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【下町出身がおすすめする】隅田川花火大会穴場スポット

7月の終わり4年ぶりに隅田川花火大会が開催され史上初103万人が訪れた。コロナがようやく開け多くの人がこの日を待ちわびていたはずだ。

東京下町出身の私にとって、毎年隅田川の花火大会の日は親戚どうしで集まり屋上で花火をみることが恒例行事となっていたため、4年ぶりにこうして家族で花火を見られるのは嬉しい。
しかし、この4年の歳月で親戚の屋上と花火打ち上げ会場の間に大きなマンションが建ち見事に丸被りし花火が全く見えなくなってしまった。。。久しぶりで期待が高まっていただけに残念で仕方がない。来年以降はどうしよう(笑)

さて、訪れた103万人の皆さんは人の多さにうんざりしていたのではないだろうか。テレビで賑わっていた様子を見たが人混みでカオスな状態になっていた。渋谷のハロウィーンを思わせる混雑ぶりが下町界隈で発生することに驚いた。テレビのインタビューを受けていた人の中には花火が上がった後、身動きが取れず結局全然見られなかったという人も多いようだ。

そこで今回は下町出身の私がこっそり教える穴場のビュースポットを3選紹介しよう。

おすすめスポット3選

基本的に花火を真下で観ようとすると人混みに巻き込まれてしまうため、会場付近で見ることはお勧めしない。そのため隅田川沿いではなく少し離れるがしっかり花火が見えるポイントをお伝えする。

1.四つ木橋、八広駅近くの土手沿い

一つ目の場所は荒川の土手沿いスポットだ。隅田川沿いに面する墨田区は隅田川と荒川に挟まれており、墨田区北部の向島地区は水門で2つの川が隣接している。そのため川の距離が近く荒川沿いから隅田川の花火が観られるのだ。また、荒川の防波堤は低地の災害に備えるため周辺よりも高く見晴らしがいいのだ。

人混みを避け歩きながら花火を見ることもできるためまさに穴場ともいえる。虫さされには要注意なのと、川沿いにコンビニなどが少ないため先に水分を確保してから土手に行くことをお勧めする。

2.荒川区汐入公園付近

二つ目のビュースポットは荒川区にある汐入公園付近。打ち上げ会場から上流に歩き、水神大橋からほど近いスポットだ。浅草押上周辺から距離があるため人混みは少ないのと、公園の敷地が広いためゆったりしながら花火を眺めることができる。
私が見ていたころは大き目のアスレチックが公園内にあり上に上って見ていたりもしていた。また、隅田川の水面にライトが差し、スカイツリーもしっかりみることができ個人的にはアングルも最高だ。(少しずつ知られてきているため来年は人が多いかもわからないので事前に情報をチェックしてほしい。)

3.屋形船からのビューイング

最後に紹介するのは屋形船から見上げる花火だ。花火はやっぱり間近でみたいという人にお勧め。有料になるわけだがお金を払ってでもみる価値のある感動体験を味わえる。
とかいう私は屋形船でアルバイト経験があり、春はお花見、夏は花火と四季折々のイベントに乗船し接客をしていたことがある。花火の日は打ち上げ会場の真近くで花火の大きさと心臓を打たれるほどの音の迫力が今でも鮮明に覚えている。
花火の日は船を定位置につけるためお昼過ぎから出発する。そのため乗客は10時間程度船内にいるわけだがお昼のランチから夕飯までセットで提供する長時間プランを堪能できるのだ。勿論花火のタイミングには屋上デッキに上がることができ夜風を感じながら目の前で上がる花火を楽しむことができる。当日は乗合船になることが多いため2人からの乗船も可能だ。川岸に集まる大勢の人を水上から観るのも殿様気分に浸れる(笑)
屋形船は死ぬまでに一度は乗ってほしい。

以上、また来年も無事に大会が開催されることを願いたい。

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