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カフェで作業してみて気付いたコト

初めに


私は今このnoteをカフェで書いています。以前までの私は、カフェで作業している人たちを、「何で家でやらないんだろう。」「わざわざ高いお金を何で払うんだろう。」さらには「頑張ってるアピールしたいだけじゃね?」とも思ってました。
今回は、私なりにカフェで作業してみて気づいことを書いていこうと思います。

気づいた3つのこと

結論から言いますと、作業効率が上がる!ということに気づきました。では作業効率が上がった3つの要因について書いていきます。

①お金を掛けているから

大前提これですね。『カフェでコーヒーを片手に作業をするという行為』を買っていることに気づいたんです。カフェの飲み物だけでなく空間も含めてみたいな、、、
わざわざ家から出て、カフェでお金を払って、何もせずただ過ごすのは勿体無いなと思うと、やる気が湧いてきて作業効率が上がりました。

②周りも頑張っているから

2つ目は周りも頑張っているからですね。カフェで作業している人達って様々なんですよね。受験勉強している高校生から、資格取得に励む大学生、スーツ姿のサラリーマンまで。
私だけかもしれませんが、私も含めて年齢も立場も違う人たちの間で謎の連帯が生まれた気がしました。カフェには「あいつも頑張っているから俺も頑張ろう」という空気感があるような気がしてます。

③通行人に見られるから

3つ目の理由は通行人に見られるからです。私の行ったカフェはたまたま通路に面している所だったのですが、通行人からの視線というのはかなり影響すると感じました。
『カフェでパソコンを開きながら、スマホでゲームしている』こんな姿を通行人が見たら「こいつ何しにここに来たんだ」と思われるでしょう。こう思われないように、ちゃんと作業しようと感じていました。

カフェで作業するという矛盾

ただ、一方で『カフェで作業をする』という行為には大きな矛盾が生じていることに気づきました。カフェの定義について調べたところ、建築家のクリストファー・アレクサンダー氏がカフェの存在理由について、こう述べています。

「人びとが衆目のなかで合法的に腰をおろし、移りゆく世界をのんびり眺められる場所としての機能」

あれ??
勘のいい読者なら気づいているかもしれません。カフェで作業するという行為と後半の「移りゆく世界をのんびり眺められる場所としての機能」が矛盾していると。もちろん時代や場所によって、カフェの存在理由は変わると思います。ただ、この矛盾に気づいた時「現代人は忙しいなぁ~」と思ったと同時に、最初にカフェを考えた人も、このような使われ方をするとは思っていなかっただろうなと感じました。

終わりに

最後に、とんでもない矛盾に気づいてしまったんですけど、今後も定期的にカフェで作業することになると思います、、、
今まではカフェで作業している人たちを「頑張ってるアピールしたいだけ」みたいに、いい印象を持っていなかったのですが、実際に作業してみてかなり作業効率が上がることに気づきました。
こんな私の偏見を直してくれた、カフェの素敵な空間と美味しいコーヒーに感謝しながらこの文章を終わりたいと思います。




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