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【全文無料】シティリーグ2024シーズン3 全勝優勝したリザードン

こんにちは。
【まるぐ】と申します。

今回はビーダル型悪リザードンでシティリーグ S3 を全勝優勝という成績を残すことが出来ましたので、その備忘録および簡易解説として記させていただきます。

全文無料の投げ銭方式と致しますので、是非リザードン使いの方はご参考にどうぞ!


1. 【CL福岡を終えての環境考察】

CL 福岡を終えてから 1 週間経たない中でのシティリーグであったため、Day1、Day2 ともにシェア率の高かった悪リザードンと、CL 福岡優勝の話題性からルギアが多いという読みでした。

その他に第 4 期四天王のバツローグさん(@xrowgu )がイダイナキバ LO を使用しDay1 で全勝していたこともあり、イダイナキバ LO が多くなることや、常に一定のシェア率を持つロストゾーン軸のデッキが主なデッキ分布になると予想していました。

2. 【デッキ選択について】

デッキの選択肢は CL で優勝したルギアか CLに持って行った悪リザードンの 2 択でした。

直前まではルギアを握ってころころしていましたが、以前から感じていた事故率の高さと意外と繊細なプレイが必要と知り、今のプレイングでは優勝は出来ないと判断し、直前に悪リザードンに戻しました。

後ほど各対面の回し方で説明しますが、悪リザードンでルギアの対面を見れることが分かったのと、悪リザードンミラーに圧倒的な自信があったので今回は悪リザードンを握りました。

3. 【優勝したリスト】

4. 【採用の理由】

大まかな部分は世に出回っている構築と大差ないため、一般的な構築とは異なる所だけをピックアップして説明します。

4-1. リザード 1枚(HP100)


一般的な構築では、「フレアヴェール」のリザードを採用されていますが、HP90 ではベンチでも「げっこうしゅりけん」の圏内になる点、「ワザマシン デヴォリューション」が採用されている構築が減っている点、ヤミラミの「ロストマイン」の対策としてジラーチを採用している点などから、HP100 のリザードを採用しました。

4-2. ヒトカゲ 3枚(まるやけ)

「まるやけ」のヒトカゲの採用理由は以下の3つです。

・HP が 70 である。

ジラーチを採用しているとはいえ、サイド落ちやジラーチが倒された後に「すごいつりざお」が使えなかった場合、ビッパやホシガリスとともに HP60 のヒトカゲがヤミラミの「ロストマイン」で 2 枚取りされてしまう恐れがある。

・「マキシマムベルト」を採用している。

「ヒートタックル」のヒトカゲは、ミラー対面の場合に後攻 1 ターン目に「ヒートタックル」を使うことで、相手のサイドプランを難しくできるのが強みであると考えられる。
しかし、「マキシマムベルト」を採用しているため、お互いに残りサイドが 2 枚になり「まけんきハチマキ」が使えないといった場面でも有利に立ち回ることができるため、「ヒートタックル」のヒトカゲである必要が薄いと感じた。

原色のヒトカゲから色違いのリザードン ex に進化するのが許せない。

4-3. ヒトカゲ 1枚(ヒートタックル)

前述だけを見ると HP70 のヒトカゲでいいんじゃないかと思うかもしれませんが、古代デッキやロストゾーン軸のデッキに入っているトドロクツキ ex に対して、「ヒートタックル」の 30 ダメージが非常に有効であることから、1 枚は必須であると思い採用しまし た。

4-4. 【マキシマムベルト】

ACE SPECを「マキシマムベルト」にした理由は以下の通りです。

・序盤の火力の低さを補う。

リザードン ex のワザの性質上、サイドを取られていない序盤の火力が低いのがネックであるため、「マキシマムベルト」での火力補強によって先攻 2 ターン目からパオジアンex やテツノカイナex などのたねのポケモンexを取れるようになり、有利に立ち回ることができる。

・ミラー対面で有利になる。

「まるやけ」のヒトカゲの採用理由でも述べた通り、ミラー対面ではサイド 4 枚目を取られてからの立ち回りが重要であり、リザードンex に「マキシマムベルト」を付けることで、意識外から 350 ダメージを出すことができることが非常に強い( CL 福岡でもミラー対面で一番活躍した )

・ジラーチを採用しているのでビーダルが縛られることが少ない 。
ロストゾーン軸対面での負け筋として、バトル場にビーダルを縛られてヤミラミの「ロストマイン」でベンチのポケモンを取られ続けて負けることが多いが、ジラーチを採用しているためビーダルが縛られることが少なくなり、バトル場のポケモンを入れ替えるカードは 1 枚で十分だと感じた。

相手のポケモンを呼び出すカードも「ボスの指令」を 3 枚と「カウンターキャッチャー」を 1 枚採用しているので、呼び出し札は充実していると思い「プライムキャッチャー」は不採用とした。

・環境にトドロクツキ ex がいる。

「ヒーローマント」は条件なしで HP が100上がるのは間違いなく強いが、現在の環境にトドロクツキexがおり、デッキの構築上「ミストエネルギー」を採用しても手札に持ってくる手段が少ないため、「くるいえぐる」で強制的にきぜつさせられてしまう。

他のデッキにも「ロストスイーパー」の採用が多いため、相手の番に効果を発揮するポケモンのどうぐは決定打にならないと判断し不採用とした。

6. 【当日のマッチング】

〜予選〜
1.ころころルギア⭕️
2.ビーダル型悪リザードン⭕️
3.アルセウスギラティナ⭕️
4.闘志タケルライコ⭕️
5.ころころルギア⭕️
6.蒼月ロスト⭕️

〜トーナメント〜
1.蒼月ロスト⭕️
2.カウンターカイナ⭕️
3.蒼月ロスト⭕️

申し訳ないのですが、先攻後攻とサイドの枚数は覚えていません...
ジャンケンはずっと負けていたことと楽に勝てた対面がなく接戦が続いたと記憶しています。

7. 【各対面の回し方】

相性は ⭕️ / 🔺 / ❌ で表現 させて貰います。
⭕️:対面有利 🔺:どちらとも言えない ❌:お祈り

7-1. 🔺ビーダル型悪リザードン(ミラー)

序盤からビーダルを狙いつつ、非エクポケモンを 2 体とリザードン ex を 1 体倒すことを目指します。

「マキシマムベルト」を採用しているため、相手の ACE SPEC 次第ですが有利に立ち回ることができます。

相手が先にサイド 2 枚になった場合、「マキシマムベルト」をケアして 4 枚目のサイドを取るときには盤面にリザードン ex を置かないように意識します。

少し難しいですが、前の番からかがやくリザードンをベンチに置き、手貼りを 2 回することで「かえんばく」を起動できるようにしたいです。

7-2. ⭕️ピジョット型悪リザードン

序盤はヒトカゲとポッポの少ないほうを狙いながら戦います。

ビーダル型と違い、終盤に HP280 のピジョットexが盤面に残るため、最後のサイド 2 枚を取るのは楽です。

相手のサイドが 1 枚であれば、「まけんきハチマキ」付きのかがやくリザードンでもピジョットexを取ることができるので、サイドを取り遅れても何とかなる場面が多いです。

もし、「カウンターキャッチャー」や「ボスの指令」をいい具合に手札に引き込むことができれば、序盤からピジョットex を取りながら相手の動きを妨害できるので、狙いに行くのもいいかもしれません。

7-3. 🔺ころころルギア

基本的には不利対面ですが前述の通り事故率が高いデッキなので、諦めずに戦いましょう。

意識する事は、ルギア VSTAR が先にサイドを 1 枚進めた場合、チラチーノに貼られているエネルギーが 1 枚以下であるなら、「カウンターキャッチャー」でアーケオスを取り、次の相手の番にチラチーノにエネルギーが 5 枚付かないようにします。

チラチーノにエネルギーが 2 枚以上付いているなら、そのチラチーノを取ります。

その立ち回りができれば最速で「アッセンブルスター」から先にワザを使われても巻き返す事ができます。

その後はチラチーノを優先して取り進め、ルギア VSTAR がワンパン圏内になったら狙っていきましょう。

7-4. 🔺パオジアン

回れば最強のデッキで意味わからないくらいの理不尽を押し付けてきます。

こちらが先攻であれば、先攻 2 ターン目からシステムポケモンを取り続けましょう。

後攻であった場合は、後攻 1 ターン目でマナフィよりもできる限り多くのヒトカゲをベンチに並べることを意識しましょう(少し無理をしてでも 3 体出したい)

ヒトカゲ 2 体とマナフィ 1 体の状況で、「プライムキャッチャー」「キャンセルコロン」「げっこうしゅりけん」でヒトカゲを 2 体取られ切るのが最悪のパターンです。

それ以降は常にマナフィをベンチに出しておくことを意識しましょう。

終盤にマナフィを置かずにかがやくリザードンでパオジアンexを取る動きをすると、ベンチにいるヒトカゲとともに「げっこうしゅりけん」で 2 枚取りされるので気を付けましょう。

ビーダルを取り切った後の「ナンジャモ」や「崩れたスタジアム」が有効な印象です。

7-5. ❌ロストゾーン軸

体感では全然勝てないので苦手意識があります。

事故っているように見えながらも、ウッウでサイドを進められて、最後にトドロクツキexでフィニッシュされることや、ジラーチとマナフィのどちらかがサイドに落ちたときの勝率が著しく下がるように感じます。

今回のシティリーグでは蒼月ロストと 3 回当たりましたが、相手の手札の枚数、トラッシュ、ロスト、山札の枚数を気にしながら、ナンジャモをひたすら連打して手札干渉をすることで勝ちました。

未だに明確な勝ち筋が分からず、手札干渉を続けてのお祈りしかないので、特に練習が必要な対面だと思います。

7-6. ⭕️アルセウスギラティナ

先殴りができると有利に進められます。

ビーダルやホシガリスなどのシステムポケモンも採用されていますが、基本的には 2-2-2 でサイドを取りきるのが最善です。

アルセウスVやギラティナV、テツノイサハexをかがやくリザードンで倒すことで、2-2-1-2 のサイドプランを押し付けましょう。

7-7. ⭕️古代

「ナンジャモ」で手札干渉をしながらリザードンexで戦えば基本的には楽に勝てる対面です。

コライドン入りの構築の場合は、トドロキツキを優先的に取っていきましょう。

トドロクツキex入りの構築の場合は、リザードンex が「くるいえぐる」で倒された後に、「ヒートタックル」や「かえんばく」などのサイドを 1 枚しか取れないポケモンを押し付けましょう。

7-8. ⭕️カウンターカイナ

戦い方がわかっていれば有利対面ですが、初見だといつの間にか負けます。

後攻 1 ターン目で攻撃してくるミライドンを先攻 2 ターン目で取ってしまうと、「カウンターキャッチャー」を使われてテツノカイナ ex に 2-2-2 でサイドを進められてしまいます。

その場合、 こちらは 1-2-2-2 のサイドプランを押し付けられて追いつくことができなくなり
ます。

ミライドンにサイドを 1 枚取られてから「カウンターキャッチャー」でベンチのたね ex ポケモンを取る動きか、先殴りする場合は「マキシマムベルト」と「ボスの指令」でベンチを狙っていく動きが求められます。

最近の構築では 「ハイパーブロアー」のテツノツツミでベンチのポケモンを取ってくることがあるので、ベンチにもリザードン ex かエンテイ V を出しておくと対策できます。

7-9. ❌LO系統

イダイナキバもカビゴンも無理です。
徳を積んで当たらないことを祈りましょう。

【最後に】

拙い文だったとは思いますが、ここまで読んで下さりありがとうございました。
シティリーグ初優勝でJCSの権利を取れたのは本当に嬉しい限りです。
いつも対戦してくれる枚方の皆、最近メキメキと頭角を表してきたリモートのメンバーとの練習がこのシティリーグ全勝優勝へ導いてくれたと思っています。


ほんとうにありがとう!!


少しでも悪リザードンを使いたいという人の手助けになれていれば幸いです。
この調子で JCS も頑張ろうと思いますので、よければ応援してください!
それでは、ありがとうございました~

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頑張った自分にコーラを奢ってくれる方はコーラ代を下さい🥤

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