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火災保険申請のススメ①

初めまして、カタツムリと申します。

みなさんは火災保険を請求したことはございますか?
そして、火災保険では火災意外にも建物が損傷した際に請求が可能なことをご存知でしたでしょうか?

マイホームを建てて火災保険に加入はしたものの、請求をせずに永遠と支払いだけをしているということは多々ある事例です。

そして、その請求が難しいと思いがちで申請が遠のいている方が沢山います。
ですが、火災保険は申請するべきです!決して難しくないです。

この記事ではそんな火災保険の申請について
申請のコツや、注意点などを投稿していきたいと思います。

・まず初めに 

 私は、今までに5年間火災保険の申請サポートの業務をしていました。初めは右も左もわからずでしたが、徐々に内容も熟知して、月に平均30件の建物の申請のサポートを担当しました。火災保険の最高受給は200万円を成功しました。ですが、半年前に諸事情のため、サポート業務からは離れることとなりました。

 火災保険の申請サポートとは、火災保険の請求を逃している方や、申請の仕方がわからない方の申請のサポートをすることです。
保険受給までお手伝いし、成功報酬を頂くことです。
その成功報酬の内容ですが、契約する業者によって変わります。
受給金額から25〜40%の金額を業者へ支払います。

 このサポート業者を頼るということですが、よく怪しいと思われますが、サポート自体は違法ではございません
ですが、デメリットもございます。
・成功報酬を支払い後、その業者でリフォームをしないといけない契約になっていた
・相見積もりをするつもりでいくつかの業者で調査後、契約の内容で途中キャンセルした場合が発生することでキャンセル料を請求される
・決して安くはない成功報酬の金額を支払い後、肝心な損傷の修復リフォームなどにお金が回らなくなった
など、業者との間にトラブルが発生する場合があるのです。

もちろんメリットもございます。
・一人で請求が心細いのでサポートの業者と話すことで知恵を得れるし、頼りになる
・建物調査をしてもらえるので、自分で発見出来ない部分も見てもらえるという安心感
・知らないことばかりだったのに多額の保険を受給できた
上記の事もありますので、決してダメなわけではないです。

ですが、ここで疑問がでてきます。
せっかく保険を受給できたのに、その金額から報酬として40%も支払うのは果たして得策なのでしょうか?
例えば、受給金額が100万円だった場合手元に残るのは60万円です。そして、それは業者を利用すれるたびに毎回発生します。

 昨年(2022年)、10月から大手保険会社(S社など)が火災保険料の値上げされました。そして、約款が少し変更されて、今までより厳しくなった内容です。不況のこの世の中で、少しでも自分のことは自分で守っていかなければなりません。

 そこでこの度、私は火災保険の申請のススメを読むことで、みなさまの為に少しでもなればと思い記事を書くことになりました。 今回は火災保険の利用できる範囲などの説明にはなります。そして、今後の投稿していく記事の内容を読むことで、火災保険は自分で請求できます。

火災保険の補償で申請可能な3点

火災保険には補償内容があります。その中で契約当時に一緒に加入してる補償が申請可能な場合があります。ただ、補償の加入の有無や範囲は個人差があります。補償の内容の確認は契約してい各保険会社へ尋ねることや、保険証書で確認することが可能です。
注意点ですが、保険会社の火災保険と共済にての火災共済は別物です。火災保険ではなく共済に加入している方は次の記事「火災共済について」をご覧ください。
下記3点がある場合は申請可能がかもしれません。

・風災、雹(ヒョウ)災、雪災


 風災は強風などで建物が損傷したり、強風で物が飛んできて建物を損傷させたりした際にも申請が可能です。この強風の基準ですが、台風が発生していなくても申請は可能なことがあります。台風以外で、年末年始の強風や春先の強風でも建物が損傷したケースがあります。
 雹(ヒョウ)災は氷の粒が降ってきて建物を損傷させた場合に申請が可能です。2022年には関東地方で雹(ヒョウ)がふりましたね。こちらの申請はお済みでしょうか?
 雪災は雪の重みで建物が損傷したりする場合、申請が可能となります。近年積雪シーズンでの降雪量や、積雪量は増えています。 北海道や東北だけではなく積雪があった場合は全国で損傷が発生する可能性があります。

・地震保険

 地震保険は火災保険に加入する際に一緒に加入している方もいると思います。建物が崩壊してから使用するのかと思っている方も多いですが、実は違います。基礎など柱にヒビがいくつか発生している場合申請が可能な場合があります。近年各地で地震が何度も発生していますね。もしかしたら申請可能かもしれません。

・破損汚損(不足かつ突発できな事故)

こちらの補償に入ってる方はまちまちですが、意外と知らない間に加入している場合もございます。そして、この補償は屋内の損傷で利用できます。壁や床の穴、電化製品の損傷等その幅は広くあります。一番見逃しがちな補償かもしれません。

火災保険を申請する際に注意すること

当たり前ですが、あくまでも火災保険を悪用しないことです。
下記の内容は絶対しないでください。最悪捕まります。

・故意に建物を壊して虚偽申請すること

火災保険を請求したい為に故意に建物を破壊して請求することは違法です。そして、建物を故意に破壊して請求するサポート業者もごくわずかですが未だにいます。サポートは悪ではありませんしほとんどのサポート業者はそんなことはしません。悪徳業者を利用すれば法に触れるのは保険契約者も同じです。十分注意してください。

・保険契約者以外で結託して申請する

保険契約者の同意なく申請はできません。ただ異例もあります。
建物の所有者が変わった場合、保険契約者を名義変更する事で可能な場合がございます。他には親族等が体が不自由だったり、高齢なため申請することが難しい場合は、代理人として申請可能な場合があります。どんな場合もあらかじめ保険会社に確認し、保険会社の指示に従ってください。


・サポート業者はOKだが代行業者には注意すること

火災保険の申請にて代行業務で頼むのは違法です。だた、可能な場合もございます。弁護士や司法書士などの資格保持者の代理請求は可能です。ただ、弁護士などの資格保持者に代行してもらう場合は、成功報酬も高いと思いますので十分確認する必要があります。

終わりに

最後まで読んでいただきありがとうございました。
 これまで、沢山のサポートをさせていただきましたが、火災保険を契約をしているのに補償内容をほとんど理解していない方は、沢山いらっしゃいました。
 本来は保険会社がきちんと話しておくべきかとも思いますが…
私個人的に、約款を読んだりもしましたが、少し難しく書いてる部分がおおいですね。あと字が多すぎます。笑
もしかしたら申請専門の部署以外は、マニュアルを読んで行動しているだけで、保険の熟知をしてない方もいるのかもしれません。
ですが、せっかくの補償なので、皆様にはきちんと請求をしてもらい、しっかり活用していただければと思います。
 今回は説明することがたくさんになりました。今後記事に申請を自分でできるようになる内容を記載いたします。次回を楽しみにお待ちください。


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