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静岡県:富士と家康の旅


こんばんは、SHOWです。
母と二人で静岡県のバスツアーに行ってきました。
SEKAKEN CLUBだけに、歴史と世界遺産に注目しながらレポートしようと思います。

今回のツアーは、清水の港-三保の松原へのランチクルーズ、久能山東照宮、そして浅間神社で大河ドラマ館を見学というコースでした。

雨が予想されるなか出発し、現地は土砂降りで観光は期待できないかな、と残念な気持ちでいたのですが、清水へ到着した頃はどんより曇っていたものの、傘を差すような雨は降っていませんでした。港のそばにあるショッピングセンターでお土産を買い、荷物を置いてクルーズ船に乗り込みました。お昼は近海でとれた桜エビや釜揚げしらす、マグロの角煮をあしらったおしゃれなお弁当です。あいにく富士山は見ることができなかったのですが、大きなスクリーンに晴天の日の港の様子が映し出されていました。「おお、こんな絶景に出会えるのか!」と眺めながら弁当を親子でぱくつき、半分以上弁当を食べたころ、美保の松原にフェリーが泊まりました。下船はせず、船上から景色を眺めたのですが、静かな砂浜に松林があり、万葉集に詠まれた景色をのんびり眺めることができました。そしてフェリーは再び清水港に戻ります。ラッキーな時は、イルカさんたちが船のそばを泳いでくれるそうですが、今回は出会えず・・・。

次の久能山は、山道を登り、日本平ロープウェイで東照宮へ向かいます。
ロープウェイ乗り場は大河の影響か家康公モードになっていて、ロープウェイの車両も駕籠のようになっています。五分ほどで東照宮に到着です。久能山は家康公が亡くなられてすぐ葬られた場所で、家忠公が建てた者だそうです。日光と同じく葵のご紋があちこちにあり、左甚五郎の猫の像もあります。日光では眠っていますがこちらは目を覚ましているのです。
階段は急で、最初の一段がものすごく高い、というのも「最初のうちに苦労をして、少しずつ楽になれ」という教えを体現しているのだとか。日光も満遍なくお参りするのは大変ですが、久能山もきついです。結局集合予定の時間に8分ほど遅れてしまいました。添乗員さん、申し訳ありません。日本平は駿河湾を見渡せる場所ですが、海が穏やかで、気持ちがのびのびとします。家康公が幼い頃と、大御所になってからを過ごしたこの地は、なんというか気持ちを落ち着かせ、慰めてくれるような魅力がありました。

最後は浅間神社の大河ドラマ館です。ドラマ館は岡崎と浜松にもあるのですが、静岡市では、今川の人質時代をメインにドラマで着用された着物が展示されており、また登場人物のデザイニング資料などもありました。家康公はブルーがテーマカラーなのですね。確かに大河は、どの作品も登場人物にテーマカラーがあるような気がします。
展示の最後は出演されている俳優さんのコメントとサインのパネルがあり、大河をめぐる静岡の旅のショートフィルムが何本か上演されていました。家康公にとって、静岡がどのような土地だったか、わかりやすくまとめられていて、レポートの参考になりました。
浅間神社は本殿までいくことができませんでしたが、八千戈(やちほこ)神社だけ参拝しました。

資料館をあとにして、一路出発地へ。
渋滞にもあわず、スムーズに変えることができました。
今年は大河で家康公をとりあげているのでいろいろと注目されていますが、これまでは徳川家康について、得体のしれない大物という漠然としたイメージしかありませんでした。大河をみていると、へこたれたり悩んだり、泣き言を言ったりしながら生きている生身の人間なのだ、と思わせる描き方をしています。少しだけ、家康公を身近に感じることができた旅でした。

お土産で面白かったものを紹介します。

カツオチップの「パリパリ勝男くん」(液晶パネルで呼び込みをしている男の子の声がむちゃくちゃかわいい)

静岡おでんの缶詰(静岡は缶詰王国だと今回はじめて知りました)

などなど。

参考リンク

清水港HP
https://www.portofshimizu.com/

浅間神社HP
http://www.shizuokasengen.net/index.html

日本平ロープウェイ
https://ropeway.shizutetsu.co.jp/


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