見出し画像

サラリーマン卒業の日記その⑤

退職まであと3週間。1ヶ月以上noteを更新出来ずにいたが、それは④の日記から大きな出来事がなかったことと、他のことで忙しかったからである。

つまりなんだかんだ、あの日以来平和だった。※退職を告げるまでが死ぬほど大変だった。


支社長まで退職を告げた後は、社内全員に1人ずつ報告。これもとっても苦痛だった。苦痛すぎて退職を取り消したいくらいであった。しかし、大きな事件はなく、誰一人私の進路を否定することなく「応援するよ」の声であった。

そして、社内全員に退職を報告した後は意外と時間があった。今まで通り営業をして、退職する話もあまりせず、普通に毎日の業務をこなしていた。

ただ、一度ついた傷はなかなか癒えずに、制作しても筆が進まなかったり、転職がテーマのドラマを見ると泣き出したりと苦労もした。

〆切は近い


筆が進まずどうしようもなくなっていたころ、いつも相談しているねぇさん(イタリアのねぇさんとは別)に相談した。すると「一人で旅行に行ったら?」と。

ねぇさんは、日程と宿泊数だけを決めるとランダムで行き先(県)を決めてくれるツアーを教えてくれた。教えてもらって、ホームページを見て、流れでそのまま申し込んでみた。山形県が当たった。

絶景



今思えば、山形県に行って以来、心情がガラッと変わった気がする。何かを恨んだり怒ったりする気持ちがなくなったのである。

憧れの芋煮


そうだった。縁切りの寺に行ったんだった…
縁切りと縁結びのお守りも買ったし、色々願い事もしてた…

いやいや、山形県に行く前に、北海道神宮では身代わりのお守り買ってたでしょアンタ



山形県から帰ってきた後の日常は、お弁当部があったり、ちいかわを見たり、お祭りに参加したりと何気なくを過ごしていたが、いつの間にかあんなに深くついた傷も消えてしまった。


おわり

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?