ジャパンカップ(自信度 今年2)

毎年ハイレベルなメンバー構成で絶対的な強い馬がいることにより着順は人気通り収束しやすいレースの為、あまり荒れることとが少ないこのジャパンカップ。しかし今年は昨年にコントレイルやクロノジェネシスの引退に加え、次点のイクイノックスやドウデュース、エフフォーリアにタイトルホルダーといった現役最強クラスの馬が出走回避したところに日本の上がり馬だけではなく海外のトップレベルの馬や期待の新生などが集まったため、非常に難解となった。

ジャパンカップは日本ダービーと同条件にて行われるため、傾向も似通ったところがある。まず二度の坂越えのためスタミナが必要であり、2400mのためスローペースになりやすく瞬発力勝負になりやすい。またスタートしてすぐに坂で先行争いが起きるため、ハナ争いが激化すると足を残せないため前の馬にとっては苦しい展開となる。


以上を踏まえ、今回の本命は

◎ヴェラアズール

としました。理由は
まず1つめに2走前のジューンSは今回と同条件で行われ、スタートで不利を受け道中上がっていき足を使ったのにもかかわらず直線で鋭く抜け出し逃げた後のG2馬のブレークアップを余裕で差し切りました。このときの馬場は内が非常に悪く、4角からの直線でほとんどの馬が外に出していて距離ロスと逃げ先行のうまたちも馬場の良いところを通っていたためあまり差しが効きにくい状態だったのですが、これだけのことがあっての圧勝はすごく評価するべき内容であります。
2つめにR.ムーア騎手騎乗であることと内枠を引けたことです。この騎手は過去に世界リーディングで1位をとっており、ジャパンカップを制したこののある騎手です。そのため長く末脚を使えるヴェラアズールと、世界レベルの腕を持つR.ムーア騎手の相性は良いと思います。また、内枠を引けたこともプラスでTRが非常に内側に向いていて、直線やや外に回されて馬場の良いところを通れなかったのだとしてもシャフリヤールとダノンベルーガが7枠のためここがかなり大きな差になってくると思っています。さらにジャパンカップでは内枠が有利となっており、いかにロスなくレースを進め直線スムーズに追い出せるかが鍵になってくるため、非常に4角でのロスが響くレースです。1枠が過去10年で7年馬券に絡んでおりいかに差があるかがうかがえます。3枠までは割と好走歴があるため、今回もこの馬の実力ならやれると思っています。

他の印
○ヴェルトライゼンテ
▲シャフリヤール
△シムカミル、オネスト、グランドグローリー、デアリングタクト、ボッケリーニ

(確実に狙いたい人向け 保険で相手に追加した方が良い馬)
テュネス、テーオーロイヤル、ユーバーレーベン

消し
ダノンベルーガ

理由
まずこの馬には2400mという距離は長いです。TRが内に向いていて、シャフリヤールにマークされる上、4角で外に振られることを考えると途中で足が止まる可能性が非常に高いです。ダービーでは割とロスなく回れましたが、それでものこり200ですでに足は止まっていたので、さらに条件がきつくなる今回は掲示板ですら怪しいと踏んでいます。また川田騎手も追い込みよりかは馬群を割る方を得意としており、最近不調の今買うのは危ないです。


国内だけでなく海外からも注目されるビックタイトルのレースです。
1年で1番大きなレースでもあるので馬券もあてて思いっきり楽しみましょう!


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