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小さい頃から傘をさすのが嫌いだった。それは20歳になった今でも変わらない。
比率で言えば、雨が降っていても傘をささないことの方が多い気がする。

きっかけはいつだったか覚えていない。
気づいたときには、傘をさすという日常生活のなんでもない行為がたまらなく不快で嫌いになっていた。

この地域の気候性なのか、雨の日はたいてい風が強いから傘をさしたとてあまり意味がないし、コンビニの傘立てに入れようものなら盗まれるし、屋内と屋外を出入りするたびに手を濡らしながら畳んだり開いたりするのも好きじゃない。

つらつらと言い訳を並べたものの、その根底には言葉では表せないなにか大きなものがある。
それが一体なんなのか、言語化して説明できる日は来ないと思う。

そもそもだけど、雨の日は低気圧の影響で体の全ステータスが大ダウンするから、雨自体あまり好きではない。
雨音は好きだけど。

好きな人と相合傘でもしたら、傘をさすことも嫌いじゃなくなったりするのかな。
たぶんきっと変わらないだろうね。

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