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日本最初のカレー【CL03】

こんにちは。今日1月22日はカレーの日だそうです。全国一斉に給食をカレーにする動きもあったとか。そんなわけでカレーの話をしたいなと思います。

日本にやってきたカレー

カレーはインド発祥の料理ですが、日本には明治時代にイギリスから伝わりました。イギリスのカレーはイギリス人好みに大きく変えられているので、実質日本に入ってきたカレーはイギリス料理と言えます。
日本ではカレーライスやカレーうどんなど、独自のアレンジが加えられ、日本の洋食として絶対的な人気を得ています。
カレーにはさまざまな種類がありますが、その中でも「キーマカレー」は細かく刻んだ肉を使ったカレーです。キーマとはペルシャ語で「細かい」という意味だそうです。

カレーと健康

カレーには健康に良い効果もあります。カレーに含まれるスパイスの一つ「ターメリック」には「クルクミン」という成分があります。クルクミンには抗酸化作用や抗炎症作用があると言われています。
また、カレーは脳の働きを活性化させるという研究結果もあります。カレーを食べることで記憶力や判断力が向上する可能性があるのです。

明治のカレーはカエルカレー?

カレーは明治5年1872年に「西洋料理指南」という本にて初めてカレーが日本に紹介されたとされています。
この本では、カレーの具材として赤ガエルや林檎、柚子などを使うように書いてあります。また、カレー粉を加えた後に水溶き片栗粉でとろみをつけるという方法も紹介されています。となると、結構とろとろしたカレーだったのでしょう。このように、西洋料理指南のカレーは、今の日本のカレーとはかなり異なるものでした。

カレーは日本の国民食と言っても過言ではありません。カレーは美味しいだけでなく、歴史や効能も興味深いものがあります。カレーを食べるときには、このような豆知識を思い出してみてはいかがでしょうか?

では。

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