Nんちゃんの唐揚げ

Nんちゃんは、俺が大学の入学式の前から仲良くなった女子寮の女の子だった。
大学在学中によく飲みに行っていた。
駅前にある季節料理の下野、俺はここに週に2回は通う常連客だった。
と言っても2つのサークルで、それぞれ1回ずつ飲みに行っていただけなんだけど。
それ以外に個人的に飲みに行ってたなぁ。

ある日、俺はNんちゃんと、下野に飲みに行った。この日は、俺の奢りだった。一応予算は考えていたw
メニューの金額は、頭の中にあるので、どのつまみを食べるかとか考えて、予算建てていた。
だが、Nんちゃんは俺のプランを崩してくれたw
唐揚げ、500円のメニューで、その日は食べる予定はなかった。
だが、Nんちゃんは1品目から唐揚げ頼んだのだw
初手から計算違いでありました。
割り勘とかなら、別に何を頼んでも良い。
だが.Nんちゃんには1銭も出す気はない。その時だけではなく、たいていそうだった。
彼女の友達に女性の権利とかに煩い子がいたが、その子と一緒の時は、俺が出そうとしたらその子が出してもらう理由がないと払ったので、仕方なくNんちゃんも金を出していたw
その時以外、俺は彼女が自分の財布から金を出すところは、見たことがないかもしれない。
貧乏学生にとっては、500円の唐揚げは、高いのだw
200円だの300円のつまみを頼んでばかりだったから。

結局この夜もNんちゃんは、財布も出さなかったw

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