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よくない一日

今日は本当にだるかった。喉は痛いし、顎はがくがくする。ちょっとあくびをしたり、ものを噛んだりするだけで、口が閉じなくなってしまう。まるで夢の中で思い通りにならないときのような感覚だ。例えるなら、夢の中でえんぴつにキャップをはめようとしても、うまくはまらずに閉められないような感じだ。意識がもうろうとしながらも、何とか顎を元に戻そうと努力するのは、まさにそんな感覚だった。体調の良し悪しはモチベーションに直結するから、これはなかなかつらい。

熱がずっと平熱なのはよかった。しかし、ここまで体調が悪いと、風邪でも感染症でもどっちだとしてもいいことはない。わざわざ学校を休み、ぜーぜー言いながら病院に行ってただの風邪ですねなんて診察されたら恥ずかしい。でも、万が一コロナとかの感染症だったらここからさらに悪化する可能性があるのでそれはそれで最悪だ。

もうこの体調の悪さになった時点で積みが確定していたのだ。ただ、感染症だったらまだいい。体調が悪くても自分を納得させられるからである。運が悪かったな。うんうん。そりゃこんなに体調悪くなるよ、仕方ないねと。
これでただの風邪だったら許せない。ただの風邪ごときでここまで体調悪くなるなよ。自分。情けないったらありゃしない。心の自分と風邪の原因のウイルスを並ばせて小一時間ぐらい説教してやりたい。


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