母親と結婚

私は、お母さんに結婚を反対されてる。
それは、結婚したい相手が日本人じゃなくて、私が結婚を機にその人の出身国に移住したいから。なのかな?
寂しくなるから?会いたい時にすぐに会えないから?自分の世話をしてくれる人がいなくなるって思ったから?私のことが心配やから?

2021年の年末にお母さんにこの話をしてから、自分なりに色々考えてみたけど、考えれば考えるほどなんで反対されてるんか、ほんまの理由がわからんくなってきて、今はもうこの話を話題にすることも怖くて、触れてはいけないものみたいになってる。

この話しないと前に進めないってわかってる。
覚悟を決めて正面切って話さないとって心では思ってる。

けど・・・年末に帰省したとき「私結婚したい人がいるねん。結婚してその人の国で新しい生活を始めたいって思ってるねん」って伝えた私に「絶対いや!」って一喝。夜中に号泣しながら、叫びながら私の寝てる部屋になだれ込んできて、「行かんといてー行かんとてー。死にたい、死にたい」って泣きつかれた。正直怖くて震えた。この人誰?って思った。私の知ってるお母さんじゃなかった。

だから、この話して、またお母さんが感情的に崩壊するんじゃないかって。それ以降この話できなくなってしまった。

それでも、正直私は諦めきれない。
お母さんに都合のいい人とではなく、私が心からこの人と一緒に幸せになりたいって人と結婚したいねん。
それってそんなにダメなことなん?
自分だって、自分が好きな人と結婚したんやろ?
親は自分で選べないけど、パートナーだけは唯一自分に選択権があるやで。

一方で、私にも問題があって
自分の結婚なんやから親に何て言われようと自分で決めて、突き進んだらいいやん。っていうのができひん。
なんかお母さんからの承認っていうか許可を必要としている自分がおる。

今までの人生自分で決めきれずに、なんやかんや母親に裏でコントロールされながら、うまくやってきた。だからいざ100%自分で覚悟して決めて進めるんやでってなった時にモヤモヤしてしまうんやろな。

年だけどんどん重ねてしまって、精神的にはまだ自立しきれてないんやろうな。”経済的自立=精神的自立”って勝手に思い込んでたけど、両者は全くの別物で、私は29歳にして、母親から精神的に自立しきれてない。

お母さんが反対するほんまの理由はわからんし、このまま一生わからんままかもしれんけど、今わかってることは、自分のこと幸せにできるんは自分だけ。最終的には、お母さんは私のことは幸せにできひんし、私もお母さんを幸せにすることはできひん。だから、自分がどうしたいのかってことをちゃんと見極めて、最後は自分が決めたことに向かって覚悟して突き進んでいくことしかできへんねやと思う。

その覚悟ができたら私は面と向かってお母さんにこの話できるんやろな。
そう信じて、今は自分はほんまはどうしたいんか見極めるしかない。



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