直前の口内
口に水を含んで上を向く
そして水を飲み込んでしまわないよう、こぼさないよう口を開ける。
ここで感じていただきたいのは口の中の響き
ある程度音程が高くなるまでは
喉にかかったり音色や音量がなるべく変わらないように。
なんどもいいますが、息を混ぜつつなるべくでいいので最小の音


Level 2.5 少し補足

この HO の発音 
低音〜高音まで出している時の体の響く位置も意識してみましょう
体の真ん中にみぞおちから眉間を通って髪の生え際まで線を描いたとして
低い音ほどお腹側
高い音ほどひたい側
に音が響いているのを感じていただきたいです

そこまで響いている感じがしない!
という人もそういうイメージをもって練習してみるのも良いと思います

いやいや俺はもっと
足の指さきから頭の上
なんだったら額を通り越したら頭の後ろに音が響いている気がするぜ
というかたももちろん大丈夫!
そういうイメージは大事です。

Level 3 HOの”響き”で歌ってみる

では今回出来上がった
最小のHOの発音であなたの好きな曲なんでも
アカペラでサビ部分だけでも歌ってみましょう
息がいっぱい出ていくのでブレスのために
リズムを止めながら歌うのもありです。
たくさん吸ってたくさん吐く

キーも原曲通りでなくてぜんぜんいいです。
歌いやすい高さで。音程どうのも気にしなくてよいです。
ただ現段階で注意していただきたいのは
できるかぎり最小で、
息の上に音が乗っているという状態、口の中の響きをキープし続けること。
そしてできる限り平坦に。
もりあげる必要もありません。

https://drive.google.com/file/d/1hd9Q47TzEcPvFDpmq9nm5KhCGBto1vLZ/view?usp=sharing

さて
どうでしたでしょうか?
ずいぶんサボってしいましたし お手本もイマイチだったかもしれませんが
最後まで読み進めていただいた歌好きの皆さんの
張り上げ癖を少しでも外していくお力になれれば幸いです。

最後に一つ注意点を。
今回やったものはあくまで張り上げを
無くしていくためのエクササイズの過程であるということ!

この弱々しい声でみんな歌いなさい!
というわけではありません。
カラオケに行ったら大いに気持ちよく
しかし少しだけ今回のことを頭に置いて

あ!この曲頭の方の響きがおおいなとか
これは胸だなとか
このサビ地声苦しいな、、
じゃあちょっと息混ぜて歌ってみるか。
などなど楽しみながらすこーしでいいので
取り入れていってはどうかなと思います。

次回は いわゆるライトチェスト問題。
「低音かっすかすになちゃったんですけど。。」
をお送りします。
なるべく早く書きます。。m(_ _)m

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