アメリカで訪れてみるべき場所 その3
Bruneau Dunes State Park
アイダホ州にある砂丘です。
非常に珍しい地形であるにも関わらず、1967年にアイダホ州立公園になるまでその存在がほとんど知られていなかった砂丘です。
砂丘というとなんとなく鳥取砂丘のイメージが強くて海の近くにあると思ってしまいますけれど、サハラ砂漠などは海とは関係ないですよね。
砂丘=砂漠ではないのですね、知りませんでした。
Bruneau Dunesは規模は大きくないのですが、とても砂丘ぽいのでお勧めです。
砂丘の高さは北アメリカで一番。
自由にどんどん登っていけるので近いうちに崩れて平地になってしまうかと心配になるくらいの小ささなのですが、もうこの状態が15000年も続いているというから驚きです。
15000年前に大洪水が起こりその時の水の動きで形成された砂山なのですが、水が捌けた後も砂が動かないのです。
風が吹くと砂が飛ばされるのですが、風が吹く向きが変わり同じだけ吹くため砂がほぼ動かないという結果になっているそうです。
砂丘のすぐ脇に湖がありますが1950年、近くにダムが建設される前はポコポコ湧き出る泉だったそうです。
現在はダムの影響で水量が上がり湖になっていますが、この湖と砂丘には色々な動植物が生息しているのでそれを観察するのも楽しいです。
コットンラビット、コヨーテ、カンガルーラット、マスクラット、バージャー(アナグマ)、ゴールデンイーグル、アメリカワシミミズク、そして冬には水鳥が舞い降りたり。
https://history.idaho.gov/wp-content/uploads/2018/09/idahosanddunes.pdf
星を観察するのにも適している場所で天体望遠鏡で惑星を見せてくれたりもしています。
Googleマップの写真にオーロラらしきものが写っているのがありますよね。見える時もあるのかな?
犬も一緒に登れるので、犬を連れて旅行する人には一緒に楽しめるスポットとなるはずです。
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