お弁当屋さんの優しさ
私はとても体調が悪く、ほぼ横になっていて、ご飯が作れない時期がありました。
子供は何か忘れましたが、給食を食べずに早く帰ってきました。
でも立ち上がりたくない、作れない、どうしよう。
我が家の近くには会社がたくさんあり、お昼になるとお弁当を売りに来ている方達がいます。
私は子供に千円を渡し、お弁当を2つ買ってきてと頼みました。
そこまで体調は悪いのに、食欲はそこそこありました、、、
子供は喜んで買いに行きました。
しばらくして帰ってきた子供に、
おつりは?と聞くと、お金足りなかったと返事が。
でも弁当は2つ持っているので、不思議に思っていると、弁当は一つ600円。
だから足りなかったと。
でも、弁当屋のおじさんにお母さんの体調が悪いんだよと伝えたら、「値引きをする事はできないから、おじさんが200円あげるよ。それで払ってね」と言ってくれたと。
人付き合いに疲れて、いつも鬱々した気持ちでいる事が多い私は、お弁当屋さんの優しさに感動しました。気持ちがとても明るくなった事を覚えています。
ついでに、お母さんは漬け物好きかな?と聞いてくれて多目に入れてくれたとも聞きました。
お弁当屋さん、見ず知らずの弱った私に優しい思いやりをありがとうございました。
買いに行ってくれた我が子もありがとう。
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