あだ名の話1

友達や知人には、たくさん色んなあだ名を付けて来たなぁ。
これは俺だけではなく、みんなそうだったし、俺も勿論付けられていた。中には不愉快なものも有りはしたが、本当に不快なら止めろと言えば良かったし、多少の不愉快さならお互い様だからスルーしていた。また文句言わないとつまらないともう使わなくなる輩もいたし。
昨今の運動会でも全員同時にゴールしたり、あだ名禁止で全員さん付けとかの狂った似非平等の教育には、反吐が出るし絶対に認めるつもりはない。始皇帝に坑に処して貰いたいくらいであるw

で、中学生の時から付き合ってる友達のあだ名の話だ。ニックネームの方が良いのかな?だって、自分からそう呼んでくれと俺に教えてくれていたから。
彼は金さん。純然たる日本人である。苗字にも名前にも金は使われていない。
理由は、遠山の金さんの時代劇が好きだったからである。
彼は遠山の金さんの大ファンで、苗字に山が使われていたから、自ら遠山の金さん→○山の金さん→金さんとなったのであった。
これは小学生の時で、俺は違う学校だったから、関わってもいない。同じ中学になっても1,2年は違うクラスで知り合いですらなかった。
だから、中3で同級生になって、金さんの方から金さんと呼んでくれと言われたのだった。
金さんとは今も付き合いがあるが、やはり金さんである。当時の友達と金さんがいない時は、金と呼んでる。キンでありキムでは無い。
当時のクラスメイトの男子はみんな彼を金さんと今も呼んでいる。
今も彼が遠山の金さんが好きかどうかは話してないから分からない。ただ、遠山の金さんが金さんの名前のルーツなのは、みんな知っている。
こう言う本人も気に入ってるあだ名やニックネームすら否定する教育は、それこそ狂気の沙汰である。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?