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【カルチャー】読んだ本、聴いた音楽、観た映画について

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私の好きなカルチャーについて語っています。 読んだ本、聴いた音楽、観た映画の感想など。
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#写真

【カルチャー】海外文学は面白くないわけがない。/私の最愛海外文学10選。

海外文学について語ってみる。 #私の最愛海外文学10選 なるタグがSNSで話題になっていたので、便乗してみた。 選んだ10冊は以下の通り。 通訳ダニエル・シュタイン/ウリツカヤ モモ/エンデ 大聖堂/カーヴァー フラニーとズーイ/サリンジャー 悪霊/ドストエフスキー 夜と霧/フランクル 舞踏会に向かう三人の農夫/パワーズ すべての月、すべての年/ベルリン 冬の夢/フィッツジェラルド サラの鍵/ロネ 海外文学との出会い。 海外文学との出会いは遡って

¥300

【カルチャー】写真は「よく分からない」もの。それでも。(「生きている/佐内正史」について)

18歳の自分へ。

¥200

【カルチャー】本質に辿り着こうとする態度こそ、教育者としての教養なのではないか。「大辻清司実験室」を読んで。

大辻清司さんの名前を知ったのはいつだったか。 通っていた大学の教授が元々大辻さんの研究をされていたというのもあって、作品はきちんと見ていなくても、どういう仕事をされてきたかというのはなんとなく知っていた。 ただ、私の中では大辻さんは写真家というより教育者としての認識が高くて、実際に大辻さんが育てた写真家は多いし、評価が高いのはもちろんのこと、私が個人的に好きな写真家もいる。 この本は大辻さんの代表的な仕事である「実験室」を書籍化したもの。元は今はなき「アサヒカメラ」で1

【カルチャー】最高にカッコイイ写真。Robert Frankの「THE AMERICANS」にまつわる思い出。

10代のウブな私に、 「この写真カッコよかぜ」 と、 ロバート・フランクの「THE AMERICANS」を 教えてくれたK君。 知的で、 オシャレで、 ユーモアのある彼は、 それはそれはモテた。 ウブで根暗なチェリーボーイのティーンエイジの私は、そんなKに憧れて、彼の真似をしてみたけれど、しょせん猿真に過ぎず、 「あぁ、あいつKの真似してんな」 と周りから言われる始末だった。 「この写真カッコよかぜ」 彼がそう教えてくれた日からかれこれ10数年。 今もロ