花善の鶏めし弁当

俺は今まで生きて来て、1番美味しい鶏めしは、大館市の花善さんの鶏めしであると信じている。
理由は、鶏めしが好きだから、旅先や色んなところのを食べるようにしているが、花善さんのより美味しいと思ったことは、ただの一度も無いのだ。
これはあくまで俺の個人的な味覚の記憶であるが、昭和40年代から令和5年まででそう感じているのだから、ある程度普遍的に他者にも感じて貰えるかな、とか思っている。

花善さんの鶏めし弁当は、基本的に買える場所が限られている。東北在住の人なら、然程苦労せずに買える。大館市の人や秋田市の人は、ありふれた弁当だろう。
三重や名古屋の人にとって赤福が簡単に買えるみたいに。
花善さんは、あまり駅弁フェアとかに参加はしていない。秋田物産展にもほとんど出店はしていない。
ホームページ確認したが、それはコロナ前も今も変わっていないようだ。

これがオーソドックスな鶏めし弁当である。
俺が最後に食べた時よりは値段は上がっているが、最後に食べてから10数年経っているから、当たり前だろうね。

これは鶏めしの鶏を比内地鶏にしてる普通の鶏めしの上級弁当だね。
これは食べた事がある。
やはり比内地鶏は違う。
ただ、普通の鶏めし弁当が美味いから、それで十分であるとも思う。地鶏への拘りある人は、こっちだろうね。

俺の幼少時の記憶のみの記述になるから、もしかしたら記憶違いや間違いもあるかもしれない。それは先に明記しておく。

昔秋田ステーションデパートがあった頃、その2階に鶏めし弁当の店舗があった。
持ち帰りだけの店である。
鶏めしを作っていて、目の前でそれを弁当箱に詰めて、鶏めし弁当にしてくれる。
俺は子どもの頃、よく親にそれを買って貰っていた。
俺の中ではこの店は花善さんのだと思っているが、ここは違うのかもしれない。この話は、確認は取れていない。俺がそう思っているだけである。
確か俺が中学生の頃もまだあった筈。
阪急ブレーブスが優勝したスポーツ新聞を駅に買いに行き、そのついでにご褒美に鶏めし弁当買ったから。当時はまだコンビニは無かった。スポーツ新聞は、駅の売店か新聞販売店でしか買えなかったのだ。
ステーションデパートが改装した後にはもうその店は無かった。もしかしたらその前から無かったのかも。俺は駅には年に5回も行く事は無かったから。地方都市でその中心都市に住んでたら、駅には旅行に行く時くらいしか行く事はないから。

今は要予約で、こんな豪華版もあるようだ。
俺は食べた事は無いけれども。

今は飛行機の早割で、片道10000円しないで行けるから、買いに行ってみようかな?
昔は広島まで新幹線でもみじ饅頭買いに行ったりしてたから、これアリかな?
高速バス使ったら、もっと安く済むな。

なんて考えている。
春にもなるし。

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