2024.07.14.am:4:41

カリカリカリカリ、ずっとしたくないのにカリカリカリカリ。

ツアーファイナルが終わった。

というかやっとツアーが終わった。

ツアーのブッキングから行程組みやら何から何まで自分らでやって当たり前と言われればそれまでだが死ぬほど疲れた。誘ったバンドが決まるまでは胃を痛めたし、仮にそれが全て決まってもそこに果たして人が来るのかという不安もあり、最終的に全てがどうでも良くなったりした。

やっとこさブッキングも終わって後は演奏するだけ、となった時も基本的に難航するスタジオ練習とライブアレンジとか諸々に日々追われた。上手く演奏したいという気持ちは一ミリもなかったが悔いは残したくなかった。ライブや音源やらの創作物で残った傷跡みたいなものは一生どうやっても残り続けるからだ。

そういう意味でツアー中のスタジオやリハーサルはかなり俺はカリカリしていた。怒りの化身である。良くない言い方も沢山しただろう、が、それに文句の一つも言わずついてきてくれた、ベースのぺやんぐとサポートのテツには感謝を。面と向かっても感謝したがしてもし尽くせないほどカリカリしてた。それぐらい俺はクソであった。

ツアーが終わってぶっちゃけ安堵の気持ちもなければ、特段休める気持ちもない。次のリリースに向けて自分でまた色々課題を自分からつけてしまったし、多分もう今後もずっとそうなのだろう。金銭面だけを取ってもそうだが、単純な創作として一つも同じものは作りたくない。妥協もしたくない。今の現状は自分の予想以上に世間に受け入れられてしまっているなーと思って嬉しい反面、こう言うことが長くは続かないことも知ってる。

前述したように妥協できないというか、別にプロ根性とかでもなんでもなく、ただただ後悔をしたくないだけなのだ。魂も売ってしまえれるなら売ってしまいたいが、そんな崇高な魂すら持ち合わせていない自分は自分のやりたいこと、自分らのやりたいことを小さくても納得して前に進まなければ死んだ方がマシだみたいな感覚がずっとあるからだ。もはや呪いに近い。

これからフジロックやらカナダツアーやら良くわからない規模で進行しているデカいこともある。嬉しいことではあるが、だからなんだ、という気持ちもめちゃくちゃにある。こちとらそんなことがなくともヤバいことをしてるんだから。という気持ちでいっぱいだ。ぺやんぐも言っていたがバンドをやっていて多分この先ゴールが見つかることなんてない。ずっとこんな感じで心身を削りながら限界が来るまでやるだけなのだ。一生できるとも思えてない。辞めたくなったりやれなくなるまではやるだけ、その延命治療に必死なだけだ。

なにやらマイナスなことばかり書いてしまったが特に書くこともなかったのにまとまらないまま書くからこうなる。

あんだけライブとかしたくねーな、もう、と思ってたのにもうライブしたくなってる。ちくしょー。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?