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4月20日「櫻坂46 3rd TOUR 2023」 in 愛知・日本ガイシホール Day2

20日のライブが終わってすぐの新幹線でこのリポートを書き始めて「この新鮮な思いをすぐに定着させなきゃ!」って思ってたのに、気づいたら福岡1日目も終わり、やたらと時間がかかったライブレポでした。そして長いです。

代々木1日目のを見た時、少しがっかりしたというかもやもやしたというか、想像を超えてきてくれないんだなという寂しさがあったのですが、そのあたりがなぜだったのか、そしてそこから成長があったのかというを知りたくて、当日に時間ができたのでチケットと往復の新幹線切符を買って弾丸で行ったガイシホール。結論は無理してでも行って良かった!でした。
そのあたりの感想とを書いてます。

基本的には推しへの偏愛キモ感想レポなので、適当に流し読みでもしながら楽しんでください。

それではどうぞ!

影ナレ:小池・向井

「はーいw」みたいな感じで観客のコールにツボってしまうみいちゃんの可愛さと、観客の「はーい」にゲラってしまい全くナレできていない純葉ちゃん。
「純葉のこと好き?」「みいちゃんのことも好き?」合戦も、らしくて良かった!
可愛すぎて、どちらにしろ注意事項などは全く記憶に残らないので、実質的には不要なんだよなー。
ちなみに東京1日目の「麗奈麗奈」コンビの時は、注意事項が1つ1つ読み上げられるたびに「はーい」のコールが入ってたんですが、時間がかかりすぎってことなのかコール入れさせないようにしてましたね。

M01. Overture

何度体験しても、ここで曲に合わせてコールができることに感動と感謝が押し寄せて止みません。
とにかくメンバーに届けの一心で叫び散らしました。

M02. Cool  C

オープニングダンストラックに続いてのCOOL。
センターステージに登場したゾノの佇まいの美しさときたら!信じられないくらい艶やかな黒髪ロングですよね。
そして、曲が始まってからの主役はあきぽ。5曲目の「それが愛なのね」までは、なぜか自然に彼女に目が行くことが多かった印象です。最後のMCで本人も言ってたましたが、卒業したメンバーのポジションに入って参加曲も増えたこと、そして最近の外活動での好調が明らかに今ツアーのモチベーションにつながってる様子で、喜びが全身にみなぎっているように感じました。見てるこっちも元気がもらえるパフォーマンスで、ライブの前半最も躍動していたのがあきぽだったんじゃないかな、と。

M03. 半信半疑 C:山﨑

絶え間なく流れるようなポジション移動や、リズムに合わせた音ハメ的な振り付けと、このパフォーマンスは音楽とのマッチングがとにかく見てて気持ち良く、櫻坂屈指のライブ映えがする曲だと思っていています。純粋にこれが生で体験できるだけでも、今日のライブに来た価値がありましたありがとうございます。
おそらく曲調的にいろんなコールが入れられる曲だとは思ってて、そういうコールが確立したらさらに化けるのかも。

M04. 摩擦係数 WC:山﨑・森田

「ま・さ・つ!」を叫べるだけでもうお腹いっぱい。と思ってた自分がいました。でもイントロが始まった途端、去年のケヤフェスのダブルアンコールの時に感じた富士急のずぶ濡れの寒さとそれに反比例したパフォーマンスの熱さだったり、MVが公開延期された時の不安だったり、あの夏の様々な記憶が一気に脳内に流れてきて、言いようもない感情が呼び起こされました。
この曲が思っていた以上に自分にとって大切になっていたんだなって思いを馳せながら聞いていたら、見事「ま・さ・つ!」コールをするの忘れていましたね。

M05. それが愛なのね  C:山﨑

前半もっとも盛り上がった!1曲を通してずっとコールがあるということもあり、お客さんも、そしてメンバーも終始楽しそうでしたねー。声ありライブでは欠かせないパーティーチューンになったような。会場と観客を暖めるには最高の曲だと思うので、なんなら冒頭に持って来てもいいと思ったくらい。
お客さんの多くが歌詞覚えてなく(特に2番)、チラチラモニターに映る歌詞見ながら頑張って(次何叫ぶんだっけ、あ「呟いてー!」だ!)とかやりながらコールしてて、それもぎこちなくて、声あり解禁後間もないライブ感があって良かった。楽しかったなー。

M06. 恋が絶滅する日  C:山﨑

「それが愛なのね」の余韻に浸りながら、いやー盛り上がった、と思っているうちにぬるっと曲が始まり、「あれ、中央にやたら大きく躍るメンバーがいるな」と思ったら、れなぁさんでした。
恋絶のダンスは、櫻坂の表題にありがちなバキバキのキレで勝負するダンスとはちょっと違う、曲全体に統一した流れがありながらも、その中で緩急をつけたり、細かい音を取りながらの振り付けがあるタイプで。で、れなぁさんには、そういう振りの方が合っているような。抜群のリズム感と動きのキレで踊るるんちゃん、関節と技術で踊る天ちゃん・ちゅけ、気持ちで踊る夏鈴ちゃん・あきぽに対して、曲の流れに乗って踊るのがれなぁさんで、曲にハマった時は流麗な美しさが際立つパフォーマーだと思っています。「もしかしたら真実」や「桜月」も、どちらかというとこっち系の振り付けなのは、きっとそのれなぁさんの特性をTAKAHIRO先生が気にしてくれたからなのかも。あと「半信半疑」もこっち系かな。
こういう得意な曲で自信を持ってパフォーマンスできてる時のれなぁさんは、最近特にダイナミックさが増しているように感じられ、それが曲中の存在感につながっているのかなとこの曲を見ていて感じました。

M07. 偶然の答え  C:藤吉

原田葵さんの代わりに裏センターとしてれなぁさんが参加し、奇しくもこの曲のセンター経験者が縦に並ぶフォーメーションとなったのが今回のぐうこた。れなぁさんと夏鈴ちゃんそれぞれが持つ曲への解釈や思いをぶつけ合いつつ、互いに意識・影響しあいながらパフォーマンスをどんどん高めていくという、そんな奇跡的な瞬間を垣間見た気がしています。この曲に対して、メンバーの中で最も深い考察を持つであろう二人による無言の対話は、一瞬たりとも二人から目を離してはいけない、と感じるほどに強い緊張感を生み出していました。
そんななか、れなぁさんはBACKS LIVEで見せた無垢な「僕」から少し大人になった「僕」を演じられていて。何も知らない初恋から、一度離れ離れになった二人がいろんな経験をしてきて少し成長しそこで再開するような、もっと複雑で繊細な感情と、内に秘めながらも隠しきれない強い恋への思いといった感情を表現されてたんじゃないか、と思いました。個人的にはここで最初に泣きました。

M08. 五月雨よ  C:山﨑

今回の3rdツアー、自分が初日の代々木で感じたのは、実は「物足りなさ」でした。溌剌として弾けるような3期生の「演じる喜び」に対して、1・2期生は「こなす」ことに一杯一杯だった様子が透けて見えた気がして、「ドームを超える、という意気込みはなんだったんだろう」と。期待していたほどの感動を得られなくて、少し残念に感じたのは間違いありません。
代々木1日目は少し遠めのアリーナ。低い位置で、センターステージからそこそこ近くだったということもあり、特にこのステージを中心にして踊っていた3期生が躍動して見えた影響もあるかなと思っていたりもしました。
愛知2日目はステージ近くのスタンドを取れて、上から全体が俯瞰できる位置で見れるようになり、さらにこの曲からステージが明転して全貌がよく理解できるようになったところで、ようやくその「物足りなさ」の正体がようやく理解できました。それが、1・2期生の動きを全て制約するような舞台デザインの不備。

まずメインステージの幅は狭く、15人がダイナミックな動きやフォーメーションチェンジをするには狭すぎる。これが足枷の1つ。
さらに厄介なのが、ステージ後方の高台。数メートル、3階分くらいの高さがありながら、高台ステージの奥行きはおそらく1.5メートルといったところ。しかも前方には柵のような安全を担保できそうな仕掛けが一切ない。メンバーはまるで崖の上で踊っているような感覚だったことでしょう。
それでもみんな足元を確認しながら踊るわけにはいきません。前を向いて全力・笑顔のパフォーマンスを披露しないといけない。その状況は高所恐怖症の自分からしたらあり得ない、正直罰ゲームみたいな環境で踊らされてるに近いんじゃないかと。これではさすがに全力のパフォーマンスなどできるわけもなく。やっぱり大体の人が萎縮した感じで踊ってました。
前に一歩を踏み出すのに躊躇するようなステージレイアウトの中、唯一ゆいぽんだけはそんな環境をものともせず舞台ギリギリまで足を踏み込んでダンスしていて、本当に尊敬しかなかったのですが、そのダンスを見るたびにもしかしたら足を踏み外して舞台から落ちてしまうんじゃないかと本当にヒヤヒヤしっぱなしでした。そこさくのホワイト化なんて明らかに程遠くて、番組の環境改善以上にこのステージ環境の改善を即刻すべきだと思いました。
演者の持つポテンシャルを精いっぱい引き出せない演出って何だろう?そんな中、櫻坂のみんなは本当によく頑張っていたと思います。

M09. もしかしたら真実   C:守屋

正直ダンスという面ではハード的に制約がありすぎた今回のツアーですが、推し視点での見どころはまだたくさんあると思いました。例えばツアー中のれなぁさんの成長ポイントを上げるとしたら、それは間違いなく「声」。それをこの曲を通じて再認識しました。
れなぁさん、ミニラの時から発声を変えようとして色々挑戦しつつも、その時は模索中という様子でしたが、ツアーを迎えてから明らかに声の質が爆上がりしています。お声のかわいらしさを保ちながら、歌パートではフレーズの最初から最後まで声がしっかり遠くまで通るようになっていて、推しの声が会場に満ち渡って包まれる感覚がこんなにも幸せで心地いいものだとは。感無量だったなぁ。
れなぁさんのお声は、お顔以上に櫻坂というチームにとって大きな武器になると確信した曲。ここはもっと運営も上手く使ってほしい。あんな人の心を震わす声、他にないです。

M10. 無念  C:松田

まつりちゃんの堂々たる振る舞いと、全身全霊こめた土生ちゃんのダンスがみれて本当に幸せでしたー。

3期生ダンストラック
M11. 夏の近道  C:谷口

これまでのどの曲よりも高いBPMでノリやすく、さらにはセンステを目一杯に使って制服姿の急成長を遂げたフレッシュなメンバーが跳ね回るパフォーマンス、しかもおもてなし会を通じてコールの仕方も確立している。そりゃ盛り上がらないわけはないですよね。
なかでも名古屋2日目は、谷口さんのガチガチに固めた触覚の可愛いさがハイライトの1つ。そして何と言ってもバッキバキ、キレキレのダンスを満面の笑顔で踊る山下さんの異質感。これまでこういうダンスはキメ顔で踊るのが櫻坂だったんだけど、こういう場所で踊れることの喜びしか感じていないような、高難度ハイカロリーのダンスを難なく楽しく踊っちゃうという、文字通りニュータイプの登場にワクワクが止まりませんでした。

ダンストラック
M12. 魂のLiar  C:守屋 
この曲に関しては
1、メンバーと客との間でどう盛り上がるかの合意形成ができていない。
2、裏打ちのクラップが難しすぎる。
この2点が原因でまだ盛り上がれない曲になっているなと感じました。
ペンライトではなくてクラップしてほしい、というメンバーの意図がまだ伝わっていなく、また曲的にメンバーが客を煽るタイミングもなくて、盛り上がり方のコミュニケーションができていなかったのでまだお互いに戸惑いがあったなと。曲の前にチュートリアルの時間があってもよかったのかなぁ。

ただ、名古屋2日目、自分は頑張ってクラップしてみてたのですが裏拍でノリ難く、事前に練習しておかないと、その場で即興で合わせるのはかなり困難です。なんで裏拍のクラップにしたんだろ?クイーンの「we will rock you」をパクって、シンプルに表拍の「ストンプ・ストンプ・クラップ」のリズムとかが絶対に乗りやすかったのにと思うとちょっと残念です。今からもう少し変えられないかな。博多はどうだったんだろう?

ダンストラック:森田

かっこよすぎた。

M13. Nobody’s fault  C:森田

代々木ではあのシーンで飛べなかったるんちゃんが飛んでるの本当にすごい。

ダンストラック
M14. なぜ恋をしてこなかったんだろう? C:藤吉

どこかで誰かが「夏鈴ちゃんエロい」っていってた意味が分かりましたわ。色気のオーラダダ漏れ振り撒きまくりで、この夏鈴ちゃんに触発されて、他のメンバーもなんか変なオーラを噴き出しまくってた。れなぁさんも例外ではなく、本来のポテンシャルとして抱えているエロ可愛さが隠せていなくて、動くたびにプシュプシュと何かを暴発させながら動いてました。だって花道走ってるだけで「可愛くてしかも色っぽい!」ってなってたからな。

M15. 流れ弾  C:田村

1コーラス分ほのすをただ突っ立たせておく演出、色んな意味で凄かったです。ほのすのビジュアルと存在感に対する圧倒的な信頼があって初めて成り立つ、賭けみたいな演出。それに応えるほのすは流石。

M16. Dead End   C:村井

三期生の勢いとこの曲の勢いとがマッチして素晴らしかった!
けど、この曲にはやっぱり絶対的な王が必要なんだよ…。表情の機微一つで東京ドーム数万の観衆の心を瞬時に鷲掴みにできる王。ライブ冒頭ホーンのセクションの立ち上がりと共に客を煽ってボルテージを一気に高められる王。曲中一人玉座に「どかっ」て感じで座ってイキってみようとするんだけど、体重が軽すぎたのか椅子座面の弾力が強すぎたのか、結局「ぽふっ」って感じで跳ね返っちゃって、見てるみんなが「格好い…えっ…かわいい…♡」ってなっちゃう王。そんなるんちゃんの帰還をみんなが待ち望んでいるんだ…。

ダンストラック
M17. 条件反射で泣けて来る   C:山﨑

このツアー、セットリストの後半は、センター陣がその「個」の強さをいかに発揮するかが裏テーマにあると思うんですが、三期生で盛り上がってた場を一人切り裂くように歩いて、歩くその場から一気にその空気を変えて観客を支配できる天ちゃんの存在感がエグかったです。
ただ、条件反射に関して言えば、曲の振り付けの構成として「群」で見せた方が迫力があるような気がして、天ちゃんとその他のメンバーが散り散りになってしまう今回のステージ構成は物足りなく感じました。

M18. BAN  C:森田

曲中の間奏を延長してユニゾンパートを大幅に増強したエクストラダンストラックは、オリメンはここまでさらにやれるんだぞっていう先輩の意地とプライドの結晶だったと思います。そしてれなぁ途中退場で満を持しての桜月!

M19. 桜月  C:守屋 / F:小池・小林

守屋麗奈さんというアイドルが櫻坂46の中で誰よりも優っているのが「挫折した経験の数」なんじゃないかなって思っています。
誰よりも果敢にいろんな挑戦をしてきたから、いろんな成功体験もある一方で、それ以上に悔しい思いもたくさんしてきたはずで、でもそれがれなぁさんの成長の源泉になってる。
ラヴィットでようやく頭角を表して個人として少しずつ知られてきていても、グループの弱さという壁に誰よりも直面したのがれなぁさん。あれだけのクオリティの写真集を出しても他グループほどに売れない現実を味わって。川島さんと指原さんの番組で爪痕を残しつつも、一般の人には自分のことも櫻坂のこともまだ認知してもらえていなかった事実を目の当たりにしたり、ネタとはいえ過去共演したはずの千鳥に「知らん人」「日向坂」扱いされたり、ぶりっ子キャラを確立したと思ったら初対面の芸人に年齢を理由にそれを否定されたことだってある。
見取り図盛山さんが表現するように「孫悟飯」並みの急成長を遂げながらステップアップをしても、その度にもっと大きな壁に直面する現実を何度も経験して、だからこの桜月の期間は、その悔しい思いをなんとか回収していこう、という期間だったのだと思いました。

グループをもっと知ってほしい、その危機感が誰よりも強かったからこそ、この「桜月」の期間はれなぁさんを通じて櫻坂を知ってもらうさまざまなスキームを作り出して、結構画期的なことをたくさんやったと思います(ラヴィットでの曲披露、NHKであのノリを恥ずかしげもなくぶっこむ、youtubeやインスタの活用とか)。そしてこのツアーで歴代センターがその魅力を発信するツアーにも、れなぁさんの「櫻坂のいろんな魅力を知ってほしい、いろんな桜坂があるんだ」という意思が込められてるのかも、と思わずにはいられないセトリだったともいます。

一方で同時に自分自身を飛躍的に成長させなければいけないツアーでもあり、その全てがこのライブ最後の曲である桜月に凝縮されていていた、そんな気迫が伝わってきました。
おそらくここで狙ったのは、これまでのパフォーマンス面での挫折の経験成功体験に変えることだったのではないでしょうか。
例えばそれは、MV撮影で味わった「自由に、と言われて何もできなかった自分」を克服することであり、例えばそれは、かつてアー写撮影時にOSRINさんに呼び出されて指摘された「表現力の弱さ」の克服でもありました。

その過去の自分を上書きする手段としてれなぁさんが選択したのは何か。天ちゃんやるんちゃんが見せた、ダンスのテクニックや動きのキレ、ダイナミックさでイケ散らかすことではなく、夏鈴ちゃんのような感情のオーラを爆発させる表現でもなく、ほのすのように立ち姿だけで圧倒的な存在感を出すことでもない、独自の表現。それが、静かにただゆっくりとステージを歩きながら1万の観衆の注目を自分に全集中させ、その上で立ち居振る舞いと表情で繊細な感情の機微を表現し、曲の世界観を伝えることでした。

曲が始まる前センターステージから登場し、花道をゆっくり歩いてメーンステージに向かう道すがらのれなぁさんは、感情を抑えた憂いのある表情。パフォーマンス中は誰よりも気迫の籠った力強い大きな振りで全員をリードしながら(サビ冒頭の「風に吹かれて 心の中を舞い上がる」のあたりの振りは出色!)、それでも表情の管理は冷静に、徐々にグラデーションをつけながら笑顔へと変えていく繊細な表現を徹底していました。
曲が終わって最後舞台に一人残り、アドリブを交え多様な感情を載せた笑顔を使い分けながらたどり着いたセンターステージの捌け口。圧巻だったのは、最後にフェードアウトする刹那に見せた、一瞬左に視線を向けて「?」って聴衆を油断させ、そこから右に振り返りながらの渾身の挑発的な微笑み。れなぁの武器である笑顔、その無限のバリエーションを見せつけながら、さらに最後の不意打ちとも言えるあざとい表情は、雷に打たれたかなような衝撃でした。
「アイドル」でもあり、「表現者」でもある櫻坂のセンター、トリを務めるにふさわしいパフォーマンス。終わった瞬間、あの「ペンラを握りしめたが最後、曲中のクラップもアンコールの拍手すらもしない」で有名なbuddiesの皆さんからの沸き立つような、そしてとめどない拍手を見て打ち震えながら年甲斐もなく号泣してしまいました。
でもきっと最後の大阪公園に向けてまだ進化するんだろうなぁ。神奈川の2日目しか買ってないけど、これはチケット買い足さないと、と思わずにはいられませんでしたね。

EN1. Buddies C:山﨑

ここからはファンサタイム。スタンドにほのす、その後ゾノと会長が現れて2メートルもない距離で3人見れたのすごい!会長のビジュがとんでもなかった!ステージの方では的野さん、小田倉さん、みいちゃんと目が合った!(と思いたい)

MC:守屋

櫻坂の歌前の最後のMCがれなぁ!これがまためちゃくちゃはまってて、正直この日1番の衝撃がこのMCだったかも。かなりボイトレ積んだ成果なのか、ハキハキと通る可愛い声で、ちゃっちゃとテンポ良く皆んなに話をふって、合いの手も可愛すぎた。あと最初に話を振ったのがあきぽなのも、この二人の絆を勝手に感じちゃいました。

個人的には櫻坂の中ではほのすがめちゃくちゃMCうまいなとこれまで感じてきて、ほのすは人の話をうまくまとめるのがうまいのに対して、れなぁはサクサクと人の話を捌くのに向いてるのかなと思った。この二人はおそらく今後いろんな場面でMC的なポジションもやって行くことになるだろうから、このれなぁのMCの才能が少し見れたのはものすごく良かったなー。ヘラヘラもしていなかったし、超絶可愛い「とゆことで」が何度も聞けたし。最高の締めだった!
(ただ、福岡ではヘラヘラしちゃってたらしいですね…。それはそれで見たかったですが)

まとめ

全体的には、前半はコールをしやすい曲を中心に、後半はセンター共演大会、そしてアンコール以降はファンサ、というようにいろいろ盛りだくさんの幕の内弁当みたいなライブだったと思います。個人的には、桜坂の魅力はメンバーのダンスを中心としたパフォーマンスなので、それが若干抑制される演出、というか舞台レイアウトが残念だったと思います。もっとメンバーを使用してあげて、シンプルに、メンバーの身体能力や表現力を活かした構成にして欲しかったという思いはありますが、それでもメンバーはそれぞれ自分の得意なことは何かを考えながら一生懸命取り組んでいて、それがとても格好良かったです。特に名古屋2日目は代々木初日よりもいろんな面で進化してて、これから先の講演も楽しみになりました。櫻坂の成長速度、本当にえぐいですよね。


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